【おすすめ記事】安くて高性能な旧モデルを紹介!

【2025版】ホカオネオネのランニングシューズ11足を比較表付きで紹介

 厚底ミッドソールが特徴のホカオネオネ(HOKA ONEONE)のランニングシューズを目的別にまとめました。違いが分かるように比較表を作成したので、どのモデルにしようか迷っている際に活用してください。

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メーカー別
レベル別
用途別

比較表

 ホカオネオネ公式情報を基に比較表を作成しました。レベルは、フルマラソンの目標タイムで表しています。

定価(税込) 重量(27.0cm) 厚さ ドロップ レべル
シエロX1 2.0 38,500円 210g 40mm 7mm サブ3
ロケットX3 30,800円 205g 37mm 7mm サブ3
シエロロード 26,400円 213g 33mm 3mm サブ3
マッハX2 30,800円 260g 44mm 5mm サブ3~サブ5
マッハ6 22,000円 232g 37mm 5mm サブ3.5~サブ5
リンコン4 16,500円 228g 36mm 5mm サブ3.5~サブ5
スカイワードX 35,200円 320g 48mm 5mm サブ5~完走
クリフトン10 19,800円 275g 42mm 8mm サブ4.5~完走
ボンダイ9 24,200円 297g 43mm 5mm 完走
スカイフロー 22,000円 280g 39mm 5mm サブ4~完走
アラヒ8 19,800円 265g 37mm 8mm サブ5~完走

見切れている場合横にスクロールできます

 全てのモデルがロードランニング用で、厚さが20mmを超えているためトラックの公認レースでは使用できません。

 代表モデルはクリフトン9ボンダイ9です。どちらもふかふかなライド感で、フルマラソン~ウォーキングまで使用可能です。

 マラソン最速モデルはシエロX1 2.0です。厚底ソールにPEBAフォームを採用しており、大きな反発力反発力が得られます。

レーシング

シエロX1 2.0

  • 定価(税込):38,500円
  • 重量(27.0cm):210g
  • 厚さ:40mm
  • ドロップ:7mm
  • 用途:ロードレース・マラソン(~サブ3)、ロングインターバル、LT走、ロング走

 ホカオネオネ最速モデル。2層の分厚いPEBAフォームと、アグレッシブなロッカー形状が特徴です。

 中足部は40mmを超えているように見えますが、WAが定める測定位置では問題なく、承認もされているため公認レースで使用可能です。

 今作ではミッドソール内側のカットなどにより40gほど軽量化されました。

ロケットX3

  • 定価(税込):30,800円
  • 重量(27.0cm):205g
  • 厚さ:37mm
  • ドロップ:7mm
  • 用途:ロードレース・マラソン(~サブ3)、インターバル、LT走、ロング走

 シエロX1と並ぶ厚底レーシングモデル。ロケットX3の方がライド感はシンプルで、安定感があるためスピードによらず扱いやすいです。

 今作は柔らかなメッシュアッパーを採用し、またかかと周りの安定感が増したことでトレーニングで使いやすくなった印象です。

 重量は約10g軽量化されたことでスピードが出しやすくなりつつも、定価は4,000円以上値下げされて購入しやすくなりました。

シエロロード

  • 定価(税込):26,400円
  • 重量(27.0cm):213g
  • 厚さ:33mm
  • ドロップ:3mm
  • 用途:3km~10km、駅伝、インターバル、LT走、スピード練習全般

 ロケットX2と同様にPEBAフォームを採用したスピードモデル。カーボンプレートは内蔵されていません。

 軽量でスピードが出しやすいため、3km〜10kmのレースやスピードトレーニングにおすすめです。

マッハX2

  • 定価(税込):30,800円
  • 重量(27.0cm):260g
  • 厚さ:44mm
  • ドロップ:5mm
  • 用途:ロードレース・マラソン(サブ3~サブ5)、インターバル、LT走、ロング走、ジョギング(速め)

 最速モデルのシエロXと同様にPEBAフォームを採用し、Pebaxプレートを内蔵したモデル。今作では厚さが40mmを大きく超え、反発力がさらに向上しました。

 廃盤となったカーボンXの後継モデルにあたり、S4+(Asics)やズームフライ(Nike)のようにレースでもトレーニングでも活躍します。

トレーニング

マッハ6

  • 定価(税込):22,000円
  • 重量(27.0cm):232g
  • 厚さ:37mm
  • ドロップ:5mm
  • 用途:ロードレース・マラソン(サブ3.5~サブ5)、インターバル、LT走、ロング走、ジョギング

 軽量のスピードモデル。ミッドソールは2層から1層構造となり、新たに弾力感のあるフォームが採用されたとでクッション・反発力がともに向上しました。

 旧モデルのマッハ5ではアウトソールがなかったが、今作では広範囲にラバーが配置されたことで耐久性が改善されました。

リンコン4

  • 定価(税込):16,500円
  • 重量(27.0cm):228g
  • 厚さ:36mm
  • ドロップ:5mm
  • 用途:ロードレース・マラソン(サブ3.5~サブ5)、インターバル、LT走、ロング走、ジョギング

 軽量性が特徴のスピードモデル。シンプルな構成のため、HOKAのシューズとしては安めの価格設定となっています。

 3年ぶりのアップデートとなりましたが、前作よりも3mm厚く、さらにフォーム材が柔らかくなったことでクッション性が向上しています。

 マッハ6と比較されることが多いですが、リンコン4は軽量性に特化しており反発力は高くはありません。

スカイワードX

  • 定価(税込):35,200円
  • 重量(27.0cm):320g
  • 厚さ:48mm
  • ドロップ:5mm
  • 用途:ジョギング、ロング走、ロードレース・マラソン(サブ5~完走)

 ボンダイXの後継モデルにあたる、初心者向けの超厚底カーボンシューズです。

 ミッドソール上層には反発力・クッション性に優れたPEBAフォーム、下層には安定性を高めるためにEVAを配置しています。

 凸形状のカーボンプレート、メタロッカー形状を採用し、楽に走ることを念頭に設計されています。

デイリー

クリフトン10

  • 定価(税込):19,800円
  • 重量(27.0cm):275g
  • 厚さ:42mm
  • ドロップ:8mm
  • 用途:ジョギング、ロング走、ロードレース・マラソン(サブ4.5~完走)、ウォーキング、タウンユース

 ホカオネオネの代表モデル。厚底クッションのイメージが強いですが、ソールは柔らかすぎず程良い硬度で、普段履きとしても最適です。

 今作は厚さが40mmを超え、HOKAのシューズとしては珍しい(他社製品では一般的な)8mmドロップが採用されました。さらに、値下げされて2万円を切りました。

 基本的には緩めのペースでの使用となりますが、初心者は10km~フルマラソンのレース用としてもおすすめです。

▼前のモデル

ボンダイ9

  • 定価(税込):24,200円
  • 重量(27.0cm):297g
  • 厚さ:43mm
  • ドロップ:5mm
  • 用途:ジョギング、ロング走、ロードレース・マラソン(完走)、ウォーキング、タウンユース

 スニーカーとしても人気のモデルで、オールブラックのデザインも用意されています。重量が300g近くあるため、ジョギング・リカバリー・フルマラソン(完走レベル)での使用がおすすめです。

 前作はミッドソールがコンプレッションEVAでしたが、今作ではスピードモデルのマッハ6と同様にスーパークリティカルEVAとなりました。

 これにより前作よりも2mm厚くクッションを向上させつつも、重量は約10g減少しています。さらに定価は1,000円値下げされました。

▼前のモデル

スカイフロー

  • 定価(税込):22,000円
  • 重量(27.0cm):280g
  • 厚さ:39mm
  • ドロップ:5mm
  • 用途:ジョギング、ロング走、ロードレース・マラソン(サブ4~完走)

 ハイエンドモデルのスカイワードX(定価35,200円)の構造を踏襲したデイリートレーナー。

 厚底ソールにマッハ6と同様のフォーム材を搭載しており、高いクッションに加えて反発も感じられます

 クリフトン9よりも少し重いですが、反発力が足りないと感じていた方はスカイフローがおすすめです。

アラヒ8

  • 定価(税込):19,800円
  • 重量(27.0cm):265g
  • 厚さ:37mm
  • ドロップ:8mm
  • 用途:ジョギング、ロング走、ロードレース・マラソン(サブ5~完走)、ウォーキング

 安定性に特化したモデル。「H字形状」の硬めのフォームを組み合わせることによって、着地時の足の過度なねじれが抑制されます。

 前作のJフレームテクノロジーよりは少し柔らかくなり、より自然なサポートを得られるようになりました。

 ソールは約3mm厚くなりつつも、重量は数g軽量化されています。