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【2025版】ニューバランスのランニングシューズ14足まとめ|スペック比較表付き

ニューバランスのランニングシューズを紹介

 ニューバランスのランニングシューズは様々なモデルがあり、公式サイトにはなくてもECサイトには掲載されていることもあり、どれを選べば良いか迷っているかは多いと思います。

 そこで本記事では、代表的なFuelCell(フューエルセル)・Fresh Foam(フレッシュフォーム)に絞り、各シリーズの特徴・シューズについて整理しました。

 シューズのスペック比較表も作成したので、こちらも合わせて参考にしてみてください。

シューズまとめ記事のリンク

メーカー別
レベル別
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セール価格製品(一例)

  • ボメロ18(Nike):¥10,989
  • ペガサス41(Nike):¥10,979
  • ペガサスプラス(Nike):¥14,190
  • マジックスピード4(Asics):¥12,999
  • リベリオンプロ3・LOW(Mizuno):¥19,999
  • 1080v14(NB):¥11,880

※価格は変動する可能性があります。

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スペック比較表

FuelCell (フューエルセル)

定価(税込) 重量(27.0cm) 厚さ ドロップ カテゴリー
SC Elite v4 ¥29,700 237g 40mm 4mm レーシング
SC Pacer v2 ¥25,850 210g 32mm 8mm レーシング
SC Trainer v3 ¥24,200 255g 40mm 6mm トレーニング
Rebel v4 ¥16,500 210g 30mm 6mm トレーニング
Propel v5 ¥13,750 280g 34mm 6mm ニュートラル
Pvlse v1 ¥14,850 180g 17mm 2mm スピード

見切れている場合横にスクロールできます

Fresh Foam (フレッシュフォーム)

定価(税込) 重量(27.0cm) 厚さ ドロップ カテゴリー
Balos v1 ¥24,200 250g 38.5mm 6mm トレーニング
More v5 ¥20,900 305g 43mm 4mm マックス
クッション
1080 v14 ¥19,800 290g 38mm 6mm クッション
880 v15 ¥16,940 295g 40mm 6mm ニュートラル
860 v14 ¥16,500 305g 34mm 8mm スタビリティ
KAIHA v1 ¥12,100 280g 35mm 4mm ニュートラル
Arishi v4 ¥9,900 260g 30mm 6mm ファンラン
520 v9 ¥8,910 255g 30mm - ファンラン

見切れている場合横にスクロールできます

 ニューバランスのシューズには大きく分けて「FuelCell (フューエルセル)」「Fresh Foam (フレッシュフォーム)」の2つのシリーズ(コレクション)があります。

 詳しくは各セクションで解説しますが、FuelCellシリーズは弾力感(反発)、Fresh Foamシリーズはクッションに特徴があります。

 他にもDynasoft、HANZO、さらにシリーズ名がない安いモデルもありますが、本記事では上記2シリーズのシューズに絞って紹介します。

 薄底のスピードモデルであるHANZOシリーズや400番台の安いモデルに関しては、以下の記事で違いを解説しているので参考にしてください。

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FuelCell シリーズ

 FuelCellシリーズのミッドソールには、その前でもある「FuelCell」フォームが使用されています。

 軽量で反発力・クッションに優れており、レース・トレーニングに的したモデルが多いです。

 2023年までのFuelCellフォームは、標準的で広く使用されるEVAに、窒素を注入したTPUをブレンドした材料を使用していました。

 TPUは柔らかく伸縮性があるため、モデルによって割合を変えており、クッション・反発力の特性が調整されていました。

 しかし、反発力は爆発的ではなく、もちもちとしており応答性も早くはなく、レーシング用としては少し劣っていました。

 その後2024年に大幅にアップデートされ、FuelCell SC Elite v4では他社の最速モデルにも使用されるPEBA(Pebax)ベースの素材となりました。

 これによりエネルギーリターンが大きく向上し、競争力のあるフォーム材に進化したといえます。

 FuelCellシリーズの中でもデイリートレーナー・トレーニング用として設計されるモデルには、耐久性・安定性などを考慮しEVAがブレンドされることが多いです。

FuelCell SC Elite v4

  • 定価(税込):29,700円
  • 重量(27.0cm):237g
  • 厚さ:40mm
  • ドロップ:4mm
  • 主な用途:5km~フルマラソン(~サブ3.5)、インターバル、LT走、ロング走

 ニューバランス最速のマラソンシューズ。2024年の都道府県対抗女子駅伝で田中希実選手が着用していました(2区区間賞)。

 ミッドソールの素材はバージョン3までTPUベースでしたが、今作では他社同様PEBAベースとなりエネルギーリターンが大幅に向上しています。

 ミッドソール中央には大きな溝が設けられ、その上部に配置されたカーボンプレートと連携することで効率良く推進力が生み出される構造です。

FuelCell SC Pacer v2

  • 定価(税込):25,850円
  • 重量(27.0cm):210g
  • 厚さ:32mm
  • ドロップ:8mm
  • 主な用途:3km~ハーフマラソン、インターバル、LT走

 タクミセン(Adizero)と同じく厚すぎず軽量で、5km〜10km前後の高速レースに特化したシューズです。

 初代モデルは薄底シューズに近い接地感でしたが、今作ではSC Elite v4と同じPEBA製のFuelCellフォームが採用されことで弾力感が得られるようになりました。

 さらにソールが約7mm厚くなったことでクッション性も向上し、より長い距離で使えるようになったのもメリットです。

FuelCell SC Trainer v3

  • 定価(税込):24,200円
  • 重量(27.0cm):255g
  • 厚さ:40mm
  • ドロップ:6mm
  • 主な用途:10km~フルマラソン(サブ3~サブ4)、インターバル、LT走、ロング走

 最速モデルのElite v4のトレーニングモデルですが、反発力がそこそこ強いため中級者のレーシング用としてもおすすめです。

 Elite v4と同等の構成ですが、Trainer v3の方が幅が広く安定性に優れ、かつフォーム材が多いためクッションを感じやすいです。

FuelCell Rebel v4

  • 定価(税込):16,500円
  • 重量(27.0cm):210g
  • 厚さ:30mm
  • ドロップ:6mm
  • 主な用途:ジョギング、ロング走、LT走、インターバル、ロードレース(サブ3~サブ5)、部活用

 軽量性、クッション性、反発力を全て兼ね備えたモデル。最速モデルのSC Elite v4よりも軽量です。

 SC Elite v4と異なりPEBA/EVA配合のミッドソールを採用していますが、EVAをブレンドしたとは思えないほど柔らかいです。

 ジョギングで使用する方が多いですが、テンポ走・インターバルなどのスピード練習でも使用可能で超万能。

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FuelCell Propel v5

  • 定価(税込):13,750円
  • 重量(27.0cm):280g
  • 厚さ:34mm
  • ドロップ:6mm
  • 主な用途:ジョギング、ロング走、LT走、ロードレース(サブ4~完走)、部活用

 FuelCellコレクションの中で最も安いシューズ。ミッドソールにTPUプレートが内蔵されていますが、柔軟性が高いため初心者でも扱いやすいです。

 前作(v4)からクッション性・反発力が向上し、トレーニング・レースで使いやすくなりました。他社製品と比較して非常に安く、コストパフォーマンスにも優れています

▼前のモデル

FuelCell Pvlse v1

  • 定価(税込):14,850円
  • 重量(27.0cm):180g
  • 厚さ:17mm
  • ドロップ:2mm
  • 主な用途:800m~10000m、スピード練習全般、部活用、坂ダッシュ

 読み方は「パルス」。厚さはFuelCellコレクションで最も薄い17mmで、唯一20mm以下のためトラック競技で使用可能です。

 ミッドソールのFuelCellは他のモデルよりも硬めに調整されていますが、カチカチな硬さではなく反発力も少しだけ感じられます。

 シンプルな構成でスピードが出しやすく、部活用(特に短距離選手)にもおすすめです。

Fresh Foam シリーズ

 Fresh Foamシリーズは、ふかふかなのクッション性が特徴です。EVAベースの材料ですが、配合や製造条件の工夫により、非常に柔らかく仕上げています。

 反発が強すぎず、また形状の工夫により安定性との両立も実現しているため、初心者向けモデルが多いです。

 このため、ジョギング・ロング走・フルマラソン完走・タウンユースといった用途に適しています。

 ミッドソールの材質である「Fresh Foam X」「Fresh Foam」により2つに細分化されますが、「Fresh Foam X」の方がクッションが高くて上位です。

Fresh Foamシリーズ

(左)Fresh Foam X 1080 v13 (右)Fresh Foam X 880 v12

 また、Fresh Foamシリーズは1080・880・860など、スニーカーと同様に数字が付与されることがあります。

 基本的には、百〜千の位が大きいほど性能が高いと考えて問題ありません。百〜千の位が同じ場合(880・860など)は、コンセプトの違い(派生モデル)程度の差になります。

 ちなみに、スニーカー(996など)の番号との関連性は小さいので、独立したものと考えた方が良いと思います。

 以下では、Fresh Foamシリーズの中でも代表的なモデルに絞って紹介し、840・680など国内でほとんど見かけないモデルについては割愛しています。

Fresh Foam X Balos v1

Fresh Foam X Balos v1

商品画像の引用元:shop.newbalance.jp

  • 定価(税込):24,200円
  • 重量(27.0cm):250g
  • 厚さ:38.5mm
  • ドロップ:6mm
  • 主な用途:ジョギング、ロング走、ロードレース・マラソン(サブ3.5~サブ5)、LT走

 公式サイトで大きく取り上げられていないため認知度は低いですが、Balos(バロス)がFresh Foamシリーズの最上位モデルです。

 Fresh Foam XとはいいつつPebaxをブレンドしており、FuelCellシリーズのような反発力が得られます。

 厚底ソールに強いロッカー形状を採用し、重量は250g(27.0cm)程度と重すぎず、レース用としても活躍できます。

Fresh Foam X More v5

  • 定価(税込):20,900円
  • 重量(27.0cm):305g
  • 厚さ:43mm
  • ドロップ:4mm
  • 主な用途:ジョギング、ロング走、ロードレース・マラソン(完走レベル)、タウンユース

 Fresh Foamシリーズで最も厚く、クッション性に特化したようなシューズです。

 代表モデルともいえる1080もクッション性は十分高いですが、さらに超厚底でふかふかなシューズを求める方におすすめです。

Fresh Foam X 1080 v14

  • 定価(税込):19,800円
  • 重量(27.0cm):290g
  • 厚さ:38mm
  • ドロップ:6mm
  • 主な用途:ジョギング、ロング走、ロードレース・マラソン(サブ4.5~完走)、部活用

 ニューバランスを代表するようなランニングシューズでもあり、厚底でふかふかとしたクッションが特徴です。

 40mm近いソールにクッション性に優れたフォーム(Fresh Foam X)を多く使用し、ふかふかで豪華なアッパーも備えています。

 リカバリーペースのジョギングで使用することが多いですが、フルマラソン完走を目指すシューズとしてもおすすめです。

 前作(v13)で一気にふかふかなライド感にアップデートされたこともあり、今作(v14)ではフォーム材の硬度や形状の変更により安定感が向上しています(ただし重量は増加)。

▼前のモデル

Fresh Foam X 880 v15

  • 定価(税込):16,940円
  • 重量(27.0cm):295g
  • 厚さ:40mm
  • ドロップ:6mm
  • 主な用途:ジョギング、ロング走、ロードレース・マラソン(サブ5~完走)、ウォーキング、タウンユース

 1080と同様にFresh Foam Xに分類されていますが、880のミッドソールの方が硬めに調整されています。

 このため、クッションカテゴリーに分類される1080に対して、880はニュートラルカテゴリーに分類されています。

 程良い硬度のためタウンユースとの相性も良く、スニーカーとしても人気が高いモデルです。

 15代目ではミッドソールが大幅に厚底化されたことで反発力が向上したものの、重量は増加しています。

 ちなみに、さらに硬めのフォームを使用した「Walking Fresh Foam 880」というモデルもあります。

Fresh Foam X 860 v14

  • 定価(税込):16,500円
  • 重量(27.0cm):305g
  • 厚さ:34mm
  • ドロップ:8mm
  • 主な用途:ジョギング、ロング走、ロードレース・マラソン(サブ5~完走)、ウォーキング、タウンユース

 880と似たようなシューズですが、860は安定性にもフォーカスしていて、スタビリティカテゴリーに分類されています。

 安定していて歩きやすいため、こちらもランニングのみならず普段使いとしても人気です。

 安定性を高めるために、従来は硬度の異なる2種類のフォームを使用していましたが、今作では後足部にEVAボードを内蔵しているのが特徴です。

 スタビリティカテゴリーの最上位モデルにFresh Foam X Vongoがありますが、安くてカジュアルな860の方が人気です。

Fresh Foam X KAIHA v1

  • 定価(税込):12,100円
  • 重量(27.0cm):280g
  • 厚さ:35mm
  • ドロップ:4mm
  • 主な用途:ジョギング、ロードレース・マラソン(完走)、ウォーキング、タウンユース

 Fresh Foam Xを採用したモデルでは最も安いです。同価格帯にEvozというモデルもありましたが、KAIHAの方が厚くてクッションが高いです。

 チャート的には1080の下位モデル、またマイナーですが680と同等スペックのイメージです。この価格帯のシューズとしては、十分過ぎるクッションです。

 アッパーの耐久性はさほど高くはないので、長期間の使用を考えているなら上位モデルがおすすめです。

Fresh Foam Arishi v4

  • 定価(税込):9,900円
  • 重量(27.0cm):260g
  • 厚さ:30mm
  • ドロップ:6mm
  • 主な用途:ジョギング、ウォーキング、タウンユース、ロードレース(~ハーフマラソン)

 Fresh Foam Xではないためクッションは少し落ちるものの、定価は10,000円を切るためお手頃です。

 厚さも30mm程度まで減少しているので、上位モデルに慣れていると硬めに感じるかもしれません。

 ただしスニーカーとして考えれば柔らかく、軽めの運動・ウォーキング・普段履きなどに適しています。

Fresh Foam 520 v9

  • 定価(税込):8,910円
  • 重量(27.0cm):255g
  • 厚さ:30mm
  • 主な用途:ジョギング、ウォーキング、タウンユース、ロードレース(~ハーフマラソン)

 Fresh Foamシリーズで最も安いモデルです。400番台(413など)になると、通常のEVAソール(シリーズなし)になります。

 性能はFresh Foam XではないArishiと同等で、こちらも上位モデルよりも硬めですが、スニーカーよりは柔らかいです。

 ソールの見た目はふわふわ感のある上位モデルに似ているので、400番台と比較して安っぽさがないのが優位点だと思います。