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【クーポン有】ランナーおすすめ!SOUNDPEATS Breezy オープンイヤーイヤホン レビュー

(本記事の作成にあたり、SOUNDPEATS社よりサンプル品のご提供を受けております。)

SOUNDPEATS Breezy レビュー

 2024年10月14日に、SOUNDPEATS(サウンドピーツ)から、オープンイヤー型のワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS Breezy」が発売されました。

 オープンイヤー型イヤホンは安全面・快適性の観点からランニングとの相性が良いことが魅力です。

 本記事では、「SOUNDPEATS Breezy」の特徴・ランニング時の使用感をレビューするとともに、既に発売済のオープンイヤーイヤホン「GoFree2」との比較も行います。

▼以前のモデル

商品概要・スペック

 まずはSOUNDPEATS Breezyのスペックを、GoFree2と比較しながら紹介します。

Breezy ブラック GoFree2 パールブラック
Breezy GoFree2
¥6,680 定価(税込) ¥7,880
オープンイヤー タイプ オープンイヤー
8.43g 重量(片側) 9g
45g 重量(ケース) 53g
83×54×27 ケースサイズ 84×65×29
10h 再生時間(単体) 9h
40h 再生時間(ケース併用) 35h
12mm ドライバー径 16.2mm
AAC, SBC コーデック AAC, SBC, LADC
5.4 Bluetooth 5.3
IPX4 防水規格 IPX5
USB Type-C 充電コネクタ USB Type-C
内蔵マイク
◎(AI利用) ENCノイズキャンセリング
角度調整機構 ×

商品画像の引用元:jp.soundpeats.com

 SOUNDPEATSといえば高いコスパが特徴ですが、今作も定価は10,000円を大きく下回っています。

 同じオープンイヤーイヤホンのGoFree2と価格帯は同じですが、以下の点で特徴に違いがあります。

GoFree2と比較した特徴
  • 角度調節機構が追加
  • 1,200円安い
  • ケースが軽量・小型化
  • 再生可能時間が長い
  • 音質に関するスペックは下回る

 それぞれに異なるメリットがあるため、GoFree2の後継モデルというよりは、新たな選択肢が増えたと考えるのが良いと思います。

 以下より、各項目についてレビュー・比較をしていきます。

外観・重量

Breezy サイズ感

 見ての通り、ケースはGoFree2よりも一回り小さくなりました。

 主に変わったのは奥行(縦)方向で、10mmほど小さくなっているだけではありますが、持ってみると数字以上に小さくなったように感じます

 イヤホン本体の大きさはほとんど同じですが、収納時に耳に掛かる部分が重なるようになったため、これによりケースが小さくなったと思われます。

 ただし、収納時は元の角度(最も角度が閉じた状態)に戻さなければ蓋が閉まらないので、閉じるだけとはいえワンアクション増えたことになります。

Breezy 形状

 イヤホン本体はGoFree2と並べてみると違いがあり、形状が再設計されているように思われます。

 まず音の放出部は、Breezyの方がドライバー径が4mm小さいためか、それに応じて小型化されています

 耳に掛ける部分は円に近い形状となり、耳が入る部分の空間が大きくなったように見えます。

 耳が小さい方は不安になるかもしれませんが、この空間の大きさは角度調節機構により自在に設定可能です。

 また先端が細くなり、プラスチックの部分がなくなり全体がシリコンになりました。

Breezy イヤホン重量
Breezy ケース込み重量

左右にスライド可能です(計2枚)。

 重量は公式スペック通りで、2つ合わせて17gでした。GoFree2よりも片側0.5gほど軽量化されています。

 ケースと合わせた重量は62gで、こちらは14gも軽くなっています

 軽くなったにも関わらず再生可能時間は伸びており、そこまで音質にこだわらないのであればBreezyが適しているといえます。

Breezy 同梱物

 同梱物はイヤホン、ケース、説明書、充電ケーブル、そして今回はピーツくん(パンダ)のシールが付いてきました(ちょっと嬉しい)。

フィット感

Breezy 角度調整

 装着時は、角度調節機構によってフィット感を調整することができます

 角度調節機構では、写真のように音の放出部を最大90度まで回すことができます。

 角度は8段階で調整可能です。調整時には各段階で軽い抵抗が感じられ、位置が定まったことが分かります。

 私は4段階目(中間あたり)が最もフィットしました。調整幅は十分すぎるほど広いので、自身にフィットする角度は確実に見つかると思います。

 また、最もフィットする角度では音楽も最も聞こえやすく、立体的に感じられました。

 耳との距離が小さくなったことで音楽がより鮮明に聴こえ、必要以上に音量を上げる必要がないため音漏れの観点からも大きなメリットがあると思いました。

Breezy 10kmjog

 10kmのランニングで使ってみて、やや速めのペースではありましたが、揺れ具合は全く気になりませんでした。

 私はGoFree2でも不満はありませんが、さらにイヤホンに意識が向かなくなりました。

 女性など耳が小さい方はGoFree2では揺れが気になる可能性もあるので、フィット感の観点では角度調整できるBreezyの方が安心だと思います。

 また、以下は前回同様ですが、周囲の音を完全に遮らないため安全性が高く、また耳に掛けるデザインにより落下の心配もないため、ランニングに適しています

 さらに、カナル型・インナーイヤー型と異なり耳の中が蒸れることがないため、快適に使用できる点も魅力です。

操作性

Breezy ペアリング

 ペアリングは非常にスムーズで、ケースから取り出した後にBluetooth接続を行うのみでした。

 取扱説明書にはケースのボタンを3秒長押しするとの記載がありましたが、特に何も押すことはなく、スマホからBreezyを見つけることができました。

 一度登録した後はケースを開けると即ペアリングされます。これまで失敗したことはなく、ストレスフリーで良いです。

 音量の調整・再生/停止などの操作はイヤホンをタップ・長押しすることで行いますが、こちらは専用アプリ「PeatsAudio」で変更や無効化することが可能です。

 例えば音楽再生機能付きのウォッチ(ガーミンなど)を持っていればデバイス上で操作できるため、不要な操作は誤操作防止のために無効にしておく、という使い方もできます。

 初めは誤って曲をスキップしてしまったこともありましたが、今は慣れたので元の設定のままにしています。

音質・音漏れ

Breezy 音質・音漏れ

 GoFree2と比較した場合の、音質に関するスペックは以下の通りです。

音質スペックの変更点
  • ドライバー径が16mm→12mm
  • 「デュアルマグネット」ダイナミックドライバー方式へと変更
  • ダイナミックEQ(低音アルゴリズム)を搭載(ON/OFF選択可)
  • LDACコーデック非対応

 Breezyの方がドライバー径が小さいので、理屈的にはGoFree2の方が低音に有利で、深く力強い音を再現できるといえます。

 さらに、GoFree2はLDACコーデックに対応しているため、ハイレゾ音質でより細かい音の表現が可能です。

 この差を埋めるために、Breezyはデュアルマグネット方式やダイナミックEQを採用したと思われます。

 初期状態ではダイナミックEQがONになっていました。こちらは左のイヤホンを3回タップするか、専用アプリで変更可能です。

 ONの状態で音楽を聴いてみると、そのままスマホから流した場合と比較して、かなり低音が特徴的に感じました。

 スピーカーから音が出ているのかと思うほど凄まじく、普段は聴き逃すような音まで感じられ、リミックスバージョンを聴いているような気分になりました。

 ただし、自然に響いているというよりは大袈裟な感じがあり、少し無理して低音を出しているような気がしました(イヤホン初心者評)。

PeatsAudioの操作画面

専用アプリ「PeatsAudio」で聴こえ方を調整可能

 低音が効きすぎていると感じたらダイナミックEQをOFFにすれば良く、OFFの状態でも専用アプリで低音を程良く強くすることができます。

 OFFの状態では、GoFree2と比較するとスペック通り低音の力強さ・立体感は浅くなった気はしますが、大きなこだわりがない私にとっては十分すぎる音質でした

 音量は、音漏れの観点から上限の6割〜7割くらいが丁度良いと感じました。

 これくらいの音量では、周囲の音は普段と同程度聞こえるため安全で、かつ音漏れもしません。

 ただし、電車の中など周囲の音が大きい場所では、音楽を聴くだけなら問題ないものの、解説動画など言葉を聞きとることは難しいことがあります。

 このため、音量MAXにして音楽に没入したい方や、周囲の音を完全にシャットアウトしたい方は、オープンイヤーイヤホンは選択肢から外したほうが良いと思います。

マイク性能・遅延

 GoFree2と同様にマイクが内蔵されており、耳にイヤホンを掛けたまま通話が可能です(口元に持ってくる必要はありません)。

 ノイズキャンセリング機能は相手側に騒音を伝えない点で優秀で、駅の近くでも問題なく通話することができました。

 遅延に関しては通話するくらいなら問題になりませんが、ゲーム(特に音ゲー)をする場合はゲームモード(低遅延モード)がおすすめです。

 ゲームモードにするには左のイヤホンを3回タップするか、専用アプリでも変更可能です。

Breezy 音ゲーで使用

 実際に試してみましたが、私のレベルでは全く気にならず、いつも通りの感覚でプレイすることができました。

 GoFree2ではゲームモードにしても大きく遅延していたので、ゲームをする方はBreezyを強くおすすめします。

まとめ(クーポンはこちら!)

 SOUNDPEATS Breezyを使って良かったと思えた点は以下の通りです。

良かった点
  • 角度調整でランニング時でもずれない
  • ケースがさらに小型化・軽量化された
  • ペアリングがスムーズ
  • ゲームモードではほとんど遅延がない

 音質も満足できるレベルですが、低音やハイレゾ音源を楽しみたい方はGoFree2の方がおすすめです。

 Amazonで使える5%OFFのクーポンを頂いたので、購入の際に利用してみてください(既存クーポンがあれば併用可能です!)

  • 対象商品:SOUNDPEATS Breezy
  • クーポンコード:BRZYBKBLG2
  • 割引:5%OFF
  • 期限:2024/10/20 23:59
  • 通常価格:6,680円
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SOUNDPEATS(サウンドピーツ)