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【2024版】ブルックスのランニングシューズ10足まとめ│タイプ別に紹介

ブルックスのランニングシューズを紹介

 ブルックス(Brooks)のランニングシューズをタイプ別に分類し、各シューズのスペック・用途・特徴を紹介します。

 ミッドソールの「DNA LOFT」「DNA FLASH」についても簡単に解説しているので、参考にしてみてください。

シューズまとめ記事のリンク

メーカー別
レベル別
用途別

シューズのタイプ解説

クッション(Cushion)

ブルックス クッションカテゴリー

 クッション性に優れていて、ジョギング・ロードレース(サブ4〜完走)・タウンユースに適しています。迷ったら代表モデルのゴーストがおすすめです。

 クッションカテゴリーのシューズは、基本的にはミッドソールに「DNA LOFT」系のフォーム材を使用しています。

 フォーム材の処方と製造方法を改善した「DNA LOFT v2」は、DNA LOFTよりも軽くてクッションが高くなりました。

 DNA LOFTに窒素を注入した「DNA LOFT v3」は、耐久性を損なわずにクッション性とエネルギーリターンが改善されました。現行モデルは全てDNA LOFT v3に移行しています。

スピード(Speed)

 軽量で反発力に優れていて、ロードレース(サブ4〜完走)・スピードトレーニングに適しています。プレートを内蔵したシューズもあります。

 スピードカテゴリーのシューズは、基本的にはミッドソールに「DNA FLASH」系のフォーム材を使用しています。

 DNA FLASHを改良したDNA FLASH v2は、より軽量になり、かつエネルギーリターンが約10%向上しました。

クッション(Cushion)

ゴースト16

  • 定価(税込):17,600円
  • 重量:270g(27.0cm), 240g(24.0cm)
  • 厚さ:35mm
  • ドロップ:12mm
  • ミッドソール:DNA LOFT v3
  • 主な用途:ジョギング、ロング走、ロードレース・マラソン(サブ4〜完走)、ウォーキング、タウンユース

 ブルックスの代表モデル。シンプルな構造で、クッション性と安定性のバランスがとれている。

 ミッドソールがDNA LOFT v3にアップデートされ、前作(ゴースト15)よりもクッション性が向上し、10g軽量になった

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ゴーストマックス2

  • 定価(税込):22,000円
  • 重量:305g(27.0cm), 270g(24.0cm)
  • 厚さ:39mm
  • ドロップ:6mm
  • ミッドソール:DNA LOFT v3
  • 主な用途:ジョギング、ロング走、ロードレース・マラソン(サブ5〜完走)、ウォーキング、タウンユース

 名前から想像できる通り、代表モデルであるゴーストの厚底版。ゴーストよりも6mm厚いうえにドロップも小さいため、よりクッションを感じることができる。

 マックスクッションに分類されるものの柔らかすぎず安定感があり、ロッカー形状により楽に走ることができる。リカバリー目的・タウンユースに最適。

▼前のモデル

アドレナリンGTS24

  • 定価(税込):19,800円
  • 重量:285g(27.0cm), 250g(24.0cm)
  • 厚さ:36mm
  • ドロップ:12mm
  • ミッドソール:DNA LOFT v3 + GuideRails
  • 対象レベル:ジョギング、ロング走、ロードレース・マラソン(サブ5〜完走)、ウォーキング、タウンユース

 安定性に特化したモデルで、ウォーキングにもおすすめ。後足部に設けたGuideRailsにより接地時のねじれが抑制される。

 ミッドソールには新たにDNA LOFT v3が採用され、前作よりも軽量化されつつクッション性も向上した。

グリセリン21

  • 定価(税込):25,300円
  • 重量(27.0cm):280g(通常モデル), 300g(GTS), 265g(StealthFit)
  • 厚さ:38mm
  • ドロップ:10mm
  • ミッドソール:DNA LOFT v3
  • 主な用途:ジョギング、ロング走、ロードレース・マラソン(サブ4〜完走)

 クッション性に特化したモデル。通常モデル、GTS(Go-To-Support)、StealthFitの3モデルが用意されている。

 GTSは、アドレナリンGTSにも採用されているGuideRailsによって安定性がサポートされるが、重量は20gほど重くなる。

 StealthFitは伸縮性があるアッパーが使用され、靴下のような感覚が特徴。サポート力は落ちるが、通常モデルよりも15gほど軽い。

レベル7

  • 定価(税込):14,300円
  • 重量:257g(27.0cm), 227g(24.0cm)
  • 厚さ:32mm
  • ドロップ:10mm
  • ミッドソール:BioMoGo DNA (EVA)
  • 対象レベル:ジョギング、3km~ハーフマラソン、部活用

 ブルックスのランニングシューズとしては安く、部活用シューズの位置づけ。部活用として考えれば厚めでクッションは高い。

 ミッドソールはDNA LOFTではなく、BioMoGo DNAを使用。DNA LOFTよりも硬めで、シンプルなフォーム材といえる。

スピード(Speed)

ハイペリオンエリート4

  • 定価(税込):35,200円
  • 重量:205g(27.0cm)
  • 厚さ:40mm
  • ドロップ:8mm
  • ミッドソール:DNA FLASH v2 + Carbon Plate
  • 主な用途:ロードレース・マラソン(サブ2.5〜サブ3.5)、インターバル、LT走、ロング走

 ブルックス最速のマラソンシューズ。新しいフォーム材であるDNA FLASH v2を採用したことでエネルギーリターンが向上し、さらに25g軽量化された。

 他社の厚底モデルと比較すると硬めの乗り心地で安定性が高く、幅広いレベルのランナーに対応している。

ハイペリオンマックス

  • 定価(税込):24,200円
  • 重量:220g(27.0cm), 190g(24.0cm)
  • 厚さ:34mm
  • ドロップ:8mm
  • ミッドソール:DNA FLASH
  • 主な用途:ロードレース・マラソン(サブ3〜サブ4)、インターバル、LT走、ロング走

 ハイペリオンエリート3からカーボンを取り除いたような構成。インターバル、テンポ走、ロング走、マラソン(サブ3~サブ4)など用途が幅広く万能

 前足部が反りあがったロッカー形状を採用しており、体重移動がサポートされ効率的に推進力が得られる

ハイペリオン2

  • 定価(税込):22,000円
  • 重量:200g(27.0cm), 180g(24.0cm)
  • 厚さ:34mm
  • ドロップ:8mm
  • ミッドソール:DNA FLASH v2
  • 主な用途:ロードレース・マラソン(サブ3〜サブ4)、インターバル、LT走、ジョギング(速め)

 ブルックス最軽量。スピードを求めつつも、適度なクッションも欲しい場面に適している。短距離選手にもおすすめ。

 前作よりもソールが2mm厚く、ハイペリオンマックス(初代モデル)のようになったが、DNA FLASH v2が採用されたことで15gも軽量化された

 ハイオペリオンマックス2はプレートが内蔵されたため、プレートがないハイペリオン2と大きく差別化された。

ハイペリオンテンポ

ブルックス ハイペリオンテンポ
BROOKS(ブルックス)
  • 定価(税込):19,800円
  • 重量:207g(27.0cm), 190g(24.0cm)
  • 厚さ:30mm
  • ドロップ:8mm
  • ミッドソール:DNA FLASH
  • 主な用途:3km~ハーフマラソン、インターバル、LT走、ジョギング(速め)

 一世代前のスピードモデル。中上級者のトレーニング用として人気が高い。

 ハイペリオンマックスの旧モデルのような印象があるが、4mm薄いためトラックでのトレーニングで使いやすい。

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ローンチGTS10

  • 定価(税込):16,500円
  • 重量:245g(27.0cm)
  • 厚さ:32mm
  • ドロップ:10mm
  • ミッドソール:BioMoGo DNA (EVA) + GuideRails
  • 対象レベル:サブ3.5~サブ5

 トレーニング用に設計されたモデルで、軽くてスピードが出しやすい。今作ではアッパーが強化され安定性が向上した。

 ミッドソールはDNA FLASHではないため、レーシングとデイリートレーナーの間に位置するシューズと考えるのが良い。