【おすすめ記事】安くて高性能な旧モデルを紹介!

【2025版】長距離(3000m、5000m、10000m)おすすめのスパイク・シューズ13選

 長距離種目(3000m、5000m、10000m)おすすめのスパイク・シューズを紹介します。

 本記事で紹介するスパイクは、オールウェザートラック(タータン)のみで使用できるものに限定しています。

 土トラックでも使用できるスパイクについては、以下の記事に集約しています。

▼土トラック使用可能なスパイクはこちら!

シューズまとめ記事のリンク

メーカー別
レベル別
用途別

スパイク(トラック専用)

ドラゴンフライ2 (Nike)

  • 定価(税込):¥22,660
  • 重量(27.0cm):140g
  • ピン:4本
  • ミッドソール:ZoomX + Pebax Plate(Outsole)

 最も人気の長距離スパイク。クッションのみならず推進力も優れ、中距離で使用するランナーも多いです。

 今作では前足部の幅を広くし、スパイクピンを4本に減らすことで、安定性が強化されました。

 カーボンプレートを使用したドラゴンフライ2エリート(定価29,480円)というモデルもありますが、通常版でも推進力は高いです。

▼前のモデル

メタスピードLD2 (Asics)

メタスピードLD2

商品画像の引用元:asics.com

  • 定価(税込):¥29,500
  • 重量(27.0cm):150g
  • ピン:6本
  • ミッドソール:FF Turbo + Carbon Plate + Nylon Plate(Outsole)

 初代モデルと異なり6本のスパイクピンを搭載し、厚さは20mm以下となるように調整されました。

 柔軟性が高いうえにシューズの接地感に近く、エリート向けスパイクとしては扱いやすいです。

 前足部でクッションがしっかりと効いており、後半の失速が心配な方にもおすすめです。

 初めてのスパイクなどでカーボンの硬さが心配な場合は、樹脂プレートを使用したメタスピードLD LE2(¥22,550)も選択肢です。

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コスモレーサーLD3 (Asics)

  • 定価(税込):¥22,000
  • 重量(27.0cm):155g
  • ピン:4本
  • ミッドソール:FF Blast Plus + Nylon Plate(Outsole)

 中級者がターゲットのスパイクで、ミッドソールにはノヴァブラスト4などと同じFF Blast Plusを使用しています。

 プレートは内蔵されていないためメタスピードLD LE2よりも柔軟性が高くて扱いやすいですが、代わりに反発は抑えられています。

アディゼロアバンチ (Adidas)

アディゼロアバンチ2025

商品画像の引用元:shop.adidas.jp

  • 定価(税込):¥22,000
  • 重量(27.0cm):172g
  • ピン:6本
  • ミッドソール:Lightstrike Pro + Glass-fiber Infused Plate(Outsole)

 前作(アバンチTYO)で内蔵されていたエナジーロッドが廃止され、代わりにプレートがフルレングスで分厚くなりました。

 これにより剛性が大きく向上して反発力が増し、中距離でも使えるようなスパイクになったと思います。

 中距離用のアンビションに近づきましたが、アバンチの方が後足部のクッションが多く、前傾姿勢がそこまで強制されず扱いやすいです。

Cloudspike Amplius 2 (On)

  • 定価(税込):¥19,800
  • 重量(27.0cm):157g
  • ピン:5本
  • ミッドソール:Helion HF + Nylon-Blend Plate + Pebax Plate(Outsole)

 旧モデルのクラウドスパイク10000m、初代アンプリウスが20mmを超えていたので、On初の20mm以下の長距離スパイクです。

 中距離モデルのシティウスと比較されやすいですが、アンプリウスの方が厚めのアッパーで安定感があります。

 さらに、プレートは材質こそ同じものの後方に配置されているため、傾斜がきつすぎず扱いやすく感じられます

クロノディストネオ (Mizuno)

  • 定価(税込):¥24,200
  • 重量(27.0cm):145g
  • ピン:4本
  • ミッドソール:Mizuno Energy XP + Pebax Plate(Outsole)

 ミズノ伝統の薄底クロノディストがようやく厚底化されました。長距離向けの厚底スパイクとしてはミズノ初です。

 マラソン最速モデルにも採用されているスムーズスピードアシストを搭載し、かかと部分が削れたような形状をしています。

FuelCell SuperComp LD-X v3 (New Balance)

FuelCell SuperComp LD-X v3

商品画像の引用元:shop.newbalance.jp

  • 定価(税込):¥31,900
  • 重量(27.0cm):157g
  • ピン:4本
  • ミッドソール:FuelCell + Carbon Plate(Outsole)

 中距離用のMD-X v3と比較するとソールがフラットで、プレートの中央部に穴が開けられ柔軟性が高いため、より扱いやすく感じられます。

 ソールの後方部中央に凹み形状が設けられているのが特徴的で、着地時に大きく変形することで推進力が生まれます。

ロングディスタンスニトロエリート3 (Puma)

ロングディスタンスニトロエリート3

商品画像の引用元:jp.puma.com

  • 定価(税込):¥29,700
  • 重量(27.0cm):155g
  • ピン:6本
  • ミッドソール:Nitro Foam Elite + Pebax Plate(Outsole)

 プーマのスパイクは硬いイメージがありますが、Pebaxプレートを使用しており柔軟性は高めです。

 中距離用のミッドディスタンスニトロエリート3と異なりカーボン内蔵プレートはないため、しっかりとクッションを感じたい方におすすめです。

ハイペリオンエリートLD2 (Brooks)

ハイペリオンエリートLD2

商品画像の引用元:brooksrunning.co.jp

  • 定価(税込):¥29,700
  • 重量(27.0cm):133g
  • ピン:6本
  • ミッドソール:DNA GOLD + Carbon Plate + Spike Plate(Outsole)

 ミッドソールがハイペリオンエリート5と同じDNA GOLDにアップデートされ、反発力がさらに強化されました。

 内蔵プレートには多くの穴が開けられているため、カーボンではあるものの長距離種目に丁度良い硬度となっています。

シューズ

プロピオニトロ (Puma)

  • 定価(税込):16,500円
  • 重量(27.0cm):142g
  • ミッドソール:Nitro Foam

 20mm以下のシューズの中でも軽量。従来の薄底王道モデルであるソーティマジック(Asics)と同等の軽さです。

 薄底シューズとしては若干価格が高く設定されていますが、それだけレーシング仕様となっています。

FuelCell Pvlse v1 (New Balance)

  • 定価(税込):14,850円
  • 重量(27.0cm):180g
  • ミッドソール:FuelCell

 FuelCellシリーズから初めて発売されたトラック競技対応のシューズ。ドロップが2mmと小さいためスピードが出しやすいです。

 ニューバランスの薄底シューズにはHANZO(ハンゾー)もありますが、(恐らく)開発がストップしており、全モデルが20mmを超えています。

デュエルフラッシュ2 (Mizuno)

  • 定価(税込):14,960円
  • 重量(27.0cm):175g
  • ミッドソール:Mizuno Energy

 マラソン最速モデルのウエーブリベリオンプロと同様に、スムーズスピードアシスト(U字のソール形状)を搭載しています。

 後足部を削ることで厚さ20mm以下をクリアしていますが、中足部は20mmを超えているため少しだけクッションを感じられます。

ハイパーレーサー (Asics)

  • 定価(税込):13,000円
  • 重量(27.0cm):185g
  • ミッドソール:FlyteFoam

 シンプルでクセがなくトレーニング寄りで、これぞ薄底シューズといえるような履き心地です。

 定番だったソーティマジックは厚さの既定である20mmを超えており、公認トラックでは使用できなくなったため注意です。

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