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【Asics】グライドライドマックス2 レビュー│もはやマジックスピード4?

グライドライドマックス2 レビュー

 アシックスのグライドライドマックス2は、強いロッカー形状で楽に走れることが特徴のシューズです。

 初代モデルからアッパーのみの変更かと思っていましたが、実際履いてみるとトレーニング寄りの性能にアップデートされていました。

 本記事ではグライドライドマックス2の特徴・使用感について、初代モデルと比較しながらレビューします。

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グライドライドマックス2 基本情報

グライドライドマックス2 斜視図
  • 発売日:2026/1/15
  • 定価(税込):¥19,800
  • 重量:267g(27.0cm), 235g(25.5cm)
  • 厚さ:42mm(M), 41mm(W)
  • ドロップ:8mm
  • ミッドソール:FF Blast Max + FF Blast Plus + EVA Plate
  • カテゴリー:ニュートラル
  • 主な用途:ジョギング、ロング走、LT走、ロードレース・マラソン(サブ4〜完走)
メリット
  • ロッカー機能が強化
  • レスポンスが速い
  • 約20g軽量化
  • 40mm超のシューズとしても軽い
デメリット
  • 2,200円値上げ

グライドライドマックス2の特徴

グライドライドマックス2 ミッドソール

 グライドライドマックス2は厚底ソールを活かした強いロッカーが特徴のシューズです。

 公式サイトではゲルニンバス・ゲルキュムラスなどと同じ「クッション」カテゴリーに分類されています。

 ただし、アシックス公式の分類には「ニュートラル」カテゴリーがないため、スタビリティでもないことからクッションに分類されているだけだと思われます。

 クッションカテゴリーで考えれば少し特殊な立ち位置で、本記事ではニュートラルとしてカテゴライズしています。

 ゲルニンバスなどと用途は大きくは変わりませんが、軽量かつ体重移動のアシストでペースが上がりやすく、タイムを意識したレース・トレーニングでも活躍します

 厚さは公表値が42mm(メンズ)で、初代モデル(44mm)よりも2mm薄くなりました。この差異は記事後半で考察します。

     ミッドソール上層はノヴァブラスト5にも使用されている「FF Blast Max」、下層にはより硬めの「FF Blast Plus」を配置しています。

     さらに前足部〜中足部かけて、柔軟性が高いEVAプレートを内蔵しています。

     EVAプレートはロッカー形状を維持するような目的で配置されており、特徴的なライド感を生み出しています。

     重量は代表サイズ(27.0cm)が267g、25.5cmで実測235gでした。

       実測値ベースではノヴァブラスト5よりも数g重い程度で、思っていた以上に軽量でした。公表値は実際よりも重いと思われます。

       40mm超のシューズの中では軽量で、平均的なジョギングシューズとして考えても重くはありません。

      実走レビュー

      サイズ感・履き心地

      グライドライドマックス2 サイズ感
      グライドライドマックス2 ウーブンアッパー

      左右にスライド可能です

       サイズ感は若干小さいような気がしましたが、普段のサイズが一番フィットしました

       スーパーブラスト2とほぼ同じようなウーブンアッパーが採用され、見た目からも大きく軽量化に貢献していることが分かります。

       2層目がないため少しザラザラしていますが、メッシュの隙間から直接空気が流入するため通気性は抜群です。

       ゲルニンバス・ゲルカヤノなどではまず見ないアッパーなので、ここからも性能に比重を置いていることが伝わってきます。

      初代モデルよりもロッカーが強い

       初代モデルと比較しながらレビューしてきます。

      グライドライドマックス2 グライドライドマックス
      GlideRide Max 2 GlideRide Max
      ¥19,800 定価
      (税込)
      ¥17,600
      267g 重量
      (27.0cm)
      290g
      42mm 厚さ 44mm
      8mm ドロップ 8mm
      EVA(4.5mm) インソール Ortholite(5.5mm)
      FF Blast Max + FF Blast Plus + EVA Plate ミッド
      ソール
      FF Blast Max + FF Blast Plus + EVA Plate

      商品画像の引用元:asics.com

       比較表の通りミッドソールは同じ材質で、形状もまた全く変わっていないことが分かります。

       ただしライド感は結構変わっていて、2代目の方が強くロッカーが感じられました

       理由の1つがインソールで、OrtholiteからEVA製に切り替わっています。

       アシックスのクッション・スタビリティモデルでEVAインソールを採用しているシューズは、グライドライドマックス2しかありません!

      グライドライドマックス2 インソール

      (左)Ortholite (右)EVAインソール

       初代モデルのOrtholite X-55はシリーズでは弾力感があるグレードですが、それでもEVAに比べれば局所的に変形しやすく、ロッカー形状がぼやけるような印象でした。

       ちなみに、厚さが2mm減少しているうちの1mmはインソールでした(実測値ベース)。

       残りはアウトソールしか考えられませんが、こちらは変わってないような気がするので、より正しく測定しただけかもしれません。

       ロッカーを強く感じたもう1つの理由は推測ですが、EVAプレート(またはフォーム)の剛性が増しています

       初代モデルでは公式サイトに記載されていなかったEVAプレートが今作では明記されていることからも、何か変えたのではないかと推測してしまいます。

       全体的にクッションは低下していますが、初代モデルはゲルニンバスと変わらないくらいの感覚だったので、丁度良い硬度になったよう思います。

       これによりレスポンスが向上し、さらに約20gの軽量化もあるため、ペースの上限は大きく引き上げられたように感じます。

       今作は緩めのペースでリラックスして走るというよりは、テンポ良く走る使い方が合っていると思いました。

      もはやマジックスピード4では?

      グライドライドマックス2 ガイドソール

       ソールの剛性に伴って反発力も増しており、特にEVAプレートがある前〜中足部で強く推進力が感じられます

       ロッカーで転がった後に反発で進む感覚はマジックスピード4に似ていて、トレーニングモデルともいえるような性能です。

       マジックスピード4を少しジョギング寄りにアレンジしたといっても良いくらいで、しっかりスピードを出すことができます。

       アシックス公式のカテゴライズは気にせず、テンポラン辺りまで使えるシューズだと考えて問題ありません。

       一番近かったカテゴリーが「クッション」であって、そこにレーシングモデルの機能を取り入れたような構成だと感じます。

       初めてプレート内蔵シューズを履きたい方に対しても、負荷が小さく良い入り口になるのではないかと思います。

       出力を抑えて走れるので、中〜上級者にとっても少しペースを上げたい場面で活躍してくれるはずです。

       私の場合は、キロ5を切るジョギングから3分40秒(/km)付近のテンポランまでが最適な範囲だと感じました。

      どんなランナーにおすすめ?

       グライドライドマックス2は以下のようなランナーにおすすめできるシューズです。

      こんなランナーにおすすめ
      • 転がるように楽に走りたい
      • マジックスピード4のライド感が好み
      • ペースを上げつつも無駄な力は使いたくない
      • 初めてプレート内蔵シューズを試したい

       逆に、以下のようなランナーには合わない可能性があります。

      こんなランナーには不向き
      • のんびりリラックスして走りたい
      • 初代モデルと同じレベルのクッションを期待している