【2024版】Brooksのランニングシューズ10足まとめ│タイプ別に紹介
2023/01/01
★2024/3/12更新:記事を更新しました★
ブルックス(Brooks)のランニングシューズ10足をまとめました。購入時の参考になるようにタイプ別に分類しました。
シューズまとめ記事のリンク
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目次
シューズのタイプ解説
クッション(Cushion)
クッション性に優れていて、ジョギング・ロードレース(サブ4〜完走)・タウンユースに適しています。迷ったら代表モデルのゴースト15がおすすめです。
EVA・ゴム・空気をブレンドしたソフトで耐久性が高い「DNA LOFT」というフォーム材を使用しています。
フォーム材の処方と製造方法を改善した「DNA LOFT v2」は、DNA LOFTよりも軽くてクッションが高くなりました。
DNA LOFTに窒素を注入した「DNA LOFT v3」は、耐久性を損なわずにクッション性とエネルギーリターンが改善されました。
スピード(Speed)
ブルックス最軽量のフォーム材である「DNA FLASH」、またはDNA LOFT・DNA AMPの中間の柔らかさを持つ「BioMoGo DNA」が使用されています。
DNA FLASHはエネルギーリターンに優れ、レーシングまたはトレーニングモデルのみに採用されるフォーム材です。DNA FLASHを改良したDNA FLASH v2は、より軽量でエネルギーリターンが約10%向上しました。
エナジャイズ(Energize)
ブルックスで最も反発力が高いフォーム材である「DNA AMP」が使用されています。DNA AMPはPU(ポリウレタン)の周りを薄いTPU(熱可塑性ポリウレタン)が覆う構成となっています。
着地時の力によってPUが変形するものの、PUよりもやや硬いTPUが変形量を規制することで大きなエネルギーを溜め込み、高いエネルギーリターンが得られるようになっています。
クッションカテゴリーのシューズよりも硬いですが、ジョギング以上のペースを出すならエナジャイズがおすすめです。
クッション(Cushion)
ゴースト15
- 定価(税込):17,600円
- 重量:280g(27.0cm), 250g(24.0cm)
- 厚さ:39mm
- ドロップ:12mm
- ミッドソール:DNA LOFT v2
- 対象レベル:サブ4~完走
ブルックスの代表モデル。シンプルな構造で、クッション性と安定性のバランスがとれている。
ミッドソールがDNA LOFT v2にアップデートされ、前作(ゴースト14)よりもクッション性が向上した。
ゴーストマックス
- 定価(税込):19,800円
- 重量:285g(27.0cm), 255g(24.0cm)
- 厚さ:39mm
- ドロップ:6mm
- ミッドソール:DNA LOFT v2
- 対象レベル:サブ4~完走
代表モデルであるゴーストの厚底モデル。ゴーストよりも厚い上にドロップが6mmと小さいため、よりクッションを感じることができる。
ソールは幅広でロッカー形状となっているため、安定感もあり楽に走ることができる。
アドレナリンGTS23
- 定価(税込):18,700円
- 重量:290g(27.0cm), 260g(24.0cm)
- 厚さ:36mm
- ドロップ:12mm
- ミッドソール:DNA LOFT v2 + GuideRails
- 対象レベル:サブ4~完走
安定性に特化したモデル。後足部に設けたGuideRailsにより接地時のねじれが抑制されため、怪我が多い方や、ランニングフォームに不安がある方におすすめ。
ミッドソールには新たにDNA LOFT v2が採用され、前作よりもクッション性が向上した。
グリセリン21
- 定価(税込):22,000円
- 重量(27.0cm):280g(通常モデル), 300g(GTS), 265g(StealthFit)
- 厚さ:38mm
- ドロップ:10mm
- ミッドソール:DNA LOFT v3
- 対象レベル:サブ4~完走
クッション性に特化したモデル。通常モデル、GTS(Go-To-Support)、StealthFitの3モデルが用意されている。
GTSはGuideRailsによって安定性がサポートされるが、重量は20gほど重くなる。
StealthFitは伸縮性があるアッパーが使用され、靴下のような感覚が特徴。通常モデルよりも15gほど軽い。
スピード(Speed)
ハイペリオンエリート4
- 定価(税込):35,200円
- 重量:205g(27.0cm)
- 厚さ:40mm
- ドロップ:8mm
- ミッドソール:DNA FLASH v2 + Carbon Plate
- 対象レベル:サブ2.5~サブ3.5
ブルックス最速のマラソンシューズ。新しいフォーム材であるDNA FLASH v2を採用したことでエネルギーリターンが向上し、さらに25g軽量化された。
他社の厚底モデルと比較すると硬めの乗り心地で安定性が高く、幅広いレベルのランナーに対応している。
ハイペリオンマックス
- 定価(税込):24,200円
- 重量:220g(27.0cm), 190g(24.0cm)
- 厚さ:34mm
- ドロップ:8mm
- ミッドソール:DNA FLASH
- 対象レベル:サブ3~サブ4
ハイペリオンエリート3からカーボンを取り除いたような構成。インターバル、テンポ走、ロング走、マラソン(サブ3~サブ4)など用途が幅広く万能。
前足部が反りあがったロッカー形状を採用しており、体重移動がサポートされ効率的に推進力が得られる。
ハイペリオン
- 定価(税込):20,900円
- 重量:215g(27.0cm), 195g(24.0cm)
- 厚さ:29mm
- ドロップ:8mm
- ミッドソール:DNA FLASH
- 対象レベル:サブ3~サブ4
ハイオペリオンテンポの後継モデル。厚底モデルのハイペリオンマックスとの差異を大きくするためか、ハイペリオンテンポよりも少しソールが薄くなった。
スピード練習におすすめで、短距離選手にもおすすめ。マラソン向けの練習にはハイペリオンマックスの方が適している。
ハイペリオンテンポ
- 定価(税込):19,800円
- 重量:207g(27.0cm), 190g(24.0cm)
- 厚さ:30mm
- ドロップ:8mm
- ミッドソール:DNA FLASH
- 対象レベル:サブ3~サブ4
ブルックス最軽量のスピードモデル。中上級者のトレーニング用として人気が高い。
ハイペリオンマックスの旧モデルのような印象があるが、4mm薄いためトラックでのトレーニングで使いやすい。
関連記事
ローンチGTS10
- 定価(税込):16,500円
- 重量:245g(27.0cm)
- 厚さ:32mm
- ドロップ:10mm
- ミッドソール:BioMoGo DNA + GuideRails
- 対象レベル:サブ3.5~サブ5
トレーニング用に設計されたモデルで、軽くてスピードが出しやすい。今作ではアッパーが強化され安定性が向上した。
部活用シューズのような位置づけで、アシックスのライトレーサーやナイキのライバルフライと似ている。
エナジャイズ(Energize)
レビテイト6
- 定価(税込):19,800円
- 重量:300g(27.0cm), 269g(24.0cm)
- 厚さ:30mm
- ドロップ:8mm
- ミッドソール:DNA AMP v2
- 対象レベル:サブ4~完走
クッション・スピードカテゴリーの中間に位置するようなモデル。ミッドソールにはブルックス最高の反発力を有するDNA AMP v2が採用されている。
強度の高いスピードトレーニングには重いが、速めのジョギング・軽めのテンポ走までなら対応可能。