【Asics】ライトレーサー5 詳細情報│今作もマイナーアップデート
部活用シューズとして定番のライトレーサー5が2024年3月に発売されました。前作のライトレーサー4やハイパースピード3と比較しながら特徴・用途をレビューします。
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商品概要
スペック
- 発売日:2024/3/14
- 定価(税込):¥9,900
- 重量:225g(27.0cm)
- 厚さ:28mm
- ドロップ:10mm
- ミッドソール:FF Propel
- カテゴリー:スピード
- 主な用途:部活用、アップ用、通学、体育、ジョギング、スピード練習(〜中強度)
ライトレーサーは部活用に設計された軽量でシンプルなスピードモデルです。
重量は約225gと軽量で、厚さは28mmと最近のシューズとしては薄く、スピードの出しやすさが重視されています。
アシックスの同カテゴリーにはソーティマジック・ターサーがありますが、ライトレーサーよりもさらにスピードに特化しており、どちらかというと短距離選手に人気のモデルです。
ライトレーサー5はこれらのモデルよりはクッションがあり、あらゆる種目に対応するため、種目が決まっていない学生にもおすすめできます。
最近ランニングシューズは値上がり傾向にありますが、ライトレーサー5は10,000円以内に抑えられており、安さも人気の理由の1つです。
アッパー
左右にスライド可能です。
商品画像の引用元:asics.com
アッパーは軽量なメッシュ素材で、快適性と耐久性のバランスが取れた設計がされています。
前作からメッシュパターンや補強の方法が異なりますが、性能はほとんど変わらないと考えて良いです。
変わったのは性能よりもデザインで、今作はメインカラーに2色以上使用されており、前作と好みが分かれると思います(画像2枚目参照)。
ソールユニット
左右にスライド可能です。
ソールユニットは前作と全く同じで、ミッドソールにはFlyteFoam Propel(FF Propel)、アウトソールにはAharPlusが使用されています。
FF Propelは程良いクッションと反発力が特徴ですが、厚さが28mmと厚くないため、接地感はダイレクトで自力で走る感覚が強いです。
陸上を始めたばかりの部活生は、いきなり高価な厚底シューズを選ぶよりも、ライトレーサーのようなシンプルなシューズで接地感を養う方が良いと思います。
アウトソールのAharPlusは耐摩耗性に優れた素材です。また、形状の工夫によりグリップ力も強化しています。
また、中足部には樹脂プレート(トラスティック)が配置されており、剛性を高めることで安定性を強化しています。
ライトレーサー4との違い
商品画像の引用元:asics.com
ライトレーサー4の発売から2年空きましたが、ライトレーサー5はアッパーのアップデートのみで、ソールは全く同じです。
ミッドソールのFF Propelは一世代前のフォーム材のため、ターサーRP3と同じようにFF Blastにアップデートされることも予想していましたが、コストを優先したためか変更なしでした。
アッパーもマイナーチェンジであるため性能はほとんど変わらず、どちらを選んでも問題ありません。
ただしアッパーのデザインは簡単に見分けがつくほど変わったので、見た目で選ぶ方が良いかもしれません。
価格は若干上がりましたが、10,000円以内には抑えられています。ただしライトレーサー4は型落ち価格になっているため、最新モデルにこだわらなければ狙い目です。
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ハイパースピード3との違い
商品画像の引用元:asics.com
ハイパースピード3もスピードカテゴリーに部類されており、ライトレーサー5と迷う方は多いと思います。
ハイパースピードはレーシングモデルと同じくロッカー形状が採用されているのが特徴で、シューズのサポートを受けて楽に走ることができます。
ライトレーサーよりも少しだけ長距離寄りなので、ジョギングをする機会が多い場合はハイパースピードの方が適しています。
重量はハイパースピードの方が30gほど軽量ですが、アウトソールの耐久性はAharPlusを採用したライトレーサー5の方が優れています。
以上より、シンプルさ・耐久性を求めるならライトレーサー5、ロッカーのサポート・軽量性を求めるならハイパースピード3がおすすめです。
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まとめ
ライトレーサー5の特徴・用途を以下にまとめます。
- 主に学生がターゲットのスピードモデル
- シンプルかつ軽量でスピードが出しやすい
- 定価は10,000円を切っておりコスパが高い
- 前作との違いはアッパーのみ(マイナーチェンジ)