【ミズノ】マキシマイザー27 レビュー│現環境の最安シューズ!26との違いも解説
ミズノのマキシマイザーは、Amazonなどで常に上位に入る最安モデルです。
2025年末に27代目が発売されましたが、毎年マイナーチェンジが繰り返されており、その性能・違いが気になっている方は多いと思います。
そこで本記事では、マキシマイザー27の性能・使用感をレビューしつつ、マキシマイザー26との違いを解説します。
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| メーカー別 | |
|---|---|
| レベル別 | |
| 用途別 |
目次
マキシマイザー27 基本情報
- 発売日:2025/12
- 定価(税込):¥6,490
- 重量:260g(27.0cm), 215g(25.5cm)
- 厚さ:31mm
- ドロップ:12mm
- ミッドソール:SoftierFoam
- カテゴリー:ライフスタイル、ニュートラル
- 主な用途:軽めのジョギング、ウォーキング、ロードレース(〜10km)、タウンユース、通勤・通学
- 現環境で最安
- 同価格帯のシューズではクッションが強い
- 幅広で着脱が容易
- メーカー公表値よりも軽量
- 反発力はほとんどない
- アッパーのサポートが弱い
- アウトソールが削減
マキシマイザー27の特徴
マキシマイザー27は定価が6,490円で、主要なブランドの中では、現環境で最安のシューズになります。
シュープラザ、アスビーなど一部店舗ではパレルモ・トラッドロードなど別の名前で販売されていますが、パーツの配置が若干異なる程度でほぼ同じです。
いずれも普段履き〜軽いランニング用に設計されているため、独自技術が少なく価格が抑えられています。
ミズノの安いシューズには、他にもエスペランザー2・エナジーランナーズ2があり、以下のような違いがあります。
| Maximizer 27 | Esperunzer 2 | Energy Runners 2 | |
|---|---|---|---|
| 定価 (税込) |
¥6,460 | ¥6,930 | ¥9,790 |
| 重量 (27.0cm) |
260g | 240g | 250g |
| ミッド ソール |
SoftierFoam | SoftierFoam | Mizuno Energy |
| 基本幅 | 3E(+6mm) | 4E(+12mm) | 2E |
マキシマイザー27と次に安いエスペランザー2はどちらもライフスタイル寄りのシューズのため、どちらも幅広のソールを採用しています。
エスペランザー2の方がさらに幅が広いため、より履きやすさを重視する方に選ばれることが多いです。
ミッドソールには、どちらもSoftierFoam(ソフティアフォーム)という独自フォームを採用しています。
従来製品(マキシマイザー25以前)よりも柔らかさが10%アップと記載されていますが、安価な材料であることには変わりません。
エナジーランナーズ2はミッドソールにミズノエナジーを使用しているため、定価は10,000円近くまで上がっています。
ミズノエナジーもそこまで高級な材料ではないですが、SoftierFoamよりは反発力に優れています。
重量はメーカー公表値が260g(27.0cm)、220g(24.5cm)ですが、25.5cmサイズで(両足とも)実測215gでした。
24.5cm公表値(220g)と25.5cm実測値(215g)で、重量の大小関係が逆転してしまっています。
要因は公表値が前作から変わっていないためで、実際は15gほど軽くなっていると思われます。
手元にある25.5cmのシューズではナイキのライバルフライ4(214g)とほぼ同じなので、実測値ベースなら平均値を下回る軽さになりました。
実走レビュー
サイズ感・履き心地
サイズ感はぴったりですが、3Eなので幅が広くて着脱がかなり容易でした。
アッパーは2層構成で、内側に柔らかい層があるため足当たりが良く、タウンユースとしての快適性を重視している印象です。
ただし100均のメッシュポーチのような質感で、伸縮性はあるものの全体的にふにゃふにゃしていてサポートが弱いです。
ロゴの部分で補強をしてはいますが、上位モデルではまず採用されない布製で安っぽさがあります。
通常使用では問題ないものの、ランニング中は蹴り出し時に前足部が折れ曲がり、補強の布の部分が小指に当たり若干の不快感がありました。
また通気性は悪くないものの、厚みがあるため撥水性が悪く、メッシュ部分の耐久性も高くなさそうです。
このため、トレーニングなど過酷な使い方や雨の日には向いておらず、快適な普段履きと考えるのが良いと思います。
想像以上にクッションが強い
最安モデルなので性能は求めていませんでしたが、クッションだけは期待を超えてきました。
ショアA硬度を測定してみると、5回平均値が38.6HAでした。
ランニングシューズの平均的な硬度で、例えば定価14,300円のネオコスモ(37.9HA)とほとんど変わりません。
この価格帯の大半は40HAを超え、中には50HAを超えるカチカチのシューズもあるので、かなり柔らかく感じられると思います。
ソール全体の厚さは実測31.0mmで、インソール単体で5.3mmありました。
厚底ソールではないものの薄すぎることもなく、価格帯を考えれば許容できるフォーム量だといえます。
さらにインソールがスポンジ系の材質で、足元の柔らかさがダイレクトに伝わってきます。
ドロップは12mmあるため前足部の厚さは20mmを下回る計算ですが、インソールのおかげで硬さが和らいでいます。
柔軟性も高いためサポート感はありませんが、近くのコンビニや公園まで適当に走るくらいなら全然これで良いと思えました。
距離でいうなら10kmまでなら問題なく使えそうでした。クッションは十分あるもののランニングシューズとしての機能が弱いため、これ以上長くなると足裏が疲れてくる感覚でした。
ランニングシューズではない?
軽くてクッションがあるならマキシマイザー27で良いように思えますが、ここまで書いてきたように柔らかくてサポート力がありません。
幅広なのでスピードを出そうとするとシューズの中で足が動いてしまい、仮に通常の幅でもアッパーがふにゃふにゃなので大差ないと思います。
また、インソールが低反発枕のように沈んでも反発が遅く、クッションでエネルギーが吸収されてしまう感覚でした。
上位モデルにはなかなかない質感でぎこちなく、踏み込んだ部分のみが局所的に圧縮しているように感じられます。
(奥)元のインソール (手前)上位モデルの弾力感があるインソール
試しに上位モデルのインソールを入れてみると自然な感覚に近づきましたが、それでも反発力は強くありません。
さらに柔軟性が高いため蹴り出し時のバネ感がなく、全体的な推進力はほとんど感じられませんでした。
ランニングシューズというよりスニーカーを軽く・柔らかくしたイメージで、実際にも普段履きメインで使っている方が多いと思います。
ただし、ここまで書いてきたように安いシューズの中ではクッションに優位点があるので、軽くジョギングする程度なら満足できると思います。
マキシマイザー26との違い
前作のマキシマイザー26との違いを解説します。
商品画像の引用元:jpn.mizuno.com
各パーツが判別しやすいカラーで並べてみたしたが、見ての通り違いはほとんどありません。
アッパーとミッドソールをよく見てみると若干の形状変更がありますが、もはや間違い探しのレベルです。
唯一大きく異なるのがアウトソールの量で、明らかにラバーが削減されていることが分かります。
このため耐久性・グリップ性能は落ちますが、その代わりに重量は15gほど軽量化されています(実測値ベース)。
どちらにせよ軽いジョギングに限られるため大差はないですが、迷ったらこの違いを考慮して選ぶのが良いと思います。
▼旧モデルはこちら!
どんなランナーにおすすめ?
マキシマイザー27は以下のようなランナーにおすすめできるシューズです。
- とにかく安さを重視したい
- 安いシューズの中ではクッションが欲しい
- 性能よりも履きやすさ・快適性を重視
- 軽くて動きやすければ良い
逆に、以下のようなランナーには合わない可能性があります。
- 少なからず反発力が欲しい
- ある程度は硬度があった方が歩きやすい
- ペースを上げて走りたい


