【2023版】ニューバランスのランニングシューズ12足まとめ|スペック比較表付き

★2023/3/21更新:最新情報を反映しました。★

 ニューバランスのランニングシューズ12足(FuelCell:8モデル、Fresh Foam:4モデル)をまとめました。スペック比較表も記載したので、購入時の参考にしてください。

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メーカー別
レベル別
用途別

比較表

FuelCell コレクション

定価(税込) 重量(27.0cm) 厚さ ドロップ カテゴリー
SC Elite v3 ¥29,700 228g 40mm 4mm レーシング(サブ2.5~サブ3.5)
5280 v2 ¥26,400 150g 24mm 8mm 1500m・駅伝
SC Pacer ¥19,800 196g 25.5mm 8mm 5km~ハーフ
SC Trainer ¥24,200 290g 47mm 6mm トレーニング(サブ3~サブ4)
Rebel v3 ¥14,850 209g 31mm 6mm レーシング/トレーニング(全レベル)
Propel v4 ¥12,100 285g 34mm 6mm トレーニング(サブ4~完走)
TC ¥24,200 260g 34mm 6mm レーシング/トレーニング(サブ3.5~サブ5)
Prism v2 ¥13,200 266g 30mm 6mm トレーニング(サブ4~完走)

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Fresh Foam コレクション

定価(税込) 重量(27.0cm) 厚さ ドロップ
1080 v12 ¥18,700 292g 34mm 8mm
880 v13 ¥15,400 300g 32mm 10mm
860 v13 ¥15,400 309g 34mm 10mm
More v4 ¥19,800 295g 38mm 4.5mm

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 ニューバランスのシューズには大きく分けて「FuelCell」「Fresh Foam」「HANZO」3つのコレクションがあります。

 違いはミッドソールの材質で、FuelCellはその名前である「FuelCell」、Fresh Foamは「Fresh Foam X」、HANZOは「REVliteX」が主要な材質として使用されています。

 FuelCellニューバランス最高の反発力を持つ素材で、さらにもちもちとしてクッション性も高いです。レーシング用に適していて、厚底のシューズが多い傾向にあります。

 Fresh Foamふかふかのクッション性が特徴です。初心者用モデルが多く、これからランニングを始める場合やタウンユース兼用の場合におすすめです。

 HANZO薄底軽量なシューズが多く、スピードを出したいときにおすすめです。比較的安いので、部活性がアップ用に買うことも多いです。こちらは以下の別記事で紹介します。

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FuelCell コレクション

FuelCell SC Elite v3

  • 定価(税込):29,700円
  • 重量(27.0cm):228g
  • 厚さ:40mm

 ニューバランス最速のマラソンシューズ。もちもちのFuelCellのミッドソールにカーボンプレートが埋め込まれた構成。

 反発とクッション性を両立させていることが一番の特徴で、カーボン特有のクセは小さい。幅広いペースで違和感なく走れるため、幅広いレベルまで対応。

 他社のカーボンプレート内蔵シューズと比べると、クッション性の高さが感じられやすい。沈み込みがやや大きいため、弾むような乗り心地が得られる。

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FuelCell 5280 v2

FuelCell 5280 v2

商品画像の引用元:shop.newbalance.jp

  • 定価(税込):26,400円
  • 重量(27.0cm):150g
  • 厚さ:24mm

 スパイクの構造をロード用に転用したシューズで、カーボンプレートが内蔵されている。靴底が25mm以下なので800m以上のトラックレースとしても使用可能。大人気のため、2023年3月現在オンラインでの購入は困難

 重さは約150g(27.0cm)で、ロード用シューズとしては最軽量の部類に入る(アシックスのソーティマジックと同じくらい)。

FuelCell SC Pacer

  • 定価(税込):19,800円
  • 重量(27.0cm):196g
  • 厚さ:25.5mm

 厚底ではないもののカーボンプレートが内蔵されている。ストリークフライ(NIKE)や、タクミセン9(Adidas)と同じカテゴリーであるが、薄底シューズの感覚に近い。

 Fuelcell 5280 v2と用途が近いが、トラックのレースでは使用できないので注意。スピード練習や、5km~10kmのロードレースでの使用がおすすめ。

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FuelCell SC Trainer

  • 定価(税込):24,200円
  • 重量(27.0cm):290g
  • 厚さ:47mm

 公認ロードレースの厚さの上限(40mm)を超えた超厚底シューズ。他社のモデルでは、テンポネクスト%(Nike)プライムX(Adidas)が近い。

 疲労感が残りづらく、厚底レーシングシューズのトレーニング用に適している。ただし、価格が高く用途も限られているため、こだわりがない限りは次に紹介するFuelCell REBEL v3がおすすめ。

FuelCell Rebel v3

  • 定価(税込):14,850円
  • 重量(27.0cm):209g
  • 厚さ:31mm

 軽量性、クッション性、反発力を全て兼ね備えたモデル。メインはジョギングでの使用となるが、テンポ走・インターバルなどのスピード練習でも使用可能で超万能

 ここまで性能が高いにも関わらず、10000円前後で購入できる場合が多い。コスパが非常に高く、個人的に最もおすすめ

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FuelCell Propel v4

  • 定価(税込):12,100円
  • 重量(27.0cm):285g
  • 厚さ:34mm

 FuelCellコレクションの中で最も安いシューズ。ミッドソールにTPUプレートが内蔵されているが、柔軟性が高いため初心者でも扱いやすい。

 旧モデル(v3以前)よりもクッション性・反発力が大幅に向上し、トレーニング・レースで使いやすくなった。他社製品と比較して非常に安く、コストパフォーマンスにも優れる。

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FuelCell TC

  • 定価(税込):24,200円
  • 重量(27.0cm):260g
  • 厚さ:34mm

 カーボンプレートが内蔵されているが、SC Eliteよりクッション性耐久性に特化したモデル。ナイキのズームフライ5と同じような立ち位置で、トレーニングにもレースにも対応している。

 ニューバランス公式で「クセが少ない」と宣伝している通り、あらゆるペースに対応していて走りやすい

FuelCell Prism v2

  • 定価(税込):13,200円
  • 重量(27.0cm):266g
  • 厚さ:30mm

 ミッドソールのFuelCellはやや硬めに調整されているため、他のFuelCellシリーズよりも安定性の高さが特徴。

 ナイキのエアズームペガサスと同じような立ち位置で、サブ4~5を狙うランナーのトレーニングシューズとしてもおすすめ。ペースはキロ5~6前後が一番快適に走れるという声が多い。

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Fresh Foam コレクション

Fresh Foam X 1080 v12

  • 定価(税込):18,700円
  • 重量(27.0cm):292g
  • 厚さ:34mm

 ニューバランスの代表モデル。Fresh Foamコレクションで迷ったら1080がおすすめ。田中希実選手着用モデル。

 高いクッション性と適度な安定感を備えているため、デイリートレーナーフルマラソンで完走を目指す場合に最適。

Fresh Foam X 880 v13

  • 定価(税込):15,400円
  • 重量(27.0cm):300g
  • 厚さ:32mm

 先ほど紹介したFresh Foam X 1080よりもソールが若干薄く2種類のフォーム材を使用していることが特徴。1080よりもクッション性は落ちるものの、フルマラソンでは使用可能。

 前足部上側〜後足部にかけてはクッション性に優れたフォーム材、前足部下側反発力に優れたフォーム材を配置している。

Fresh Foam X 860 v13

  • 定価(税込):15,400円
  • 重量(27.0cm):309g
  • 厚さ:34mm

 Fresh Foam X 880と同じく2層のミッドソール構造を採用している。違いは内側に高硬度のフォーム材(メディアルポスト)を配置している点で、安定性を重視している。通勤などタウンユースにもおすすめ。

Fresh Foam X More v4

  • 定価(税込):19,800円
  • 重量(27.0cm):295g
  • 厚さ:38mm

 Fresh Foamコレクションの中では最も厚い38mmで、クッション性に特化したモデル。

 ゲルニンバス25(Asics)、インヴィンシブル3(Nike)と同じカテゴリーで、疲労を溜めたくない場面や、長い距離をゆっくり走る場面におすすめ。

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