【おすすめ記事】安くて高性能な旧モデルを紹介!

【2024版】アディダスのランニングシューズ16足まとめ|レベル別に紹介!

 アディダスのランニングシューズをレベル別にまとめました。シューズに搭載される独自技術もまとめたので、購入時の参考としてください。

シューズまとめ記事のリンク

メーカー別
レベル別
用途別

アディダスのランニングシューズの特徴

 アディダスのランニングシューズの中で、軽量化や反発力を高めることで速さに焦点を当てたシューズは、モデル名に「アディゼロ」が付けられています。

 レーストレーニングで使用するシューズを探している場合は、アディゼロシリーズから選ぶことがおすすめです。

 アディゼロシリーズのシューズには、以下のような独自技術が搭載されています。

Lightstrike Pro (ライトストライクプロ)

 アディダスで最も反発力に優れたフォーム材です。軽量でクッション性にも優れているため、主にレース/トレーニングモデルに使用されます。

 ランナーのレベルに合わせて、次に紹介するLightstrikeと組み合わせて使用されることもあります。Lightstrike Proの使用量が多いほど価格が高くなる傾向があります。

Lightstrike (ライトストライク)

 Lightstrike Proよりも安価なフォーム材です。安定性や耐久性を高めるために使用されることが多いです。

 初期のLightstrike 1.0は硬めでしたが、Lightstrike 2.0では見直されてクッション性が大きく向上しましました。

Dreamstrike+ (ドリームストライクプラス)

 2024年に発売された「Supernova」シリーズに初めて搭載された、デイリートレーナーに適したフォーム材です。

 Lightstrike Proをヒントに開発されており、程良いクッション・反発で快適性に優れています

Energy Rods (エナジーロッド)

 5本指形状に沿ってミッドソール前足部にに内蔵されるバー形状の部材です。他社のプレートと同じように使用されます

 Energy Rods 1.0では各パーツが独立していましたが、Energy Rods 2.0では後足部まで伸ばして一体化されました。

 これにより剛性が高くなり反発力が増し、さらに後足部から接地しても反発を感じやすくなりました。

Continental Rubber (コンチネンタルラバー)

 アウトソールに使用される素材で、環境に大きく左右されずに高いグリップ力を発揮します。

サブ2.5~サブ3

アディゼロアディオスPRO 3

  • 定価(税込):26,400円
  • 重量(27.0cm):215g
  • 厚さ:39.5mm
  • ドロップ:6.5mm
  • ミッドソール:Lightstrike Pro + Energy Rods 2.0
  • 主な用途:ロードレース・マラソン(サブ3)、インターバル、テンポ走、ロング走

 アディダス最速のマラソンシューズ。前作(アディオス2)では5本指カーボン(エナジーロッド)が独立していたが、今作では一体となり体重移動がスムーズになった。前作の実績ではあるが、東京マラソン2021の男子2位、3位の選手が着用していた。

アディゼロタクミセン10

  • 定価(税込):22,000円
  • 重量(27.0cm):198g
  • 厚さ:33mm
  • ドロップ:6mm
  • ミッドソール:Lightstrike Pro + Energy Rods 2.0
  • 主な用途:ロードレース(5km~ハーフ特化)、インターバル、テンポ走

 5km〜ハーフマラソンに特化したレーシングシューズ。トラックのレースでは使用不可。厚底シューズに分類はされるが、アディオスプロ3よりは薄くて軽量でスピードが出しやすい

 今作ではフルレングスのエナジーロッド2.0を採用したことで、曲げ剛性が高くなり推進力が向上した。また、接地面積が広くなったことで安定感が増したが、その影響か重量は約15g増加した。

アディゼロプライムX2ストラング

  • 定価(税込):39,600円
  • 重量(27.0cm):300g
  • 厚さ:50mm
  • ドロップ:7mm
  • ミッドソール:Lightstrike Pro + Carbon Plate×2
  • 主な用途:10km~フルマラソン、テンポ走

 規定にとらわれずにランニングエコノミーを最大限まで高めることを目的に開発されたシューズ。厚さが50mmと超厚底で、さらに2枚のカーボンプレートを内蔵。

 ロードレースの公認記録のためには「厚さ40mm以下、かつ剛性のあるプレート(またはブレード)が1枚以下」を満たす必要があるが、プライムX2ストラングはどちらも満たしていない

サブ3~サブ4

アディゼロEVO SL

  • 定価(税込):19,800円
  • 重量(27.0cm):224g
  • 厚さ:38.5mm
  • ドロップ:6.5mm
  • ミッドソール:Lightstrike Pro + Plastic Piece
  • 主な用途:ジョギング、ロング走、LT走、インターバル、ロードレース・マラソン(サブ3~サブ4)

 アディゼロSL2をレーシングモデルに近づけたようなシューズ。ソール全域がLightstrike Proのため、より軽量で高反発。

 耐久性は高くはないが、ジョギング〜スピード練習まで広範囲の使用が可能。上級者も脚への負担を抑えたい場面で重宝できる。

 スーパーフォームを多く使用したシューズで20,000円を切ることはほとんどないため、コスパを求める方にもおすすめ。

アディゼロボストン12

  • 定価(税込):18,700円
  • 重量(27.0cm):257g
  • 厚さ:38mm
  • ドロップ:7mm
  • ミッドソール:Lightstrike Pro + Lightstrike 2.0 + Energy Rods 2.0
  • 主な用途:ロードレース・マラソン(サブ3.5~サブ5)、テンポ走、インターバル、ジョギング(ロング◎)、部活用(長距離)

 サブ3.5~サブ4.5を目指すランナーのレース兼トレーニングモデル。厚さが38mmありクッション性が高く、長距離選手のトレーニング部活用にもおすすめ。幅広いランナーを対象とするため、カーボン製ではなくグラスファイバー製のエナジーロッドが内蔵されている。

関連記事

アディゼロジャパン9

  • 定価(税込):17,600円
  • 重量(27.0cm):177g
  • 厚さ:27mm
  • ドロップ:10mm
  • ミッドソール:Lightstrike Pro
  • 主な用途:インターバル、テンポ走、ジョギング(速め)、冬季練習、部活用、3km~ハーフマラソン

 超軽量の薄底スーパーシューズ。元々前作も軽量だったが、そこからさらに40gも軽量化された。

 ミッドソール全域がスーパーフォームであるLightstrike Proとなり、接地感は残りつつも高い反発力が得られるようになった。

 アディゼロEVO SLを薄くしたような構造をしており、ロード・トラックで使い分けることもおすすめ。

▼前のモデル

サブ4~サブ5・部活用

アディゼロSL2

  • 定価(税込):14,300円
  • 重量(27.0cm):232g
  • 厚さ:36mm
  • ドロップ:10mm
  • ミッドソール:Lightstrike 2.0 + Lightstrike Pro
  • 主な用途:ジョギング、ロング走、LT走、インターバル、ロードレース・マラソン(サブ3~サブ5)、部活用

 アディダスの代表的なデイリートレーナー。軽くてクッション・反発力も感じられ、幅広い用途に対応。

 初代モデルはシンプルでクラシカルなライド感だったが、今作はソールが柔らかくなり弾力感を感じられるようになった

 同カテゴリーの中では14,300円は安めの価格設定で、アディダスから1足欲しい場合はアディダスSL2がおすすめ。

関連記事

アディゼロ RC5

  • 定価(税込):10,450円
  • 重量(27.0cm):245g
  • 厚さ:27mm
  • ドロップ:8mm
  • ミッドソール:Lightstrike
  • 主な用途:スピード練習、坂ダッシュ、ジョギング、部活用(短~中距離)、3km~10km、ジム

 サブ4前後のランナーのスピードトレーニングに最適。安くて用途が幅広いため、部活用シューズとしても人気が高い。旧モデルのRC4との違いはアッパーのみで、重量は増加したもののフィット感が向上した。

関連記事

アディゼロデュラモスピード

  • 定価(税込):9,350円
  • 重量(27.0cm):270g
  • 厚さ:33mm
  • ドロップ:9.5mm
  • ミッドソール:Lightstrike
  • 主な用途:ジョギング、部活用、5km~ハーフマラソン

 アディゼロSLとアディゼロRCの間に位置するようなシューズ。アディゼロSLとソールの厚さが同じで形状が似ており、アディゼロRCと同様にLightstrikeの1層構造を採用している。アディゼロシリーズで最も安く唯一10,000円を切っている。

サブ5~完走

スーパーノヴァライズ

  • 定価(税込):15,400円
  • 重量(27.0cm):277g
  • 厚さ:36mm
  • ドロップ:10mm
  • ミッドソール:Dreamstrike Plus + Support Rods
  • 主な用途:ジョギング、ロング走、ロードレース・マラソン(サブ5~完走)

 スーパーノヴァシリーズは今まで安くて性能はそこそこなイメージだったが、2024年モデルに大幅にリニューアルされてデイリートレーナーとして使いやすいシューズとなった。

 シリーズの中ではスーパーノヴァライズが最も人気で、Dreamstrike+のクッションとサポートロッドによる体重移動のサポートにより快適性を追求している

関連記事

スーパーノヴァプリマ

  • 定価(税込):19,800円
  • 重量(27.0cm):290g
  • 厚さ:38mm
  • ドロップ:8mm
  • ミッドソール:Dreamstrike Plus + Support Rods
  • 主な用途:ジョギング、ロング走、ロードレース・マラソン(サブ5~完走)、ウォーキング

 スーパーノヴァシリーズの最上位モデルでスーパーノヴァライズを厚くしたようなシューズ。

 クッショニングモデルでありながら安定性・快適性にも焦点を当てており、ふかふか過ぎずブレないライド感が特徴

スーパーノヴァソリューション

  • 定価(税込):15,400円
  • 重量(27.0cm):293g
  • 厚さ:35mm
  • ドロップ:10mm
  • ミッドソール:Dreamstrike Plus + Stability Rods
  • 主な用途:ジョギング、ロング走、ロードレース・マラソン(サブ5~完走)

 スーパーノヴァライズに安定性の要素を足したようなシューズで、アディダス唯一のスタビリティモデル

 アシックスのゲルカヤノやミズノのウエーブライダーと同じような位置付けで、ランニングを始めたばかりの方におすすめ。

スーパーノヴァストライド

  • 定価(税込):13,200円
  • 重量(27.0cm):323g
  • 厚さ:35mm
  • ドロップ:10mm
  • ミッドソール:Dreamstrike Plus + EVA
  • 主な用途:ジョギング、ロング走、ロードレース・マラソン(サブ5~完走)

 スーパーノヴァシリーズで最も安いモデル。安定性のサポートはロッドではなくEVAフォームを使用しているため、重量は300gを超えている。

ファンラン・スニーカー

ランファルコン3(コアランナー)

  • 定価(税込):6,600円
  • 重量(27.0cm):279g
  • 厚さ:25mm
  • ミッドソール:Cloudfoam
  • 主な用途:タウンユース、ジョギング、ウォーキング

 アディダスで最も安いランニングシューズ。ハーフマラソン以上の距離を走るにはクッション性が足りないが、軽く運動する程度には最適。

関連記事

ギャラクシー6 (GLX6)

  • 定価(税込):7,150円
  • 重量(27.0cm):330g
  • 厚さ:33mm
  • ミッドソール:Cloudfoam
  • 主な用途:タウンユース、ジョギング、ウォーキング

 先ほど紹介したランファルコンと同価格帯の激安ランニングシューズ。ランファルコンよりもソールが厚いが、その分だけ重量は増している。

デュラモSL

  • 定価(税込):7,700円
  • 重量(27.0cm):295g
  • 厚さ:28mm
  • ドロップ:10mm
  • ミッドソール:Lightmotion
  • 主な用途:ジョギング、部活用、タウンユース、ウォーキング

 アディゼロデュラモスピードの廉価版。ミッドソールがLightstrikeではないためか、やや重め。

 非アディゼロながら、アディゼロコレクションと同様のデザインが採用されている。