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【2024版】アディダスのランニングシューズ14足まとめ|レベル別に紹介!

★2024/3/9更新:記事を更新しました★

 アディダスのランニングシューズ14足をレベル別にまとめました。シューズに搭載される独自技術もまとめたので、購入時の参考としてください。

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レベル別
用途別

アディダスのランニングシューズの特徴

 アディダスのランニングシューズの中で、軽量化や反発力を高めることで速さに焦点を当てたシューズは、モデル名に「アディゼロ」が付けられています。

 レーストレーニングで使用するシューズを探している場合は、アディゼロシリーズから選ぶことがおすすめです。

 アディゼロシリーズのシューズには、以下のような独自技術が搭載されています。

  • Lightstrike Pro (ライトストライクプロ)

     アディダスで最も反発力に優れたフォーム材です。軽量クッション性にも優れているため、主にレース/トレーニングモデルに使用されます。

     ランナーのレベルに合わせて、次に紹介するLightstrikeと組み合わせて使用されることもあります。Lightstrike Proの使用量が多いほど価格が高くなる傾向があります。

  • Lightstrike (ライトストライク)

     Lightstrike Proよりも硬めで、安定性耐久性を高めるために使用されます。

  • Lightstrike 2.0 (ライトストライク2.0)

     硬めのLightstrike(1.0)を改良し、クッション性を高めたフォーム材です。

  • Energy Rods (エナジーロッド)

     5本指形状に沿ってミッドソール前足部にに内蔵されるバー形状の部材です。

  • Energy Rods 2.0 (エナジーロッド2.0)

     独立していた5本指形状のEnergy Rodsを後足部まで伸ばして一体化した部材です。

     これにより剛性が高くなり反発力が増し、さらに後足部から接地しても反発を感じやすくなりました。

  • Continental Rubber (コンチネンタルラバー)

     アウトソールに使用される素材で、環境に大きく左右されずに高いグリップ力を発揮します。

 アディゼロシリーズの代表的なモデルは以下の通りです。

 また、アディゼロシリーズではありませんが、2024年に発売された「スーパーノヴァ」シリーズもデイリートレーナーとしておすすめです。

 ミッドソールにはLightstrike Proをヒントに開発されたDreamstrike+(ドリームストライクプラス)を使用し、程良いクッションで快適性に優れています。

サブ2.5~サブ3

アディゼロアディオスPRO 3

  • 定価(税込):26,400円
  • 重量(27.0cm):215g
  • 厚さ:39.5mm
  • ドロップ:6.5mm
  • ミッドソール:Lightstrike Pro + Energy Rods 2.0
  • 主な用途:10km~フルマラソン、インターバル、テンポ走、ロング走

 アディダス最速のマラソンシューズ。前作(アディオス2)では5本指カーボン(エナジーロッド)が独立していたが、今作では一体となり体重移動がスムーズになった。前作の実績ではあるが、東京マラソン2021の男子2位、3位の選手が着用していた。

アディゼロタクミセン10

  • 定価(税込):22,000円
  • 重量(27.0cm):198g
  • 厚さ:33mm
  • ドロップ:6mm
  • ミッドソール:Lightstrike Pro + Energy Rods 2.0
  • 主な用途:ロードレース(5km~ハーフ特化)、インターバル、テンポ走

 5km〜ハーフマラソンに特化したレーシングシューズ。トラックのレースでは使用不可。厚底シューズに分類はされるが、アディオスプロ3よりは薄くて軽量でスピードが出しやすい

 今作ではフルレングスのエナジーロッド2.0を採用したことで、曲げ剛性が高くなり推進力が向上した。また、接地面積が広くなったことで安定感が増したが、その影響か重量は約15g増加した。

アディゼロプライムX2ストラング

  • 定価(税込):39,600円
  • 重量(27.0cm):300g
  • 厚さ:50mm
  • ドロップ:7mm
  • ミッドソール:Lightstrike Pro + Carbon Plate×2
  • 主な用途:10km~フルマラソン、テンポ走

 規定にとらわれずにランニングエコノミーを最大限まで高めることを目的に開発されたシューズ。厚さが50mmと超厚底で、さらに2枚のカーボンプレートを内蔵。

 ロードレースの公認記録のためには「厚さ40mm以下、かつ剛性のあるプレート(またはブレード)が1枚以下」を満たす必要があるが、プライムX2ストラングはどちらも満たしていない

サブ3~サブ4

アディゼロ ジャパン8

  • 定価(税込):16,500円
  • 重量(27.0cm):215g
  • 厚さ:28mm
  • ドロップ:8mm
  • ミッドソール:Lightstrike Pro + Lightstrike 2.0
  • 主な用途:テンポ走、インターバル、ジョギング、部活用、5km~ハーフマラソン

 軽量性と適度なクッション性を備えたアディダスのスタンダードモデル。厚すぎずスピードが出しやすいため、短距離選手にもおすすめ。

 ミッドソールに新素材のLightstrike 2.0を採用したことで、旧モデルよりもクッション性が向上した。

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アディゼロ ボストン12

  • 定価(税込):18,700円
  • 重量(27.0cm):257g
  • 厚さ:38mm
  • ドロップ:7mm
  • ミッドソール:Lightstrike Pro + Lightstrike 2.0 + Energy Rods 2.0
  • 主な用途:10km~フルマラソン、テンポ走、インターバル、ジョギング(ロング◎)、部活用(長距離)

 サブ3.5~サブ4.5を目指すランナーのレース兼トレーニングモデル。厚さが38mmありクッション性が高く、長距離選手のトレーニング部活用にもおすすめ。幅広いランナーを対象とするため、カーボン製ではなくグラスファイバー製のエナジーロッドが内蔵されている。

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サブ4~サブ5・部活用

アディゼロSL

  • 定価(税込):14,300円
  • 重量(27.0cm):240g
  • 厚さ:33mm
  • ドロップ:8.5mm
  • ミッドソール:Lightstrike + Lightstrike Pro
  • 主な用途:ジョギング、ロング走、軽めのスピード練習、10km~フルマラソン、部活用

 2022年に大幅にアップデートされ、アディゼロコレクションに仲間入りした。従来は廉価なランニングシューズの印象だったが、今作ではクッション性が向上したことでデイリートレーナーとしての地位を確立した。

 アディゼロジャパン8と似ている点が多いが、アディゼロSLはアウトソールにプレートが配置されておらず、よりジョギングに適している

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アディゼロ RC5

  • 定価(税込):10,450円
  • 重量(27.0cm):245g
  • 厚さ:27mm
  • ドロップ:8mm
  • ミッドソール:Lightstrike
  • 主な用途:スピード練習、坂ダッシュ、ジョギング、部活用(短~中距離)、3km~10km、ジム

 サブ4前後のランナーのスピードトレーニングに最適。安くて用途が幅広いため、部活用シューズとしても人気が高い。旧モデルのRC4との違いはアッパーのみで、重量は増加したもののフィット感が向上した。

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アディダスのスピードモデルであるアディゼロRC5の特徴・用途をレビューします。前作のRC4やアディゼロSLとの比較も行います。

アディゼロデュラモスピード

  • 定価(税込):9,350円
  • 重量(27.0cm):270g
  • 厚さ:33mm
  • ドロップ:9.5mm
  • ミッドソール:Lightstrike
  • 主な用途:ジョギング、部活用、5km~ハーフマラソン

 アディゼロSLとアディゼロRCの間に位置するようなシューズ。アディゼロSLとソールの厚さが同じで形状が似ており、アディゼロRCと同様にLightstrikeの1層構造を採用している。アディゼロシリーズで最も安く唯一10,000円を切っている。

サブ5~完走

スーパーノヴァライズ

  • 定価(税込):15,400円
  • 重量(27.0cm):277g
  • 厚さ:36mm
  • ドロップ:10mm
  • ミッドソール:Dreamstrike Plus + Support Rods
  • 主な用途:ジョギング、ロング走、10km~フルマラソン

 スーパーノヴァシリーズは今まで安くて性能はそこそこなイメージだったが、2024年モデルに大幅にリニューアルされてトレーニングで使いやすい3モデルが発売された。

 3モデルの中ではスーパーノヴァライズが代表モデルで、Dreamstrike+のクッションとサポートロッドによる体重移動のサポートにより快適性を追求している。

スーパーノヴァソリューション

  • 定価(税込):15,400円
  • 重量(27.0cm):293g
  • 厚さ:35mm
  • ドロップ:10mm
  • ミッドソール:Dreamstrike Plus + Stability Rods
  • 主な用途:ジョギング、ロング走、10km~フルマラソン

 スーパーノヴァライズに安定性の要素を足したようなシューズで、アディダス唯一のスタビリティモデル

 アシックスのゲルカヤノやミズノのウエーブライダーと同じような位置付けで、ランニングを始めたばかりの方におすすめ。

スーパーノヴァストライド

  • 定価(税込):13,200円
  • 重量(27.0cm):323g
  • 厚さ:35mm
  • ドロップ:10mm
  • ミッドソール:Dreamstrike Plus + EVA
  • 主な用途:ジョギング、ロング走、10km~フルマラソン

 スーパーノヴァシリーズで最も安いモデル。安定性のサポートはロッドではなくEVAフォームを使用しているため、重量は300gを超えている。

ファンラン・スニーカー

ウルトラブーストライト

  • 定価(税込):26,400円
  • 重量(27.0cm):299g
  • 厚さ:30mm
  • ドロップ:10mm
  • ミッドソール:LightBoost
  • 主な用途:ジョギング、ハーフ~フルマラソン(完走目標)、タウンユース

 スニーカーとしても人気なウルトラブーストの最軽量モデルで、ランニング用として設計されている。ミッドソールには通常のBoostよりも30%軽量なLightBoostを使用。

ランファルコン3(コアランナー)

  • 定価(税込):6,600円
  • 重量(27.0cm):279g
  • 厚さ:25mm
  • ミッドソール:Cloudfoam
  • 主な用途:タウンユース、ジョギング、ハーフ~フルマラソン(完走目標)

 アディダスで最も安いランニングシューズ。ハーフマラソン以上の距離を走るにはクッション性が足りないが、軽く運動する程度には最適。

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ギャラクシー6 (GLX6)

  • 定価(税込):7,150円
  • 重量(27.0cm):330g
  • 厚さ:33mm
  • ミッドソール:Cloudfoam
  • 主な用途:タウンユース、ジョギング、ハーフ~フルマラソン(完走目標)

 先ほど紹介したランファルコンと同価格帯の激安ランニングシューズ。ランファルコンよりもソールが厚いが、その分だけ重量は増している。

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