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【Mizuno】ネオコスモ レビュー│最初からこういう万能シューズで良かった

ミズノネオコスモ レビュー

 ミズノのネオコスモ(NEO COSMO)は軽量でクッション性に優れたトレーニングモデルです。

 上位モデルの影に隠れてほとんど注目されていない印象ですが、安くて万能でコスパに優れたシューズです

 本記事ではミズノネオコスモの性能・使用感について、上位モデルのネオゼンと比較しながらレビューします。

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メーカー別
レベル別
用途別

ミズノネオコスモ 基本情報

  • 発売日:2025/7/1
  • 定価(税込):¥14,300
  • 重量:245g(27.0cm), 223g(25.5cm)
  • 厚さ:33.5mm
  • ドロップ:6mm
  • ミッドソール:Mizuno Energy NXT (EVA)
  • カテゴリー:ニュートラル
  • 主な用途:ジョギング、ロング走、LT走、ロードレース・マラソン(サブ3.5~サブ5)、部活用
メリット
  • ミズノでは数少ない万能シューズ
  • 安くて軽量でコスパが高い
  • 下位モデルとしては強力なクッション
  • セール価格で購入しやすい
デメリット
  • 高速ペースでは反応が遅い

ミズノネオコスモの特徴

ミズノネオコスモ ミッドソール
Neo Cosmo Neo Zen Neo Vista 2
定価(税込) ¥14,300 ¥19,800 ¥22,000
厚さ 33.5mm 39.5mm 44.5mm
ミッドソール EVA TPU TPU + EVA
プレート × ×

ミッドソールはいずれもミズノエナジーNXTを使用

 ネオコスモはトレーニング用のネオシリーズの下位モデルで、ネオビスタ・ネオゼンよりも薄い33.5mmのソールを搭載しています。

 ミッドソールは全域がミズノエナジーNXTですが、上位モデルのTPUベースの素材を超臨界発泡したものではなく、柔らか過ぎないEVAフォームを使っています。

 それでも一般的なEVAフォームよりは軽量で柔らかく、反発力もそこそこ感じられる素材です。

 また、独自技術であるスムーズスピードアシストを搭載しており、マイルドではあるものの後足部が削れたソール形状となっています。

 重量は代表サイズ(27.0cm)が245gで、25.5cmサイズで実測223gでした。

ミズノネオコスモ 重量

     厚さを33.5mmに抑えたこともありデイリートレーナーとしては軽量で、ウエーブライダー・スカイなどと比較してスピードの出しやすさで優位点があります。

     記事後半に詳しく書きますがミズノ唯一の軽量スタンダードモデルの位置づけで、シリーズでは最もシンプルでコスパが高いシューズになります。

    実走レビュー

    サイズ感・履き心地

    ミズノネオコスモ 着用写真

     サイズ感はトレーニングモデルとしては丁度良く、普段履きとして考えると少し小さい程度でした。

     普段のサイズにしましたが、幅は広すぎず、アッパーは伸びにくくホールド感が強いため、トレーニング用として設計されたように思います。

     ただ、かかとが反り上がっているため履きやすく、オールブラックのデザインも気に入ってあるので普段使いもしています。

     リベリオンプロ2・フラッシュ3に似たアッパーで、薄すぎずしっかりした質感ですが柔らかさもあります。

     不満点を強いて挙げるなら通気性で、アッパーに薄い部分(半透明になる部分)がないことと、通気孔が少ないため熱がこもりやすい印象でした。

    下位モデルだがしっかり弾む

    ミズノネオコスモ 硬度測定

     ミズノエナジーNXT(EVA)のショアA硬度は5回平均値が37.9HAでした。平均的な硬度で、そこそこ柔らかさが感じられるくらいです。

     上位モデルのミズノエナジーNXT(TPU)がかなり柔らかいだけで、FF Blast Plus(Asics)、Fresh Foam(New Balance)と同じか少し下回るくらいの硬度です。

     ネオシリーズで一番下のモデルではあるものの想像以上に弾み、厚さ33.5mmのシューズとは思えないほどクッションが強いです。

    ミズノネオコスモ アウトソール

     アウトソールを見ると中央が大きく凹んでいますが、この形状の影響で大きく圧縮し、ノヴァブラスト(Asics)のようなバウンス感が得られます。

     バウンス感は上位モデルのネオゼンよりは弱いですが、圧縮しすぎて個人的には扱いづらさを感じていました。

     ネオゼンはどちらかというとランニングを楽しむためのシューズで、淡々と距離を積む目的としてはバウンス感(ぐにゃり感)が強すぎました。

     このため、ネオゼンのレビュー記事では少し薄く、安いシューズが出てくれれば嬉しいと書いていたので、ネオコスモは期待通りのシューズでした。

     ネオコスモですら少しクッションが強いくらいですが、キロ4ペースまでなら普通に対応し、厚すぎず重くないためスピードも出しやすく、ネオゼンよりもペース域は広いように感じました。

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    ミズノ唯一の軽量スタンダードモデル

    ミズノネオコスモ SSA

     数年前からずっと感じていたことですが、ミズノには軽量でスタンダードといえるシューズがありませんでした。

     言い換えれば、他社製品でいうエボライドスピード3(Asics)、アディゼロSL2(Adidas)、ペガサスプラス(Nike)、Rebel v5(New Balance)、マッハ6(HOKA)にあたる部分が空いていました。

     ミズノの場合はサポート寄りのウエーブライダーになるか、スピード寄りのウエーブリベリオンフラッシュになってしまい、ちょっとペース・気分を上げて走りたい場面の選択肢がなかったように思います。

     ウエーブライダーも29代目でミズノエナジーNXTをソール全域に配置し、大幅に軽量化されてペースを上げやすくなりました!

     ネオコスモはこの空いた領域を埋めるような存在で、ようやく普通の万能シューズが発売されたように思います。

     スムーズスピードアシスト(SSA)を搭載してはいますが、変に不安定さや後傾する感覚はなく、むしろ体重移動がスムーズで快適です。

     リベリオンプロの強烈なSSAで使いづらいイメージを持っていましたが、これくらいなら丁度良く本来の目的・効果が感じられます。

     定価は14,300円ですが、先ほど挙げた軽量な他社シューズと比較しても、かなり安くてコスパが高いです。

       一番安いアディゼロSL2は同じく14,300円ですが、大半は16,500円を超えています。

       ネオコスモはほとんど注目されていないめセール価格で買えることも多く、もっと評価されるべきシューズだと思っています。

       これまでクセのあるシューズを出していたため中長距離の選手から敬遠されている感がありましたが、そろそろ許されても良いスタンダードなシューズです。

       アディダスも数年前は同じような状況で、そのときはSLシリーズをアディゼロに格上げして今の地位を築きましたが、ミズノももっと宣伝すれば良いのになと思います。

      どんなランナーにおすすめ?

       ミズノネオコスモは以下のようなランナーにおすすめできるシューズです。

      こんなランナーにおすすめ
      • 軽量でコスパが高いシューズを探している
      • ウエーブライダーほどサポートを必要とせず、もっとペースを上げたい
      • クッションが強く、バウンス感のあるライド感が好み
      • 注目度が低くても安いならOK

       逆に、以下のようなランナーには合わない可能性があります。

      こんなランナーには不向き
      • ネオゼン・ネオビスタのような大きく沈む感覚を期待している
      • 純粋なスピード練習など、ピッチを高めてペースを上げていきたい