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【Nike】ストリークフライ2 レビュー│ほぼドラゴンフライの最速シューズ

ストリークフライ2 レビュー

 ナイキのストリークフライ2は、長距離スパイクのドラゴンフライをロード用に転用したスピードシューズです。

 私はドラゴンフライを4足も持っているほど多用しており、ロード版のストリークフライ2の性能が気になっていました。

 そこで本記事では、ストリークフライ2の特徴・性能について、ドラゴンフライと比較しながらレビューします。

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ストリークフライ2 基本情報

ストリークフライ2 正面
  • 発売日:2025/3/1
  • 定価(税込):¥26,730
  • 重量:126g(27.0cm), 110g(25.0cm)
  • 厚さ:27mm
  • ドロップ:4mm
  • ミッドソール:ZoomX + Carbon Plate
  • カテゴリー:レーシング
  • 主な用途:ロードレース(~10km)、駅伝、レペティション、インターバル、LT走、スプリント
メリット
  • 圧倒的な軽さ
  • スパイクに近い性能
  • 高強度のトレーニングに対応
  • トラックとの相性が良い
デメリット
  • 6,000円ほど値上げ
  • かかと接地には不向き

スパイクのような性能に進化

ストリークフライ2 スパイクのような性能

 ストリークフライは中厚底シューズなどと呼ばれるカテゴリーに属しており、厚底シューズよりも軽量でスピードの出しやすさに特徴があります。

 今作はスパイクのような性能となり、初代モデルと比較して以下の変更がありました。

初代モデルとの違い
  • スパイクの足型を参考に設計
  • 約40g軽量化
  • ソールが27mmに薄底化(←32mm)
  • ドロップが4mmに減少(←6mm)
  • フルレングスのプレートに変更

 アッパーからソールまで全体的にスパイク(ドラゴンフライ)を意識した設計で、初代モデルよりも薄く、スピード寄りのスペックになったといえます。

 中厚底カテゴリーといえばタクミセン(Adidas)が代表的ですが、こちらは厚さが30mmを少し超えており、ハーフマラソン程度までなら対応できるシューズです。

 一方でストリークフライ2は長距離には向いていないものの圧倒的にスピードが出しやすく、短距離レースに特化した数少ないシューズといえます。

 重量(27.0cm)は126gと超軽量で、これがストリークフライ2の一番の特徴ともいえます。

 私のサイズ(25.0cm)では実測110gで、同サイズのストリークフライ(初代)が151gだったので、およそ40gも軽量化されたことになります。

 以下に重量分布図・比較表を示しますが、見ての通り販売中のシューズでは最も軽量です。

    メーカー 重量(27.0cm)
    Streakfly 2 Nike 126g
    MetaSpeed Ray Asics 129g
    Adios Pro Evo 2 Adidas 138g
    Dragonfly 2 Nike 139g
    Propio Nitro Puma 142g
    Takumi Sen 11 Adidas 188g

     200gを切れば超軽量シューズのイメージでしたが、200gどころか100gに迫る軽さになりました。ドラゴンフライよりも軽いです。

     余談ですが、2007年にミズノが100g(25.5cm)のシューズ(WAVE UNIVERSE 100)を発売したことがありますが、超薄底ソールでダイレクト過ぎる接地感でした。

     ストリークフライ2はこれに対抗できる軽さで、かつ前足部に厚みがあるためクッション・反発が感じられるようになり、当時からかなりシューズが進化していることが分かります。

    実走レビュー

    サイズ感・履き心地

    ストリークフライ2 サイズ感

     サイズ感は少しだけ小さく感じました。ストリークフライ(初代)・ヴェイパーフライ4よりは小さく、ドラゴンフライと同じくらいです。

     幅も狭いですがドラゴンフライほどではなく、ぎちぎちに固定される感じではありません。

     このため、ドラゴンフライと同じサイズにした場合、かかとをしっかりと固定しないと足が前に移動してつま先が詰まってしまうのが注意点です。

    ストリークフライ2 接地時の姿勢

     履いた感覚はシューズというよりもスパイクに近く、4mmドロップではなくマイナスドロップに感じました

     横から見たときに、初代モデルではフラットだったものの、今作では中足部がスパイクのように浮いており、前足部が反りあがっています。

     このため接地時の姿勢では後足部が浮いており、普通に立った状態では後ろに傾いているような感覚になります。

     まさにドラゴンフライを履いている感覚に近く、シューズでもスパイクの感覚で走れることが感動的でした。

    シューズの中では最速

    ストリークフライ2 300m走

     ロードでスピードを入れてみましたが、1500mのレースペース(400m:60秒)でも普通に走ることができました。

     今までレースペースで走る場合は基本的にスパイク(主にドラゴンフライ)を使用していましたが、ストリークフライ2なら対応できそうです。

     スパイクと違ってアウトソールにプレートがないため蹴りだし時のバネ感は弱いですが、それでもシューズとしては圧倒的にスピードが出ます

     初代モデルもスピードは出しやすかったですが、アッパーのホールド力が強くなかったため、3000mのレースペースくらいまでで使っていました。

     また、ヴェイパーフライといった厚底カーボンシューズでも走れなくはないですが、トラックで足首を痛めたことがあることと、スパイクの感覚から遠いことが懸念点でした。

    ストリークフライ2 前足部
    ストリークフライ2 前足部2

    左右にスライド可能です。

     厚さ30mm以下とはいっても前足部は厚みがあり、写真のようにしっかりと圧縮するため反発力・クッションはそこそこあります。

     前足部で接地したときに素早く反発が返ってくる感覚もドラゴンフライに近く、この感覚でロードを走れるのが楽しいです。

     超軽量で反発が早いため足が非常に回しやすく、5km~10kmくらいまでであれば厚底シューズよりも速く走れるようにも思いました。

     現状ストリークフライ2ほどスピードが出せるシューズはないと思っているので、短~中距離のトレーニングで使うなら非常におすすめです。

     ひとつ残念だったのは定価が6,000円ほど上がってしまったことです。最近はヴェイパーフライ4をはじめ値下げ傾向だったので、2万円前後で販売されたら最高でした。

    スピード用途に限られる

    ストリークフライ2 アウトソール

     アウトソールを見て分かる通り、後足部は非常に細くてラバーはほとんど配置されていません。

     スパイクのようなソール形状からも前~中足部での接地が前提で、ヒールストライクは全く考慮されていません

     かかとから接地すると後ろに傾くため走りづらく、アウトソールは速攻で摩耗してしまい良いことがありません。

     このためスピード専用シューズ(ほぼスパイク)と考えるのが良く、ジョギング・ロング走で使うのはもったいない気がします。

     タクミセンならある程度は長い距離で使っても良いと思いますが、ストリークフライ2はスピード特化という印象です。

     一般的には用途が狭く思われるかもしれませんが、トラック競技の選手ならこれくらいスピードに偏った性能の方が使いやすいと思います。

    どんなランナーにおすすめ?

     ストリークフライ2は以下のようなランナーにおすすめできるシューズです。

    こんなランナーにおすすめ
    • スパイクに近い性能を求めている
    • とにかく軽いシューズが良い
    • 1500mのレースペースで使いたい
    • トラックのスピード用に1足欲しい

     逆に、以下のようなランナーには合わない可能性があります。

    こんなランナーには不向き
    • ハーフマラソン以上で使いたい
    • フォア~ミッドフット接地に慣れていない
    • スピード練習の頻度が低い