【おすすめ記事】安くて高性能な旧モデルを紹介!

【2024版】プーマのランニングシューズ12足まとめ│比較表付きで紹介

 プーマのランニングシューズ12足をまとめました。比較表も作成したので、迷った際に参考にしてください。

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メーカー別
レベル別
用途別

比較表

 2024年9月現在の現行モデル(ニトロシリーズ)の比較表を作成しました。

定価(税込) 重量 厚さ カテゴリー
Fast-Rニトロエリート2 ¥35,200 258g 40mm レーシング
ディヴィエイトニトロエリート3 ¥29,700 198g 39mm レーシング
ディヴィエイトニトロ3 ¥19,800 265g 39mm レーシング
FAST-FWDニトロエリート ¥31,900 189g 36mm レーシング
マグニファイニトロ2 ¥18,700 286g 39mm クッション
マグマックスニトロ ¥24,200 295g 46mm マックスクッション
フォーエバーランニトロ ¥19,800 274g 36mm スタビリティ
ヴェロシティニトロ3 ¥14,300 264g 36mm ニュートラル
リベレイトニトロ2 ¥16,500 200g 28mm スピード

見切れている場合は横にスクロールできます

 プーマは短距離スパイクが有名でしたが、2021年から中長距離向けのシューズに本格的に力を入れ、ニトロシリーズの展開を始めました。

 ニトロシリーズのシューズには、ミッドソールに「Nitro Foam Elite」または「Nitro Foam」が使用されています。

 Nitro Foam Eliteは軽量で反発力に優れているため高価になり、レース/トレーニングモデルに使用されます。厚底スパイクのフォーム材としても採用されています。

 通常のNitro FoamはNitro Foam Eliteの密度が高くなったイメージです。耐久性や安定性を高めるために使用されることが多いです。

 ニトロシリーズ以外のシューズには、これらのフォーム材が使用されていません。性能よりも安さを求める場合はこちらがおすすめです。

ニトロシリーズ

 マラソンなどに向けて本格的にトレーニングを行う場合は、ニトロシリーズから選ぶことをおすすめします。

Fast-R ニトロエリート2

  • 定価(税込):¥35,200
  • カテゴリー:レーシング
  • 重量(27.0cm):258g
  • 厚さ:40mm
  • ドロップ:8mm
  • ミッドソール:Nitro Foam Elite + Carbon Plate
  • 主な用途:3km~ハーフマラソン、インターバル、LT走

 重量にとらわれず、反発力に特化したシューズ。大きく2つに分かれたソールと、中央部に露出したカーボンプレートが特徴的で、カーボンプレートはつま先まで伸びている。

 あまりにも反発力が強いため、フルマラソンを走り切るためには相当な脚力が必要。トップレベルの選手でも避けることが多い。

ディヴィエイトニトロエリート3

  • 定価(税込):¥29,700
  • カテゴリー:レーシング
  • 重量(27.0cm):198g
  • 厚さ:39mm
  • ドロップ:10mm
  • ミッドソール:Nitro Foam Elite + Carbon Plate
  • 主な用途:ロードレース・マラソン(サブ2.5~サブ3.5)、インターバル、LT走、ロング走

 Fast-Rニトロエリート2より60gも軽量で、反発力は極端に強すぎず扱いやすい。フルマラソンで使うならこちらがおすすめ

 ニトロフォームエリートはPEBAではなく、TPUベースの素材に変更された。弾む感覚は弱くなったが、重量増加を抑えつつ厚底化された。

ディヴィエイトニトロ3

  • 定価(税込):¥19,800
  • カテゴリー:レーシング
  • 重量(27.0cm):265g
  • 厚さ:39mm
  • ドロップ:10mm
  • ミッドソール:Nitro Foam Elite + Nitro Foam + Carbon Plate
  • 主な用途:ロードレース・マラソン(サブ3.5~サブ5)、インターバル、LT走、ロング走、ジョギング

 ディヴィエイトニトロエリート3のトレーニングモデル。下層に通常のニトロフォームを配置することで安定性を高めている。

 カーボンプレートは切り欠きがあるため硬くはないが、前作よりも4mmほど厚くなったソールに傾斜をつけて配置されているため、程良く推進力が感じられる。

FAST-FWD ニトロエリート

FAST-FWD ニトロエリート

画像の引用元:jp.puma.com/jp/ja

  • 定価(税込):¥31,900
  • カテゴリー:レーシング
  • 重量(27.0cm):189g
  • 厚さ:36mm
  • ドロップ:9mm
  • ミッドソール:Nitro Foam Elite + Carbon Plate
  • 主な用途:3km~ハーフマラソン、インターバル、LT走

 5km〜10km・上り坂に特化した特殊なモデル。前足部と後足部が削れたソール形状が特徴で、強制的にミッドフット接地になる。

 反発力で推進力を生み出すというよりは、足の回転数を上げてスピードを上げていくイメージに近い。用途が限られており、販売数は少ない

マグニファイニトロ2

  • 定価(税込):¥18,700
  • カテゴリー:クッション
  • 重量(27.0cm):286g
  • 厚さ:39mm
  • ドロップ:10mm
  • ミッドソール:Nitro Foam
  • 主な用途:ジョギング、ロング走、ロードレース・マラソン(サブ4~完走)、ウォーキング、タウンユース

 多くのニトロフォームを使用した厚底モデル。日々のジョギングやロング走、フルマラソン(サブ4〜完走)におすすめ。

 フォーエバーランニトロとスペックが似ているが、こちらは安定性よりもクッション性を重視している。

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マグマックスニトロ

  • 定価(税込):¥24,200
  • カテゴリー:マックスクッション
  • 重量(27.0cm):295g
  • 厚さ:46mm
  • ドロップ:8mm
  • ミッドソール:Nitro Foam
  • 主な用途:ジョギング、ロング走、リカバリー

 名前から想像できるように、クッショニングモデルのマグニファイニトロの厚底版。

 ニトロフォーム自体が柔らかすぎないため、マックスクッションのシューズとしては安定性が感じられる

 重量は300g近くあるが、反発力がそこそこ得られるため、リカバリーのみならず少し速めのペースにも対応。

フォーエバーランニトロ

  • 定価(税込):¥19,800
  • カテゴリー:スタビリティ
  • 重量(27.0cm):274g
  • 厚さ:36mm
  • ドロップ:7.5mm
  • ミッドソール:Nitro Foam (2種)
  • 主な用途:ジョギング、ロング走、ロードレース・マラソン(サブ4~完走)、ウォーキング、タウンユース

 クッション性と安定性に優れたデイリートレーナー。密度の異なる2種類のニトロフォームを使用し、外側のシェルが相対的に硬くなっている。

 プロネーションを抑制するためにヒールカウンターは内側を相対的に高く設定されており、特にランニング初心者におすすめ。

ヴェロシティニトロ3

  • 定価(税込):¥14,300
  • カテゴリー:ニュートラル
  • 重量(27.0cm):264g
  • 厚さ:36mm
  • ドロップ:10mm
  • ミッドソール:Nitro Foam + Pro Foam Lite
  • 主な用途:ジョギング、ロング走、ロードレース・マラソン(サブ4~完走)、部活用

 安くてシンプルなデイリートレーナー。上層はニトロフォームだが、下層は耐久性を高めるためにEVAベースのPro Foam Liteを配置。

 リベレイトニトロ2も同等レベルの価格だが、軽さよりもクッション性を求めるならヴェロシティニトロ3がおすすめ。

 ナイキのモデルと関連付けると、ヴェロシティニトロがペガサス、フォーエバーランニトロがインフィニティラン、マグニファイニトロがインヴィンシブルに対応。

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リベレイトニトロ2

  • 定価(税込):¥16,500
  • カテゴリー:トレーニング
  • 重量(27.0cm):200g
  • 厚さ:28mm
  • ドロップ:6mm
  • ミッドソール:Nitro Foam
  • 主な用途:ジョギング(速め)、スピード練習、部活用、3km~ハーフマラソン

 ニトロシリーズの中で最も薄くてシンプルで、安さと軽量性に優れている。ライトレーサー(Asics)に近く、短距離選手にもおすすめ

 適度なクッション性はあるものの、レースで使用するならハーフマラソンまでがおすすめ。

 また、なぜか積極的に宣伝されていないが、ニトロフォームエリートを配置したリベレイトニトロエリート(定価22,000円)というモデルもある。

ニトロ以外

 ニトロシリーズ以外のモデルはミッドソールにニトロフォームが使用されていません。軽めのランニングやウォーキングにおすすめです。

 多くのモデルがあり全てを紹介すると分かりづらくなるため、代表的なモデルに絞って紹介します。

トランスポート

  • 定価(税込):¥6,490
  • 重量(27.0cm):270g
  • ミッドソール:EVA
  • 主な用途:軽めのランニング・運動、ウォーキング、タウンユース

 プーマで最も安いランニングシューズ。その安さから一般層(競技志向以外)からも人気が高く、Amazonの売れ筋ランキングではプーマ1位。

ソフトライドシリーズ

  • 定価(税込):¥8,000前後
  • 重量(27.0cm):270g前後
  • ミッドソール:SoftFoam+
  • 主な用途:軽めのランニング・運動、ウォーキング、タウンユース

▲モデルによってスペックは異なります。

 ソフトライドシリーズはミッドソールに通常のEVAよりも柔らかいSoftFoam+を使用。ニトロフォームよりは硬い。

 クルーズ・フレックス・プロエコーなど様々なモデルがあるが、デザイン・コンセプトが異なる程度の違いで、ランニング性能に大きな差はない

リディームプロフォーム

  • 定価(税込):¥8,250
  • 重量(27.0cm):280g
  • ミッドソール:Pro Foam Lite
  • 主な用途:部活用、軽めのランニング・運動、ウォーキング、タウンユース

 部活や体育の授業に適した学生おすすめのモデル。アウトソールはグリップ力と耐久性に優れている。