【2024版】ニューバランスのランニングシューズ11足まとめ|スペック比較表付き
2024/02/22
★2024/2/22更新:最新情報を反映しました。★
ニューバランスのランニングシューズ11足(FuelCell:6モデル、Fresh Foam:5モデル)をまとめました。スペック比較表も記載したので、購入時の参考にしてください。
シューズまとめ記事のリンク
全モデル | |
---|---|
メーカー別 | |
レベル別 | |
用途別 |
目次
比較表
FuelCell コレクション
定価(税込) | 重量(27.0cm) | 厚さ | ドロップ | カテゴリー | |
---|---|---|---|---|---|
SC Elite v4 | ¥29,700 | 237g | 40mm | 4mm | レース(サブ2.5~サブ3.5) |
5280 v2 | ¥26,400 | 150g | 24mm | 8mm | 1500m・駅伝 |
SC Pacer | ¥19,800 | 196g | 25.5mm | 8mm | 3km~10km |
SC Trainer v2 | ¥24,200 | 275g | 40mm | 6mm | レース/トレーニング(サブ3~サブ4) |
Rebel v3 | ¥15,950 | 209g | 31mm | 6mm | トレーニング(サブ3~サブ5) |
Propel v4 | ¥12,100 | 285g | 34mm | 6mm | トレーニング(サブ4~完走) |
見切れている場合横にスクロールできます
Fresh Foam コレクション
定価(税込) | 重量(27.0cm) | 厚さ | ドロップ | |
---|---|---|---|---|
1080 v13 | ¥18,700 | 265g | 38mm | 6mm |
880 v13 | ¥15,400 | 300g | 32mm | 10mm |
860 v13 | ¥15,400 | 309g | 34mm | 10mm |
More v4 | ¥19,800 | 295g | 34mm | 4.5mm |
Evoz v3 | ¥12,100 | 260g | - | - |
見切れている場合横にスクロールできます
ニューバランスのシューズには大きく分けて「FuelCell」、「Fresh Foam」、「HANZO」の3つのコレクションがあります。
違いはミッドソールの材質で、FuelCellはその名前である「FuelCell」、Fresh Foamは「Fresh Foam X」、HANZOは「REVliteX」が主要な材質として使用されています。
FuelCellはニューバランス最高の反発力を持つフォーム材です。軽量でクッション性も高く、レース・トレーニング用のモデルが多い傾向にあります。
2023年までに発売されたシューズのFuelCellは、TPUに窒素を注入しながら成形しており、もちもちとしたクッションが特徴のフォーム材です。
FuelCellは2024年に大幅にアップデートされ、FuelCell SC Elite v4では他社の最速モデルにも使用されるPebaベースの素材となり、エネルギーリターンが大きく向上しました。
従来のFuelCell(TPU)は柔らかすぎて接地時間が長いイメージがあり、レーシング用としては使いづらく感じていたので、Pebaベースになったことで競争力のあるフォーム材になったと思います。
Fresh Foamはふかふかのクッション性が特徴です。初心者用モデルが多く、これからランニングを始める場合やタウンユース兼用の場合におすすめです。
Fresh Foamにはウォーキングや軽めの運動用のモデルも多くありますが、本記事ではランニング用のみに絞って紹介します。
HANZOは薄底で軽量なシューズが多く、スピードを出したいときにおすすめです。比較的安いので、部活性がアップ用に買うことも多いです。こちらは以下の別記事で紹介します。
関連記事
FuelCell コレクション
FuelCell SC Elite v4
- 定価(税込):29,700円
- 重量(27.0cm):237g
- 厚さ:40mm
- ドロップ:4mm
- 主な用途:5km~フルマラソン(~サブ3.5)、インターバル、LT走、ロング走
ニューバランス最速のマラソンシューズ。2024年の都道府県対抗女子駅伝で田中希実選手が着用(2区区間賞)。
ミッドソールの素材はバージョン3までTPUベースだったが、今作では他社同様PEBAベースとなりエネルギーリターンが大幅に向上した。
ミッドソール中央には大きな溝が設けられ、その上部に配置されたカーボンプレートと連携することで効率良く推進力が生み出される。
FuelCell 5280 v2
- 定価(税込):26,400円
- 重量(27.0cm):150g
- 厚さ:24mm
- ドロップ:8mm
- 主な用途:800m~5000m、駅伝、インターバル
スパイクの構造をロード用に転用したシューズで、カーボンプレートが内蔵されている。靴底が25mm以下なので800m以上のトラックレースとしても使用可能。
重さは約150g(27.0cm)で、ロード用シューズとしては最軽量の部類に入る(アシックスのソーティマジックと同じくらい)。
FuelCell SC Pacer
- 定価(税込):19,800円
- 重量(27.0cm):196g
- 厚さ:25.5mm
- ドロップ:8mm
- 主な用途:3km~10km、インターバル、LT走、坂ダッシュ
厚底ではないもののカーボンプレートが内蔵されている。ストリークフライ(NIKE)や、タクミセン9(Adidas)と同じカテゴリーであるが、薄底シューズの感覚に近い。
Fuelcell 5280 v2と用途が近いが、トラックのレースでは使用できないので注意。スピード練習や、3km~10kmのロードレースでの使用がおすすめ。
関連記事
FuelCell SC Trainer v2
- 定価(税込):24,200円
- 重量(27.0cm):275g
- 厚さ:40mm
- ドロップ:6mm
- 主な用途:10km~フルマラソン(サブ3~サブ4)、インターバル、LT走、ロング走
最速モデルのSC Elite v3のトレーニングモデルで、こちらもカーボンプレートを内蔵。SC Elite v3よりも重いが、安くて耐久性は高くなる。
初代モデルではソールの厚みが46mmもあったが、今作では40mmに調整され公認レースでも使用できるようになった。
FuelCell Rebel v3
- 定価(税込):15,950円
- 重量(27.0cm):209g
- 厚さ:31mm
- ドロップ:6mm
- 主な用途:ジョギング(速め)、ロング走、LT走、インターバル、ロードレース(サブ3~サブ5)、部活用
軽量性、クッション性、反発力を全て兼ね備えたモデル。メインはジョギングでの使用となるが、テンポ走・インターバルなどのスピード練習でも使用可能で超万能。
ここまで性能が高いにも関わらず、10000円前後で購入できる場合が多い。コスパが非常に高く、個人的に最もおすすめ。
関連記事
FuelCell Propel v4
- 定価(税込):12,100円
- 重量(27.0cm):285g
- 厚さ:34mm
- ドロップ:4mm
- 主な用途:ジョギング、ロング走、LT走、ロードレース(サブ4~完走)、部活用
FuelCellコレクションの中で最も安いシューズ。ミッドソールにTPUプレートが内蔵されているが、柔軟性が高いため初心者でも扱いやすい。
旧モデル(v3以前)よりもクッション性・反発力が大幅に向上し、トレーニング・レースで使いやすくなった。他社製品と比較して非常に安く、コストパフォーマンスにも優れる。
関連記事
Fresh Foam コレクション
Fresh Foam X 1080 v13
- 定価(税込):18,700円
- 重量(27.0cm):265g
- 厚さ:38mm
- ドロップ:6mm
- 主な用途:ジョギング、ロング走、10km~フルマラソン(サブ4~完走)、部活用
ニューバランスの代表モデル。Fresh Foamコレクションで迷ったら1080がおすすめ。田中希実選手着用モデル。
高いクッション性と適度な安定感を備えているため、デイリートレーナーやフルマラソンで完走を目指す場合に最適。
今作ではミッドソールがソフトに改良され、かつ4mm厚くなったことでクッション性・反発力が向上した。さらに重量は20g以上軽くなったことで用途が幅広くなった。
関連記事
Fresh Foam X 880 v13
- 定価(税込):15,400円
- 重量(27.0cm):300g
- 厚さ:32mm
- ドロップ:10mm
- 主な用途:ジョギング、ロング走、ロードレース(完走レベル)、ウォーキング、タウンユース
ウォーキング用の代表モデルとしてWalking Fresh Foam 880があるが、880v13の方がランニング仕様となっており、ウォーキング〜フルマラソンまで幅広く使用可能。
ミッドソールは1080と異なり2種類のフォーム材を使用。前足部上側〜後足部にかけてはクッション性に優れたフォーム材、前足部下側は反発力に優れたフォーム材を配置している。
Fresh Foam X 860 v13
- 定価(税込):15,400円
- 重量(27.0cm):309g
- 厚さ:34mm
- ドロップ:10mm
- 主な用途:ジョギング、ロング走、ロードレース(完走レベル)、ウォーキング、タウンユース
Fresh Foam X 880と同じく2層のミッドソール構造を採用している。違いは内側に高硬度のフォーム材(メディアルポスト)を配置している点で、安定性を重視している。通勤などタウンユースにもおすすめ。
Fresh Foam X More v4
- 定価(税込):19,800円
- 重量(27.0cm):295g
- 厚さ:34mm
- ドロップ:4.5mm
- 主な用途:ジョギング、ロング走、ロードレース(完走レベル)
Fresh Foamコレクションの中では最も厚くて柔らかいと宣伝されていたが、1080がバージョン13で厚く柔らかくなったことで微妙な立ち位置となってしまった。
More v5ではさらに厚くなる可能性はあるが、現地点では1080 v13の方がおすすめ。
Fresh Foam X Evoz v3
- 定価(税込):12,100円
- 重量(27.0cm):260g
- 主な用途:ジョギング、ウォーキング、軽めの運動、タウンユース
軽めのランニングやウォーキングに適したモデル。「砂浜を走る時の心地よさ」がコンセプト。
Fresh Foam Xフォームを使用したモデルの中では最も安く、気軽に運動・ダイエットを始めたい方におすすめ。