【ASICS】ソーティマジックRP6 レビュー|ターサーRP2との違いは?
アシックス最軽量のランニングシューズであるソーティマジックRP6の特徴・用途を解説します。前作のRP5やターサーRP2との比較も行います。
全体レビュー
本記事では、商品に関する画像は各メーカー公式HPより引用しています。
ソーティマジックRP6(以下ソーティRP6)の重量は約145g(26.5cm)で、アシックス最軽量のシューズです。
薄底シューズの定番で、陸上を始めたばかりの学生が800m~5000mのレースで使用することが多いです。
インターバルなどスピード練習にも最適で、ペースは2'50"/km〜3'30"/km辺りが適しています。
厚さは21mmと薄いもののスパイクよりは脚への負担が小さいため、短距離選手がスパイク代わりに使うことも多いです。
名前が似たシューズにソーティマジックLT2がありますが、こちらはRP6よりも反発力は低いですがクッション性は高いです。
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他のメーカーと比較しても飛び抜けて軽い
シューズ | メーカー | 重量(27.0cm) |
---|---|---|
SORTIEMAGIC RP 6 | ASICS | 150g |
TAKUMI SEN 7 | Adidas | 170g |
HANZO W | New Balance | 165g |
WAVE CRUISE JAPAN | ミズノ | 160g |
WAVE DUEL NEO 2 ELITE | ミズノ | 185g |
アシックスだけではなく、多くのメーカーがトラックのレース(800m~)で使用可能な薄底シューズを発売しています。
この中でも代表的なシューズを表にまとめましたが、ソーティRP6はこれらの薄底シューズと比べても飛び抜けて軽いです。
軽いシューズの方が良いとは言い切れませんが、ペースが速いほど軽さのメリットが大きくなります。
このため、特に800mや1500mで(スパイクではなく)シューズを履く場合は、ソーティRP6が非常におすすめです。
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SORTIEMAGIC RP 5との違い
ソーティRP6とRP5の違いはアッパーのみです。ソールの変更はありません。
アッパーは透けるほど薄くなり、シュータンには穴が開けられ通気性が向上しました。
これにより、重量は前作のRP5から約10g軽量化されました。
10gだけかと思うかもしれませんが、そもそもが軽いので大きな違いだと思います。
ソールの変更はない(性能は変わらない)ため、レースでタイムを狙うなら軽いRP6の方がおすすめです。
TARTHER RP 2との違い
ソーティRP6とターサーRP2は同時に開発されていたため、アッパーからソールまで非常に似た形状・素材となっています。
一番の違いはソーティRP6の方が薄く、トラックレース(800m~)で使用できる点です。
また、ソーティRP6は薄すぎるため、反発力とクッション性を補うためにFlyteFoam Propelが採用されています。
ターサーRP2の方がクッション性が高いためトレーニングに向いていますが、トラックのレースにも使うならソーティRP6を選ぶ必要があります。
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まとめ
ソーティマジックRP6の特徴・用途をまとめると以下のようになります。
- 薄底シューズの定番
- アシックス最軽量(RP5より約10g軽量)
- トラックのレース(800m~)で使用可能
- スピード練習、スパイク代わりにもおすすめ