【500km走破】ニューバランス FuelCell REBEL レビュー
★2021/11/15更新:一部内容を修正しました。
FuelCell REBELでの走行距離が500kmを超えました。主にジョギングで使用していますがキロ3切り〜キロ6くらいまで様々なペースで使用したのでレビューしようと思います。
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全体レビュー
本記事では、商品画像はNew Balance公式HPより引用しています。
定価は13,750円(税込)です。ただしAmazonや楽天市場で探すと7000円~8000円くらいで購入できることが多いです。
ジョギング~スピードトレーニングまで使用可能で、8000円程度でここまで万能なシューズはあまりないのでかなり高コスパだと思います。
重さ
重さは実測168g(25.0cm)でした。FuelCellシリーズではFuelCell 5280の次に軽いです。(5280は1500m〜ハーフマラソンまで対応のシューズで、女子3000m日本新、箱根駅伝区間賞の実績があります。)
参考までに、同じ位置づけ(使用目的)で履いているペガサスターボ2の重さを計ってみると195gでした。ペガサスターボ2より30g近く軽いことを考えると、かなり軽い部類に入ると思います。
厚さ
厚さ(かかと部)は実測26mmでした。ワールドアスレティックス(WA)が示す方法に倣って測定しています。サイズにもよりますが、25mmを超えているので800m以上のトラックのレースで使用できない可能性が高いです。
アッパー
アッパーは伸縮性があってフィット感がすごいです。少し大げさに言うとアッパーと靴下が一体になっている感覚です。さらに靴ひもも伸びるのでほどけることはありません(ちょっと長いのが気になりますが)。
フィット感の秘密は伸縮性だけではなく横のトレースファイバーにもあり、ナイキのFlywireのようにサポート性を高めて剛性を最適化しています。
私はウィメンズを買ったため少しつま先が狭かったのですが、柔らくて伸びるのでつま先が痛くなることはありませんでした。
ミッドソール
ミッドソールにはFuelCell(反発性)とハンゾーでも使われてるREVlite(軽量・耐久性)を組み合わせた素材が採用されています。これにより、FuelCell単体の場合よりも硬くて安定性が増しています。
2つの材質を組み合わせることで反発性と軽量性を両立させたシューズとしては、ナイキのペガサスターボ2(ZoomX+React)と似ています。どちらのシューズもレーストレーニング用と同じ位置付けですが、FuelCell REVELの方が(反発性よりも)軽量性に特化しています。
アウトソール
アウトソール前足部は半透明のラバーで覆われています。写真は500km以上走った後のものですが、内側(写真下側)が少し削れています。私はこれくらいの削れなら気にしないので1000kmくらいは使用するつもりです。
1つ気になる点として、濡れたトラックでは滑りやすいことが挙げられます。雨の日はグリップがついているシューズを選択した方が良さそうです。
適正ペース
適正ペースは3'20"/km〜5'00"/kmくらいかなと思います。普段は4'30"/km前後のジョギングで使用していますが、3'25"/kmくらいのペーランも普通に行けたので幅広い用途で使用できそうです。
ただし、キロ3分ペースまで行くと反発力の足りなさが気になり始めます。逆にキロ5以上のペースになるなら、さらに安定性に特化したFuelCell PRISMを選択することをおすすめします。