トップページをリニューアルしました!

【2024最新】初心者おすすめのランニングシューズ19選!選び方も解説

初心者おすすめランニングシューズ

 初心者(サブ5〜完走目安)おすすめのランニングシューズをカテゴリー別に紹介します。シューズの選び方についても解説します。

シューズまとめ記事のリンク

メーカー別
レベル別
用途別

ランニングシューズの選び方

安定性・クッション性

 ランニングを始めたばかりの頃は、クッション性だけでなく安定性にも優れたシューズがおすすめです。

 安定性に優れたシューズはスタビリティモデルと呼ばれ、特にフォームが定まっていない方におすすめです。

 ソールの幅を広く設定したり、しっかりとしたヒールカウンターを採用することで接地時のブレを抑え、怪我のリスクを低減することができます。

 実際、初めの1足として紹介されるシューズはスタビリティモデルであることが多いです。

 クッション性に優れたシューズはクッショニングモデルと呼ばれ、疲労を溜めたくない場面におすすめです。

 スタビリティモデルよりも安定性は落ちますが、ふかふかな履き心地で快適に走ることができます。

 また、安定性・クッション性をどちらもバランス良く備えたシューズはニュートラルモデルと呼ばれます。

 比較的シンプルな構成のものが多く、重量はやや抑えられる傾向があります。

 大きなサポートが不要な方、気軽にランニングを楽しみたい方はニュートラルモデルが適しています。

重量はあまり気にしない

 重量に関しては、安定性やクッション性ほど気にしなくて良いと思います。

 基本的には重量を落とすと耐久性が低くなり、アッパーは破れやすく、ミッドソールはへたりやすく、アウトソールはすぐに擦り減ってしまいます。

 他にも安定性・クッション性・反発力を犠牲にすることもあり、必ずしも軽ければ良いという訳ではありません。

 このため、しっかりと安定性・クッション性を備えたシューズは、27.0cmサイズで280g〜310g程度となることが多いです。

 トップ選手でもリカバリー時はこれらのシューズを履くことが多く、走っていても重さはそこまで気にならないと思います。

何足必要か

 1足のみではシューズの癖によって同じ筋肉や骨に大きな負荷がかかり、怪我につながる可能性が出てきます。さらには、バランスの悪いランニングフォームになって再び怪我をしてしまう悪循環に陥る恐れもあります。

 そのため、2足以上(できれば別のメーカー)のランニングシューズを揃えてバランス良く鍛える(過負荷を避ける)ことをおすすめします。

 店頭であればステップ、ゼビオあたりが種類が豊富で購入しやすいと思います。ただし定価で売られている場合が多いです。

 オンラインでは楽天市場で購入するのがおすすめです。上に挙げた店舗は楽天市場に出店していて、店頭価格より安く購入できる場合がほとんどです。

 オンラインでは試し履きができずに不安になると思いますが、その場合は余裕を持って0.5cm大きいサイズを購入することをおすすめします

 サイズが小さすぎると足の指が腫れたりマメができてしまいますが、少し大きいくらいなら困ることは少ないです。フルマラソンでは何時間も走ることになるのでサイズにゆとりにあった方が絶対に良いです。

スタビリティ

 初心者用シューズのお決まりといえる安定性重視のシューズから紹介します。フルマラソン完走を目指す方におすすめです。

インフィニティラン4 (Nike)

  • 定価(税込):18,700円
  • 重量(27.0cm):322g
  • 厚さ:39mm

 ナイキが怪我ゼロを挑戦して設計したシューズで、過去のシューズ(ズームストラクチャー22)と比べて怪我の発生率が52%も減少したことが実証されている。

 今作ではミッドソールに従来よりも反発力が高いリアクトXが採用され、さらに厚さは39mmとなったことでエネルギーリターンが大きく向上した。

 ナイキの初心者用シューズにはズームストラクチャーズームボメロというシューズもあるが、リアクトインフィニティが圧倒的に人気。日本選手権に出場するようなトップランナーからも人気があり、デイリートレーナーの定番となった。

関連記事

ゲルカヤノ31 (Asics)

  • 定価(税込):20,900円
  • 重量(27.0cm):305g
  • 厚さ:40mm

 アシックスの初心者向けシューズの超定番。クッション性・安定性に優れ、フルマラソン完走を目指す方に最適

 前作と同様に厚さ40mmのソールを備え、後足部には柔らかい素材であるPureGELを内蔵。

関連記事

フォーエバーランニトロ (Puma)

  • 定価(税込):19,800円
  • 重量(27.0cm):274g
  • 厚さ:36mm

 ミッドソールには2種のニトロフォームを使用し、コア(内部)を柔らかく、シェル(外側)を硬めにすることでクッション性と安定性を両立している。

 TPU製のヒールカウンターはフィット感を向上するとともに、内側を高くすることで接地時の安定性を高めている。

Fresh Foam X 860 v14 (New Balance)

  • 定価(税込):16,500円
  • 重量(27.0cm):305g
  • 厚さ:34mm

 今作ではメディアルポスト(内側の硬めの部材)を廃止し、EVAボードを内蔵することで高い安定性を実現している。

 ふかふか過ぎないクッションで歩きやすく、タウンユース・ウォーキング用としても人気

アドレナリンGTS23 (Brooks)

  • 定価(税込):18,700円
  • 重量(27.0cm):290g
  • 厚さ:36mm

 ブルックスの代表モデルであるゴーストに安定性のサポートを付与したようなシューズ。ドロップが12mmと大きく、ヒールストライカーにおすすめ。

 GTSは「Go-to-support」の略で、安定性を高めるためにガイドレールと呼ばれるサポート部材を備えている。

クッショニング

 クッション性が高く、ゆっくり走る場面に適したシューズを紹介します。中~上級者のリカバリー用にもおすすめです。

クリフトン9 (HOKA)

  • 定価(税込):20,900円
  • 重量(27.0cm):248g
  • 厚さ:35mm

 旧モデルからミッドソールがアップデートされ、さらにクッション性が向上した。軽量性にも優れており、分厚いソールからは考えられないほど軽い

 デイリートレーナーとして多くのトップランナーが使用。さらにクッションを求める場合はボンダイ8もおすすめ。

関連記事

ゲルニンバス26 (Asics)

  • 定価(税込):19,800円
  • 重量(27.0cm):305g
  • 厚さ:41.5mm

 厚さ41.5㎜と超厚底で、アシックスで最もクッション性が高いモデル。後足部には従来の露出型のGELよりも柔らかいPureGELが内蔵されている。

 ミッドソール全域にFF Blast Plus Ecoと呼ばれる弾力性のある素材が使用されていて、スタビリティモデルのゲルカヤノと比べてふかふか感が感じられる。

関連記事

Fresh Foam X 1080 v13 (New Balance)

  • 定価(税込):18,700円
  • 重量(27.0cm):265g
  • 厚さ:38mm

 ニューバランスの代表モデル。長い距離を快適に走ることにフォーカスしており、タウンユースにもおすすめ。重量(27.0cm)は265gで、クッショニングモデルとしては軽量

 今作ではミッドソールのFresh Foam Xが柔らかく改良され、厚さは38mmとなったことでクッション性がさらに向上した。

関連記事

インヴィンシブル3 (Nike)

  • 定価(税込):22,000円
  • 重量(27.0cm):282g
  • 厚さ:40mm

 ナイキで最もエネルギーリターンに優れたズームXを贅沢に使用したクッショニングモデル

 ヴェイパーフライと構成が似ているが、幅をかなり広めに設定することで安定性を高め、幅広いレベルのランナーに対応している。

関連記事

ウエーブスカイ8 (Mizuno)

  • 定価(税込):19,800円
  • 重量(27.0cm):275g
  • 厚さ:41mm

 ミッドソールにはミズノエナジーに加え、クッション性に優れたミズノエナジーNXTを上層に新たに配置した。

 前作までは300gを超えていて用途が限られていたが、今作では大幅に軽量化されて幅広いペースに対応できるようになった

マグニファイニトロ2 (Puma)

  • 定価(税込):18,700円
  • 重量(27.0cm):286g
  • 厚さ:40mm

 ミッドソールには、窒素ガスを注入することで反発力を高めたニトロフォームを採用。ニットアッパーは幅広で履き心地が良く、ロング走に最適

 40mmの厚底モデルではあるが、ニトロフォームは柔らかすぎず、安定性反発力にも優れている。

ゴーストマックス (Brooks)

  • 定価(税込):19,800円
  • 重量(27.0cm):285g
  • 厚さ:39mm

 ニュートラルモデルであるゴーストの厚底モデル。ドロップは6mmと通常のゴーストの半分で、中〜上級者でも履きやすい。

 ブルックス公式ではクッション性がMaxに設定されているが、クッショモデルとしては柔らかすぎず、適度な安定性がある。

関連記事

ニュートラル

 ある程度のクッション性安定性を維持しつつも、軽量性反発力も備えたバランスの良いシューズを紹介します。

ペガサス41 (Nike)

  • 定価(税込):16,500円
  • 重量(27.0cm):285g
  • 厚さ:35mm

 ナイキの代表モデル。クッション性と反発力のバランスが良く、多くのトップランナーも使用。

 ミッドソールには従来よりも反発力が向上したリアクトXが採用され、前足部と後足部にAir Zoomユニットが内蔵されている。

 履き心地が良い上に耐久性が高いため、普段履きやジムでの使用もおすすめ。

関連記事

GT-2000 13 (Asics)

  • 定価(税込):15,950円
  • 重量(27.0cm):270g
  • 厚さ:36.5mm

 ゲルカヤノの軽量版ともいえるモデル。正確にはスタビリティモデルに分類されるが、本記事ではゲルカヤノと区別するためにニュートラルに分類した。

 ゲルカヤノよりも少し薄くて機能がシンプルだが、GT-2000 13の方が30g以上軽くてスピードが出しやすいため、サブ4を目標にレベルアップしたい方にもおすすめ

関連記事

ウエーブライダー28 (Mizuno)

  • 定価(税込):16,500円
  • 重量(27.0cm):280g
  • 厚さ:38.5mm

 ミズノを代表するデイリートレーナー。安価なモデル(ミズノエナジーを採用していないシューズ)を除いた中ではミズノで1番人気。

 ミッドソールの厚さは38.5mmと厚めだが、後足部に配置したウエーブプレートによりクッション性と安定性を両立している。

 後足部下部には新たにミズノエナジーNXTが配置されて、かかとから接地した場合のクッションが強化された

クラウドストラトス3 (On)

  • 定価(税込):20,680円
  • 重量(27.0cm):290g
  • 厚さ:35mm

 二重構造のCloudtecを採用することでクッション性を高めたモデル。柔軟性が高いSpeedboardにより、スムーズな走り心地が得られる。

 前作よりもミッドソールを柔らかく改良したことでクッション性が向上し、さらに重量は15g軽量化された。

関連記事

スーパーノヴァライズ (Adidas)

  • 定価(税込):15,400円
  • 重量(27.0cm):277g
  • 厚さ:36mm

 スーパーノヴァシリーズは2024年に一新され、デイリートレーナーとして使える3モデルが発売された。

 その中でスーパーノヴァライズは快適性を重視しており、ミッドソールに新たに採用されたドリームストライク+は柔らかすぎず、適度なクッションとなっている。

関連記事

ヴェロシティニトロ3 (Puma)

  • 定価(税込):14,300円
  • 重量(27.0cm):264g
  • 厚さ:36mm

 デイリートレーナーとして上位モデルにあたるマグニファイニトロ・フォーエバーランニトロよりもクッション・安定性は落ちるが、安くて軽量で使い勝手が良い。

 厚さは2mm増加の36mmとなり、前作よりはクッション・反発力が向上している。

ゴースト16 (Brooks)

  • 定価(税込):17,600円
  • 重量(27.0cm):270g
  • 厚さ:35mm

 ブルックスの代表モデル。新たにDNA LOFT v3を採用したことでクッション性が向上し、さらに10g軽量化された。

 シンプルな構成で程良いサポートがあり、ドロップが12mmと高いため初心者に最適。

関連記事