【2023版】BROOKSのランニングシューズ9足まとめ│タイプ別に紹介

★2023/10/8更新:最新情報を反映しました★

 ブルックス(BROOKS)のランニングシューズ9足をまとめました。購入時の参考になるようにタイプ別に分類しました。

シューズまとめ記事のリンク

メーカー別
レベル別
用途別

シューズのタイプ解説

クッション(Cushion)

 クッション性に優れていて、ジョギング・ロードレース(サブ4〜完走)・タウンユースに適している。迷ったら代表モデルのゴースト15がおすすめ。

 EVA、ゴム、空気をブレンドしたソフト耐久性が高い「DNA LOFT」というフォーム材を使用している。

 フォーム材の処方製造方法を改善した「DNA LOFT v2」は、DNA LOFTよりも軽くてクッションが高い

 DNA LOFTに窒素を注入した「DNA LOFT v3」は、耐久性を損なわずにクッション性エネルギーリターンが改善されている。

スピード(Speed)

 ブルックス最軽量のフォーム材である「DNA FLASH」、またはDNA LOFT・DNA AMPの中間の柔らかさを持つ「BioMoGo DNA」が使用される。

 DNA FLASHはエネルギーリターンに優れ、レーシングまたはトレーニングモデルのみに採用されている。

エナジャイズ(Energize)

 ブルックスで最も反発力が高いフォーム材である「DNA AMP」が使用されている。DNA AMPはPU(ポリウレタン)の周りを薄いTPU(熱可塑性ポリウレタン)が覆う構成となっている。

 着地時の力によってPUが変形するが、PUよりもやや硬いTPUが変形量を規制することで大きなエネルギーを溜め込む。これにより、高いエネルギーリターンが得られるようになっている。

 クッションカテゴリーのシューズよりも硬いが、ジョギング以上のペースを出すならエナジャイズがおすすめ。

クッション(Cushion)

ゴースト15

  • 定価(税込):17,600円
  • 重量:280g(27.0cm), 250g(24.0cm)
  • 厚さ:35mm
  • ドロップ:12mm
  • ミッドソール:DNA LOFT v2
  • 対象レベル:サブ4~完走

 ブルックスの代表モデル。シンプルな構造で、クッション性安定性のバランスがとれている。

 ミッドソールがDNA LOFT v2にアップデートされ、前作(ゴースト14)よりもクッション性が向上した。

アドレナリンGTS23

  • 定価(税込):18,700円
  • 重量:290g(27.0cm), 260g(24.0cm)
  • 厚さ:36mm
  • ドロップ:12mm
  • ミッドソール:DNA LOFT v2 + GuideRails
  • 対象レベル:サブ4~完走

 安定性に特化したモデル。後足部に設けたGuideRailsにより接地時のねじれが抑制されため、怪我が多い方や、ランニングフォームに不安がある方におすすめ。

 ミッドソールには新たにDNA LOFT v2が採用され、前作よりもクッション性が向上した。

グリセリン20

  • 定価(税込):22,000円
  • 重量(27.0cm):286g(通常モデル), 298g(GTS), 267g(StealthFit)
  • 厚さ:37mm
  • ドロップ:10mm
  • ミッドソール:DNA LOFT v3
  • 対象レベル:サブ4~完走

 クッション性に特化したモデル。通常モデルGTS(Go-To-Support)、StealthFitの3モデルが用意されている。

 GTSはGuideRailsによって安定性がサポートされるが、重量は10g程重く、定価は1,100円高くなる。

 StealthFitは伸縮性があるアッパーが使用され、靴下のような感覚が特徴。通常モデルよりも20g程軽い

スピード(Speed)

ハイペリオンエリート3

  • 定価(税込):29,700円
  • 重量:230g(27.0cm)
  • 厚さ:35mm
  • ドロップ:8mm
  • ミッドソール:DNA FLASH + Carbon Plate
  • 対象レベル:サブ2.5~サブ3.5

 ブルックス最速のマラソンシューズ。カーボンプレート内蔵でエネルギーリターンに優れている。

 他社の厚底モデルと比較して安定性が高く、幅広いレベルのランナーに対応している。

ハイペリオンマックス

  • 定価(税込):24,200円
  • 重量:220g(27.0cm), 190g(24.0cm)
  • 厚さ:34mm
  • ドロップ:8mm
  • ミッドソール:DNA FLASH
  • 対象レベル:サブ3~サブ4

 ハイペリオンエリート3からカーボンを取り除いたような構成。インターバル、テンポ走、ロング走、マラソン(サブ3~サブ4)など用途が幅広く万能

 前足部が反りあがったロッカー形状を採用しており、体重移動がサポートされ効率的に推進力が得られる

ハイペリオン

  • 定価(税込):20,900円
  • 重量:215g(27.0cm), 195g(24.0cm)
  • 厚さ:29mm
  • ドロップ:8mm
  • ミッドソール:DNA FLASH
  • 対象レベル:サブ3~サブ4

 ハイオペリオンテンポの後継モデル。厚底モデルのハイペリオンマックスとの差異を大きくするためか、ハイペリオンテンポよりも少しソールが薄くなった

 スピード練習におすすめで、短距離選手にもおすすめ。マラソン向けの練習にはハイペリオンマックスの方が適している。

ハイペリオンテンポ

  • 定価(税込):19,800円
  • 重量:207g(27.0cm), 190g(24.0cm)
  • 厚さ:30mm
  • ドロップ:8mm
  • ミッドソール:DNA FLASH
  • 対象レベル:サブ3~サブ4

 ブルックス最軽量のスピードモデル。中上級者のトレーニング用として人気が高い。

 ハイペリオンマックスの旧モデルのような印象があるが、4mm薄いためトラックでのトレーニングで使いやすい。

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ブルックスの軽量シューズであるハイペリオンテンポの特徴・用途を解説します。また、ハイペリオンテンポの厚底モデルともいえるハイペリオンエリート2との比較も行います。

ローンチ9

  • 定価(税込):14,300円
  • 重量:232g(27.0cm), 201g(24.0cm)
  • 厚さ:32mm
  • ドロップ:10mm
  • ミッドソール:BioMoGo DNA
  • 対象レベル:サブ3.5~サブ5

 ブルックスで最も安いモデル。軽くてスピードが出しやすく、強度の高いトレーニング以外なら何にでも使用可能

 部活用シューズのような位置づけで、アシックスのライトレーサーやナイキのライバルフライと似ている。

エナジャイズ(Energize)

レビテイト6

  • 定価(税込):19,800円
  • 重量:300g(27.0cm), 269g(24.0cm)
  • 厚さ:30mm
  • ドロップ:8mm
  • ミッドソール:DNA AMP v2
  • 対象レベル:サブ4~完走

 クッション・スピードカテゴリーの中間に位置するようなモデル。ミッドソールにはブルックス最高の反発力を有するDNA AMP v2が採用されている。

 強度の高いスピードトレーニングには重いが、速めのジョギング・軽めのテンポ走までなら対応可能。

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