【2023版】長距離(3000m、5000m、10000m)おすすめのスパイク・シューズ14選
2023/07/21
長距離種目(3000m、5000m、10000m)おすすめのスパイク・シューズを紹介します。シューズの厚さ(20mm以下/25mm以下)も記載していますが、2024年11月から新ルールにより20mm以下(2023年現在は25mm以下)となるため参考にしてください。
シューズまとめ記事のリンク
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スパイク(トラック専用)
ズームXドラゴンフライ (Nike)

商品画像の引用元:nike.com
- 定価(税込):¥18,150
- 重量(27.0cm):134g
- ピン:6本
- 20mm以下:○
- 25mm以下:○
- ミッドソール:ZoomX + Pebax Plate
- ボトムプレート:ミッドソールのPebax Plateと同一(前足部のみ露出)
初めてマラソン最速モデルと同じフォーム材を使用した厚底スパイク。
性能・実績ともに十分で、値段も高すぎず1500mまで使用できることから最も人気。
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ナイキの1500m〜10000m用スパイクであるズームXドラゴンフライのレビューをします。エアズームヴィクトリーとの比較も行います。
メタスピードLD (LE) (Asics)
- 定価(税込):¥27,500(LD)/¥25,000(LD LE)
- 重量(27.0cm):150g
- ピン:0本(LD)/4本(LD LE)
- 20mm以下:×
- 25mm以下:○
- ミッドソール:FF Blast Turbo + Carbon Plate(LD LEは要確認)
- ボトムプレート:Pinless Carbon Hexa-Claw(LD)/樹脂プレート(LD LE)
アシックス初の厚底スパイク。ピンなしのLDとピン4本のLD LEの2モデルから選択可能。
アウトソールのプレートはLD LEでは樹脂製だが、グリップ力・柔軟性を求める方、3000mSCで使用する方はLD LEがおすすめ。
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コスモレーサーLD3 (Asics)
- 定価(税込):¥22,000
- 重量(27.0cm):135g
- ピン:4本
- 20mm以下:○
- 25mm以下:○
- ミッドソール:FF Blast Plus
- ボトムプレート:樹脂プレート
見た目はメタスピードLD LEとほぼ同じだが、ミッドソールにはノヴァブラスト3と同じFF Blast+を使用。
カーボンプレートは内蔵されていないため、メタスピードLDよりも柔軟性が高い。また、ソールの厚さが20mm以下に抑えられているため、新規定適用後(2024/11〜)でも使用可能。
アディゼロアヴァンチTYO (Adidas)
- 定価(税込):¥22,000
- 重量(27.0cm):170g
- ピン:6本
- 20mm以下:○
- 25mm以下:○
- ミッドソール:Lightstrike Pro + Energy Rods
- ボトムプレート:樹脂プレート
マラソンモデルと同じLightstrike Proにグラスファイバー製のEnergy Rodsを内蔵し、クッション性に優れている。
スパイクとしてはやや重いが、クセが少なく扱いやすく、女子100mHで世界記録樹立、男子400mで44秒08を出した実績がある。
Cloudspike 10000m (On)

商品画像の引用元:on-running.com
- 定価(税込):¥17,380
- 重量(27.0cm):138g
- ピン:6本
- 20mm以下:○
- 25mm以下:×
- ミッドソール:Helion HF + Fiberglass-Nylon Plate
- ボトムプレート:樹脂プレート
Onから初めて発売されたスパイクではあるが、トップ選手による実績が既に出ていることもあり、発売後すぐに売り切れるほど人気。
同時に発売されたCloudspike 1500mよりも厚くて反発力が高く、中距離種目でもCloudspike 10000mを選ぶ選手が多い。
ジオスパートLD (Mizuno)
- 定価(税込):¥20,350
- 重量(27.0cm):150g
- ピン:4本
- 20mm以下:○
- 25mm以下:○
- ミッドソール:FF Blast Plus
- ボトムプレート:樹脂プレート
初心者モデルのエックススピリットに似た構造で、初めてオールウェザー専用のスパイクを履く学生でも扱いやすい。
2020年から発売されている長いモデルのため、ミズノエナジーライトを用いたXシリーズに置き換わる可能性あり。
クロノディスト7 (Mizuno)
- 定価(税込):¥22,000
- 重量(27.0cm):145g
- ピン:6本
- 20mm以下:○
- 25mm以下:○
- ミッドソール:EVA(?)
- ボトムプレート:樹脂プレート(局所的に配置)
2013年頃からあるモデルで、薄底で重量を最小限に抑えた昔ながらのミニマルな構成。
シューズ感覚のためスパイクに履き慣れていない方でも扱いやすいが、クッション性・反発力は低い。
FuelCell LD-X (New Balance)

商品画像の引用元:shop.newbalance.jp
- 定価(税込):¥27,500
- 重量(27.0cm):147g
- ピン:4本
- 20mm以下:○
- 25mm以下:×
- ミッドソール:FuelCell + Carbon Plate
- ボトムプレート:ミッドソールのCarbon Plateと同一(前足部のみ露出)
弾力性に優れたFuelCellフォームに、4本の固定ピンを備えたカーボンプレートを内蔵した構成。
ミッドソールの後方中央部に空洞を設けたEnergy Arc技術を採用し、着地時に大きく変形することで推進力が生まれる。
Wire 8 (Brooks)

商品画像の引用元:brooksrunning.co.jp
- 定価(税込):¥26,400
- 重量(27.0cm):135g
- ピン:5本
- 20mm以下:○
- 25mm以下:×
- ミッドソール:Nitro Infused Foam
- ボトムプレート:樹脂プレート(Xelightプレート)
マラソンモデルと同じく窒素を注入したフォーム材(DNAミッドソール)を用いたクッション性に優れた厚底スパイク。
中距離用モデルでカーボンプレートを内蔵したエリミネート7と異なり、フルレングスの樹脂プレートをアウトソールに配置している。
シューズ
ソーティマジックRP6 (Asics)
- 定価(税込):¥16,500
- 重量(27.0cm):150g
- 20mm以下:×
- 25mm以下:○
- ミッドソール:FlyteFoam Propel + FlyteFoam
- ボトムプレート:樹脂プレート(Propulsion Trusstic)
薄底シューズを代表するようなモデル。陸上を始めたばかりの学生の最初のレーシング用として人気。
ソーティよりもやや厚いモデルとしてターサーシリーズがあるが、厚さの規定上トラックのレースでは使用できないため注意。
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ハンゾーW (New Balance)
- 定価(税込):¥16,500
- 重量(27.0cm):165g
- 20mm以下:×
- 25mm以下:○
- ミッドソール:Revlite X
- ボトムプレート:なし
昔ながらの接地感が特徴のハンゾーシリーズの中で最も薄くて軽いモデル。ソーティ(Asics)と異なりプレートは使用されていない。
トラックで使用可能なモデルとしてハンゾーRもあるが、ハンゾーWよりは厚くてトレーニング寄り。
ウエーブデュエルプロQTR (Mizuno)
- 定価(税込):¥20,900
- 重量(27.0cm):190g
- 20mm以下:×
- 25mm以下:○
- ミッドソール:Mizuno Energy Lite + CFRP Plate
- ボトムプレート:なし
ロード用のウエーブデュエルProをトラックでも使用できるように厚さを調整したモデル。
後足部が削れたソール形状によりフォアフット接地をサポートし、カーボン繊維強化プレートによりかかとの落ち込みを防いでいる。
デュエルフラッシュ (Mizuno)
- 定価(税込):¥14,960
- 重量(27.0cm):165g
- 20mm以下:○
- 25mm以下:○
- ミッドソール:Mizuno Energy
- ボトムプレート:なし
ウエーブデュエルプロQTRを薄くしたようなモデル。20mm以下のため、新規定適用後(2024/11〜)も使用可能。
カーボンプレートが取り除かれ、ミッドソールは通常のミズノエナジーに変更されたため、初〜中級者でも扱いやすい。
GENTEN-EL+ (Descente)
- 定価(税込):¥18,700
- 重量(27.0cm):210g
- 20mm以下:○
- 25mm以下:○
- ミッドソール:EVA + Carbon Plate
- ボトムプレート:なし
日本人の足型・フォームに合わせて設計された国内限定モデル。20mm以下のシューズでは珍しく、カーボンプレートを内蔵。
旧モデルのGENTEN-ELからミッドソールの硬度が見直され、クッション性が改善されている。