【2025版】サブ4おすすめのランニングシューズ20選!カテゴリー別に紹介

東京マラソンの男女別タイム分布(2018年,2019年合算)
過去の記事で紹介しましたが、フルマラソンでサブ4(4時間切り)を達成したランナーの割合は男性が32%、女性が18%でした。
本記事では、多くのランナーの目標であるサブ4レベルのシューズをカテゴリー別に紹介します。
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メーカー別 | |
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プレート内蔵モデル(カーボン)
S4+ YOGIRI (Asics)
- 定価(税込):22,000円
- 重量(27.0cm):240g
- 厚さ:39.5mm
- ミッドソール:FF Turbo Plus + FlyteFoam + Carbon Plate
サブ4向けとしては珍しく、フルレングスのカーボンプレートを内蔵。さらに、上位モデルのメタスピードパリシリーズと同様のフォーム材(FF Turbo Plus)を使用しています。
エリート向けモデルと異なり下層に硬めのフォーム材(FlyteFoam)を配置し、また接地面を広く設定しているため、安定感があり中級者でも扱いやすい構造です。
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ズームフライ6 (Nike)
- 定価(税込):18,700円
- 重量(27.0cm):247g
- 厚さ:42mm
- ミッドソール:ZoomX + SR-02 + Carbon Plate
ズームフライ5のズームXはリサイクル品でしたが、今作ではその表記がなくなり、しっかり弾みます。大幅な軽量化もあり、スピードは格段に出しやすくなりました。
ミッドソール下側にはズームXよりは硬めのSR-02層を配置し、カーボンプレートは硬すぎないため、安定性が高くて扱いやすいです。
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ディヴィエイトニトロ3 (Puma)
- 定価(税込):19,800円
- 重量(27.0cm):265g
- 厚さ:39mm
- ミッドソール:Nitro Foam Elite + Nitro Foam + Carbon Plate
上層に上位モデルと同じニトロフォームエリート、下層にニトロフォームを配置した構成。珍しく、前作から値下げされました。
2つのフォーム材の間にはカーボンプレートが内蔵されていますが、先が2つに分かれたフォーク形状のため柔軟性が高く、クセが少なく履きやすいです。
プレート内蔵モデル(カーボン以外)
ソニックブラスト (Asics)
- 定価(税込):22,000円
- 重量(27.0cm):256g
- 厚さ:46mm
- ミッドソール:FF Turbo Squared + FF Blast Max + Pebax Plate
バウンス感が特徴のブラストシリーズにプレートを内蔵し、スピードを追求したようなシューズです。
厚さ46mmのシューズとしては接地感は硬めですが、それだけ反発は速くてスピードを出すほど性能が引き出されます。
この厚さのシューズとしては軽量で、サブ3も余裕を持って狙える性能があります。
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アディゼロボストン13 (Adidas)
- 定価(税込):18,700円
- 重量(27.0cm):255g
- 厚さ:36mm
- ミッドソール:Lightstrike Pro + Lightstrike + Energy Rods 2.0
反発力・クッション・安定感のバランスが良く、マラソンペース前後のトレーニングで使いやすいモデルです。
スーパーフォームであるライトストライクプロが前作から増量されたことで、よりスピードが出しやすくサブ3.5前後までは対応できます。
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ウエーブリベリオンフラッシュ3 (Mizuno)
- 定価(税込):20,900円
- 重量(27.0cm):245g
- 厚さ:37.5mm
- ミッドソール:Mizuno Energy XP + Mizuno Energy NXT + Glass Fiber Infused Nylon Plate
上位モデルと同様にかかとが削れたような特殊なソール形状が特徴で、フォア〜ミッドフット接地が促進されます。
今作はソール上層がスーパーフォーム(ミズノエナジーXP)となり、下層も柔らかい素材に変更され、サブ3も容易に達成可能な性能に進化しています。
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クラウドブームマックス (On)
- 定価(税込):28,600円
- 重量(27.0cm):300g
- 厚さ:40mm
- ミッドソール:Helion HF + Nylon Plate
Onから初めて発売されたサブ4(~サブ5)向けのレーシングモデルです。クラウドモンスター2と重量は同等ですが、より反発力を強くしたような構成です。
本記事で紹介しているシューズの中でも安定性・サポート力が高く設定されているため、サブ5前後のランナーにもおすすめできます。
マッハX3 (HOKA)
- 定価(税込):25,300円
- 重量(27.0cm):288g
- 厚さ:44mm
- ミッドソール:PEBA + EVA + Pebax Plate
厚さ44mmの超厚底スーパートレーナーで、上層にPEBAフォームを配置しています。
厚さが40mmを大きく超えるため少し重いですが、ダメージを抑えて楽に走りたい場面におすすめです。
前作は3万円オーバーでトレーニングモデルとしては高価でしたが、大きく値下げされたことで購入しやすくなりました。
ハイペリオンマックス3 (Brooks)
- 定価(税込):28,600円
- 重量(27.0cm):280g
- 厚さ:46mm
- ミッドソール:DNA GOLD + DNA FLASH v2 + Pebax Plate
上層に最速モデルと同じDNA GOLD(PEBAフォーム)を新たに採用しつつ、ソールは46mmまで厚底化されました。
重量は大幅に増加したためレース用としては選びづらくなりましたが、トレーニング用としては使いやすくなったといえます。
デイリーモデル
ノヴァブラスト5 (Asics)
- 定価(税込):16,500円
- 重量(27.0cm):255g
- 厚さ:41.5mm
- ミッドソール:FF Blast Max
弾力性に優れたFF Blast Maxをミッドソール全域に使用することで、バウンス感を追求したモデル。
クッション性に優れている上にテンポ良く走ることができるため、様々な場面で活躍可能で上級者にも人気です。
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アディゼロSL2 (Adidas)
- 定価(税込):14,300円
- 重量(27.0cm):232g
- 厚さ:36mm
- ミッドソール:Lightstrike 2.0 + Lightstrike Pro
アディダスを代表するデイリートレーナーで、ナイキのペガサスなどと比較すると軽量性が優位点です。
重量は232gと軽量で反発力もそこそこあるため、スピード練習にも対応し1足で大半のトレーニングをまかなうことができます。
アディダスのトレーニングモデルにはアディゼロEVO SLなどもありますが、耐久性・コスパも重視するならSL2がおすすめです。
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ペガサスプラス (Nike)
- 定価(税込):19,800円
- 重量(27.0cm):240g
- 厚さ:35mm
- ミッドソール:ZoomX
通常のペガサスでもサブ4を狙える性能がありますが、ペガサスプラスの方が軽量で反発力が高いためおすすめです。
ミッドソールにはズームXが使用されていますが、レーシングモデルよりは反発力が抑えられており、上級者でなくても扱いやすいです。
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ミズノネオゼン (Mizuno)
- 定価(税込):16,500円
- 重量(27.0cm):235g
- 厚さ:39.5mm
- ミッドソール:Mizuno Energy NXT
クッションに優れたミズノエナジーNXTを40mm近い厚底ソールに採用したデイリーモデルです。
ウエーブプレートがないためクッションの強さが際立っており、弾むようなライド感も得られます。
ノヴァブラスト(Asics)と似ていますが、ネオゼンの方が柔らかく、さらにクッションを求める方におすすめです。
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FuelCell Propel v5 (New Balance)
- 定価(税込):13,750円
- 重量(27.0cm):280g
- 厚さ:34mm
- ミッドソール:FuelCell + TPU Plate
FuelCellコレクションで最も安いモデルではありますが、他社の1つ上の価格帯と同等の性能があり、とにかくコスパに優れています。
柔らかいミッドソールにTPUプレートを内蔵していますが、安定感があるためデイリートレーナーとしておすすめです。
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スピードモデル
エボライドスピード3 (Asics)
- 定価(税込):15,400円
- 重量(27.0cm):215g
- 厚さ:34.5mm
- ミッドソール:FF Blast Plus
軽量でクッション・反発力がそこそこあり、応答性にも優れているためジョギングにもトレーニングにも適しています。
比較的安いうえに幅広い用途に対応し、コストパフォーマンスに優れています。
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アディゼロジャパン9 (Adidas)
- 定価(税込):17,600円
- 重量(27.0cm):177g
- 厚さ:27mm
- ミッドソール:Lightstrike Pro
厚さが27mmと最近のシューズとしては薄いですが、最速モデルのアディオスプロ4よりも軽量でスピードトレーニングに最適です。
バージョン8では通常のライトストライクを併用していましたが、今作ではライトストライクプロ単層となり、反発力が大きく向上しました。
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FuelCell Rebel v5 (New Balance)
- 定価(税込):16,940円
- 重量(27.0cm):220g
- 厚さ:32mm
- ミッドソール:FuelCell
軽量性に加えて高いクッション性も備え、デイリートレーナーとスピードもての間に位置するようなシューズです。
ミッドソールのFuelCellはもちもちとした感触で柔らかく、弾むライド感により軽快に楽しく走ることができます。
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ミズノネオコスモ (Mizuno)
- 定価(税込):14,300円
- 重量(27.0cm):240g
- 厚さ:32mm
- ミッドソール:Mizuno Energy NXT
ウエーブライダーのスピード版のようなモデル。軽量性・クッション性・反発力のバランスが取れています。
軽量でシンプルだからこそ価格が抑えられていますが、同カテゴリーに分類されるシューズと比較してもコスパが高いです。
デイリーモデルにも分類できるようなシューズですが、ミズノネオゼンよりも薄くてシンプルな構成を明確にするため本記事ではスピードモデルに分類しています。
ハイペリオン3 (Brooks)
- 定価(税込):22,000円
- 重量(27.0cm):240g
- 厚さ:34mm
- ミッドソール:DNA Flash v2
元々はスピードに特化したようなシューズでしたが、約2mm厚くなったことでクッション性が向上し、デイリートレーナー寄りになりました。
それでもミッドソールのDNA Flash v2はやや硬めなので、反発が早くて接地感が得られやすいです。
マッハ6 (HOKA)
- 定価(税込):17,600円
- 重量(27.0cm):232g
- 厚さ:37mm
- ミッドソール:SCF EVA
適度なクッション性と反発力を備えたスピードモデル。HOKAのシューズとしては価格が控えめで、比較的購入しやすいと思います。
前作はアウトソール兼用のラバライズドEVAを採用していましたが、今作はアウトソールが配置されて耐久性が向上しました。
軽さをさらに求める方はリンコン4も選択肢です。マッハ6よりも若干クッションは落ちますが、シンプルでテンポ良く走ることができます。
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