トップページをリニューアルしました!

【2024版】ニューバランスのランニングシューズ12足まとめ|スペック比較表付き

ニューバランス ランニングシューズ 2024

 ニューバランスのランニングシューズ12足(FuelCell:7モデル、Fresh Foam:5モデル)をまとめました。スペック比較表も作成したので、購入時の参考にしてください。

シューズまとめ記事のリンク

メーカー別
レベル別
用途別

比較表

FuelCell コレクション

定価(税込) 重量(27.0cm) 厚さ ドロップ カテゴリー
SC Elite v4 ¥29,700 237g 40mm 4mm レーシング
5280 v2 ¥26,400 150g 24mm 8mm レーシング
SC Pacer ¥19,800 196g 25.5mm 8mm レーシング
SC Trainer v2 ¥24,200 275g 40mm 6mm トレーニング
Rebel v4 ¥16,500 210g 30mm 6mm トレーニング
Propel v4 ¥12,100 285g 34mm 6mm ニュートラル
Pvlse v1 ¥14,850 180g 17mm 2mm スピード

見切れている場合横にスクロールできます

Fresh Foam コレクション

定価(税込) 重量(27.0cm) 厚さ ドロップ カテゴリー
1080 v13 ¥18,700 265g 38mm 6mm クッショニング
880 v14 ¥15,400 270g 33mm 8mm ニュートラル
860 v13 ¥15,400 309g 34mm 10mm スタビリティ
More v4 ¥19,800 295g 34mm 4.5mm クッショニング
Evoz v3 ¥12,100 260g - - ファンラン

見切れている場合横にスクロールできます

 ニューバランスのシューズには大きく分けて「FuelCell」「Fresh Foam」「HANZO」の3つのコレクションがあります。

 主な違いはミッドソールの材質で、FuelCellはその名前である「FuelCell」、Fresh Foamは「Fresh Foam X」、HANZOは「REVliteX」が主要な材質として使用されています。

 FuelCellはニューバランス最高の反発力を持つフォーム材です。軽量でクッション性も高く、レース・トレーニング用のモデルが多い傾向にあります。

 2023年までに発売されたシューズのFuelCellは、TPUに窒素を注入しながら成形しており、もちもちとしたクッションが特徴のフォーム材です。

 FuelCellは2024年に大幅にアップデートされ、FuelCell SC Elite v4では他社の最速モデルにも使用されるPEBAベースの素材となり、エネルギーリターンが大きく向上しました。

 従来のFuelCell(TPU)は柔らかすぎて接地時間が長いイメージがあり、レーシング用としては使いづらく感じていたので、PEBAベースになったことで競争力のあるフォーム材になったと思います。

 Fresh Foamはふかふかのクッション性が特徴です。反発が強すぎないため初心者向けモデルが多く、これからランニングを始める場合やタウンユース兼用の場合におすすめです。

 Fresh Foamにはウォーキングや軽めの運動用のモデルも多くありますが、本記事ではランニング用のみに絞って紹介します。

 HANZOは薄底で軽量なシューズが多く、スピードを出したいときにおすすめです。比較的安いので、部活性がアップ用に買うことも多いです。こちらは以下の別記事で紹介します。

関連記事

FuelCell コレクション

FuelCell SC Elite v4

  • 定価(税込):29,700円
  • 重量(27.0cm):237g
  • 厚さ:40mm
  • ドロップ:4mm
  • 主な用途:5km~フルマラソン(~サブ3.5)、インターバル、LT走、ロング走

 ニューバランス最速のマラソンシューズ。2024年の都道府県対抗女子駅伝で田中希実選手が着用(2区区間賞)。

 ミッドソールの素材はバージョン3までTPUベースだったが、今作では他社同様PEBAベースとなりエネルギーリターンが大幅に向上した。

 ミッドソール中央には大きな溝が設けられ、その上部に配置されたカーボンプレートと連携することで効率良く推進力が生み出される。

FuelCell 5280 v2

  • 定価(税込):26,400円
  • 重量(27.0cm):150g
  • 厚さ:24mm
  • ドロップ:8mm
  • 主な用途:800m~5000m、駅伝、インターバル

 スパイクの構造をロード用に転用したシューズで、カーボンプレートが内蔵されている。靴底が25mm以下なので800m以上のトラックレースとしても使用可能。

 重さは約150g(27.0cm)で、ロード用シューズとしては最軽量の部類に入る(アシックスのソーティマジックと同じくらい)。

FuelCell SC Pacer

  • 定価(税込):19,800円
  • 重量(27.0cm):196g
  • 厚さ:25.5mm
  • ドロップ:8mm
  • 主な用途:3km~10km、インターバル、LT走、坂ダッシュ

 厚底ではないもののカーボンプレートが内蔵されている。ストリークフライ(Nike)や、タクミセン10(Adidas)と同じカテゴリーであるが、薄底シューズの感覚に近い。

 Fuelcell 5280 v2と用途が近いが、トラックのレースでは使用できないので注意。スピード練習や、3km~10kmのロードレースでの使用がおすすめ。

関連記事

FuelCell SC Trainer v2

  • 定価(税込):24,200円
  • 重量(27.0cm):275g
  • 厚さ:40mm
  • ドロップ:6mm
  • 主な用途:10km~フルマラソン(サブ3~サブ4)、インターバル、LT走、ロング走

 最速モデルのSC Elite v4のトレーニングモデルで、こちらもカーボンプレートを内蔵。SC Elite v4よりも重いが、安くて耐久性は高くなる。

 初代モデルではソールの厚みが46mmもあったが、今作では40mmに調整され公認レースでも使用できるようになった

FuelCell Rebel v4

  • 定価(税込):16,500円
  • 重量(27.0cm):210g
  • 厚さ:30mm
  • ドロップ:6mm
  • 主な用途:ジョギング、ロング走、LT走、インターバル、ロードレース(サブ3~サブ5)、部活用

 軽量性、クッション性、反発力を全て兼ね備えたモデル。最速モデルのSC Elite v4よりも軽量

 SC Elite v4と異なりPEBA/EVA配合のミッドソールを採用しているが、EVAをブレンドしたとは思えないほど柔らかい。

 ジョギングで使用する方が多いが、テンポ走・インターバルなどのスピード練習でも使用可能で超万能。

関連記事

FuelCell Propel v4

  • 定価(税込):12,100円
  • 重量(27.0cm):285g
  • 厚さ:34mm
  • ドロップ:4mm
  • 主な用途:ジョギング、ロング走、LT走、ロードレース(サブ4~完走)、部活用

 FuelCellコレクションの中で最も安いシューズ。ミッドソールにTPUプレートが内蔵されているが、柔軟性が高いため初心者でも扱いやすい。

 旧モデル(v3以前)よりもクッション性・反発力が大幅に向上し、トレーニング・レースで使いやすくなった。他社製品と比較して非常に安く、コストパフォーマンスにも優れる

関連記事

FuelCell Pvlse v1

  • 定価(税込):14,850円
  • 重量(27.0cm):180g
  • 厚さ:17mm
  • ドロップ:2mm
  • 主な用途:800m~10000m、スピード練習全般、部活用、坂ダッシュ

 読み方は「パルス」。厚さはFuelCellコレクションで最も薄い17mmで、20mm以下のためトラック競技で使用可能

 ミッドソールのFuelCellは他のモデルよりも硬めに調整されているが、カチカチな硬さではなく反発力も少しだけ感じられる。

 シンプルな構成でスピードが出しやすく、部活用(特に短距離選手)にもおすすめ。

Fresh Foam コレクション

Fresh Foam X 1080 v13

  • 定価(税込):18,700円
  • 重量(27.0cm):265g
  • 厚さ:38mm
  • ドロップ:6mm
  • 主な用途:ジョギング、ロング走、10km~フルマラソン(サブ4~完走)、部活用

 ニューバランスの代表モデル。Fresh Foamコレクションで迷ったら1080がおすすめ。田中希実選手着用モデル。

 ふかふかなクッションに適度な安定感を備えているため、デイリートレーナーやフルマラソンで完走を目指す場合に最適。

 今作ではミッドソールがソフトに改良され、かつ4mm厚くなったことでクッション性・反発力が向上した。さらに重量は20g以上軽くなったことで用途が幅広くなった。

関連記事

Fresh Foam X 880 v14

  • 定価(税込):15,400円
  • 重量(27.0cm):270g
  • 厚さ:33mm
  • ドロップ:8mm
  • 主な用途:ジョギング、ロング走、ロードレース(サブ5~完走)、ウォーキング、タウンユース

 ランニング・ライフスタイルの間に位置するようなシューズ。ウォーキング用の代表モデルとしてWalking Fresh Foam 880があるが、880v14の方がランニング寄り。

 厚底モデルの1080v13と異なり程良いクッションが特徴で、ふかふか過ぎるクッションが苦手な方にもおすすめ。

 今作ではミッドソールが1層となり、また30gほど軽量化されたことで、スムーズな乗り心地で走りやすくなった。

Fresh Foam X 860 v13

  • 定価(税込):15,400円
  • 重量(27.0cm):309g
  • 厚さ:34mm
  • ドロップ:10mm
  • 主な用途:ジョギング、ロング走、ロードレース(完走レベル)、ウォーキング、タウンユース

 2層のミッドソール構造を採用。違いは内側に高硬度のフォーム材(メディアルポスト)を配置している点で、安定性を重視している。通勤などタウンユースにもおすすめ。

Fresh Foam X More v4

  • 定価(税込):19,800円
  • 重量(27.0cm):295g
  • 厚さ:34mm
  • ドロップ:4.5mm
  • 主な用途:ジョギング、ロング走、ロードレース(完走レベル)

 Fresh Foamコレクションの中では最も厚くて柔らかいと宣伝されていたが、1080がバージョン13(v13)で厚く柔らかくなったことで微妙な立ち位置となってしまった。

 More v5ではさらに厚くなる可能性はあるが、現地点では1080 v13の方がおすすめ。

Fresh Foam X Evoz v3

  • 定価(税込):12,100円
  • 重量(27.0cm):260g
  • 主な用途:ジョギング、ウォーキング、軽めの運動、タウンユース

 軽めのランニングやウォーキングに適したモデル。「砂浜を走る時の心地よさ」がコンセプト。

 Fresh Foam Xフォームを使用したモデルの中では最も安く、気軽に運動・ダイエットを始めたい方におすすめ。