【2025版】プーマのランニングシューズ13足まとめ│比較表付きで紹介
プーマは2021年にニトロシリーズをリリースし、短距離のみならず中長距離向けのシューズに力を入れ始めました。
本記事ではプーマのランニングシューズを比較表付きで紹介しているので、購入の際に参考にしてください。
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メーカー別 | |
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目次
比較表
ニトロシリーズのスペック比較表を作成しました。
定価(税込) | 重量 | 厚さ | カテゴリー | |
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Fast-Rニトロエリート3 | ¥38,500 | 170g | 40mm | レーシング |
ディヴィエイトニトロエリート3 | ¥29,700 | 198g | 39mm | レーシング |
ディヴィエイトニトロ3 | ¥19,800 | 265g | 39mm | レーシング |
FAST-FWDニトロエリート | ¥31,900 | 189g | 36mm | レーシング |
プロピオニトロ | ¥16,500 | 142g | 20mm | スピード |
マグニファイニトロ2 | ¥18,700 | 286g | 39mm | クッション |
マグマックスニトロ | ¥24,200 | 295g | 46mm | マックスクッション |
フォーエバーランニトロ2 | ¥19,800 | 295g | 36mm | スタビリティ |
ヴェロシティニトロ4 | ¥16,500 | 250g | 36mm | ニュートラル |
リベレイトニトロ2 | ¥16,500 | 200g | 28mm | スピード |
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プーマは短距離スパイクが有名でしたが、2021年から中長距離向けのシューズに本格的に力を入れ、ニトロシリーズの展開を始めました。
ニトロシリーズのシューズには、ミッドソールに「Nitro Foam Elite」または「Nitro Foam」が使用されています。
Nitro Foam Eliteは軽量で反発力に優れているため高価になり、レース/トレーニングモデルに使用されます。厚底スパイクのフォーム材としても採用されています。
通常のNitro FoamはNitro Foam Eliteの密度が高くなったイメージです。耐久性や安定性を高めるために使用されることが多いです。
ニトロシリーズ以外のシューズには、これらのフォーム材が使用されていません。性能よりも安さを求める場合はこちらがおすすめです。
ニトロシリーズ
マラソンなどに向けて本格的にトレーニングを行う場合は、ニトロシリーズから選ぶことをおすすめします。
Fast-R ニトロエリート3

商品画像の引用元:jp.puma.com
- 定価(税込):¥38,500
- カテゴリー:レーシング
- 重量(27.0cm):170g
- 厚さ:40mm
- ドロップ:8mm
- ミッドソール:Nitro Foam Elite + Carbon Plate
- 主な用途:ロードレース・マラソン(~サブ3)、インターバル、LT走
ディヴィエイトニトロエリートと並ぶ、プーマ最速の厚底レーシングモデルです。
2代目は反発力に特化した最重量級のレーシングシューズでしたが、今作は100g近く軽量化されて200gを大きく下回りました。
フォームやカーボンプレートなど余分な部分を削ぎ落とし、科学的にもエネルギーリターンの大きな向上が示されています。
ディヴィエイトニトロエリート3
- 定価(税込):¥29,700
- カテゴリー:レーシング
- 重量(27.0cm):198g
- 厚さ:39mm
- ドロップ:10mm
- ミッドソール:Nitro Foam Elite + Carbon Plate
- 主な用途:ロードレース・マラソン(サブ2.5~サブ3.5)、インターバル、LT走、ロング走
プーマ最速の厚底レーシングモデル。Fast-Rよりもクセないため扱いやすいです。
ミッドソールはPEBAではなく脂肪族TPUベースの素材を初めて採用し、4mm厚底化しつつも軽量化されました。
箱根駅伝2025で使用したランナーが多く、プーマの着用率が初めて10%を超えました。
ディヴィエイトニトロ3
- 定価(税込):¥19,800
- カテゴリー:レーシング
- 重量(27.0cm):265g
- 厚さ:39mm
- ドロップ:10mm
- ミッドソール:Nitro Foam Elite + Nitro Foam + Carbon Plate
- 主な用途:ロードレース・マラソン(サブ3.5~サブ5)、インターバル、LT走、ロング走、ジョギング
ディヴィエイトニトロエリート3のトレーニングモデル。下層に通常のニトロフォームを配置することで安定性を高めています。
カーボンプレートは切り欠きがあるため硬くはないですが、前作よりも4mmほど厚くなったソールに傾斜をつけて配置されているため、程良く推進力が感じられます。
FAST-FWD ニトロエリート

画像の引用元:jp.puma.com/jp/ja
- 定価(税込):¥31,900
- カテゴリー:レーシング
- 重量(27.0cm):189g
- 厚さ:36mm
- ドロップ:9mm
- ミッドソール:Nitro Foam Elite + Carbon Plate
- 主な用途:3km~ハーフマラソン、インターバル、LT走
5km〜10km・上り坂に特化した特殊なモデル。前足部と後足部が削れたソール形状が特徴で、強制的にミッドフット接地になります。
反発力で推進力を生み出すというよりは、足の回転数を上げてスピードを上げていくイメージに近いです。用途が限られており、販売数は少ないです。
プロピオニトロ
- 定価(税込):¥16,500
- カテゴリー:スピード
- 重量(27.0cm):142g
- 厚さ:20mm
- ドロップ:4mm
- ミッドソール:Nitro Foam
- 主な用途:3km~ハーフマラソン、インターバル、LT走
リベレイトニトロの後継モデルのようなシューズ。厚さは20mmに設定され、公認トラックでも使用可能です。
当然ニトロシリーズ最軽量で、スピードトレーニング・部活用(主に短距離)におすすめです。
マグニファイニトロ2
- 定価(税込):¥18,700
- カテゴリー:クッション
- 重量(27.0cm):286g
- 厚さ:39mm
- ドロップ:10mm
- ミッドソール:Nitro Foam
- 主な用途:ジョギング、ロング走、ロードレース・マラソン(サブ4~完走)、ウォーキング、タウンユース
多くのニトロフォームを使用した厚底モデル。日々のジョギングやロング走、フルマラソン(サブ4〜完走)におすすめです。
フォーエバーランニトロとスペックが似ていますが、こちらは安定性よりもクッション性を重視しています。
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マグマックスニトロ
- 定価(税込):¥24,200
- カテゴリー:マックスクッション
- 重量(27.0cm):295g
- 厚さ:46mm
- ドロップ:8mm
- ミッドソール:Nitro Foam
- 主な用途:ジョギング、ロング走、リカバリー
名前から想像できるように、クッションモデルのマグニファイニトロの厚底版です。
ニトロフォーム自体が柔らかすぎないため、マックスクッションのシューズとしては安定性が感じられます。
重量は300g近くありますが、反発力がそこそこ得られるため、リカバリーのみならず少し速めのペースにも対応します。
フォーエバーランニトロ2
- 定価(税込):¥19,800
- カテゴリー:スタビリティ
- 重量(27.0cm):295g
- 厚さ:36mm
- ドロップ:10mm
- ミッドソール:Nitro Foam (2種)
- 主な用途:ジョギング、ロング走、ロードレース・マラソン(サブ5~完走)、ウォーキング、タウンユース
クッション性と安定性に優れたデイリートレーナー。密度の異なる2種類のニトロフォームを使用し、外側のシェル(リム)が相対的に硬くなっています。
前作よりも20gほど重量が増していますが、サポート領域・接地面積の拡大により安定性がさらに強化されています。
ヴェロシティニトロ4
- 定価(税込):¥16,500
- カテゴリー:ニュートラル
- 重量(27.0cm):250g
- 厚さ:36mm
- ドロップ:10mm
- ミッドソール:Nitro Foam
- 主な用途:ジョギング、ロング走、ロードレース・マラソン(サブ4~完走)、部活用
プーマを代表するようなデイリートレーナーです。ジョギング用に考えるなら真っ先に候補に挙がります。
4代目ではミッドソール全域がニトロフォームとなり、接地感を少し残しつつも反発力をしっかり感じられるようになりました。
さらに重量は250gと重すぎないため、ある程度ペースにも対応します。
リベレイトニトロ2
- 定価(税込):¥16,500
- カテゴリー:トレーニング
- 重量(27.0cm):200g
- 厚さ:28mm
- ドロップ:6mm
- ミッドソール:Nitro Foam
- 主な用途:ジョギング(速め)、スピード練習、部活用、3km~ハーフマラソン
プロピオニトロの次に薄くてシンプルで、安さと軽量性に優れています。ライトレーサー(Asics)に近く、短距離選手にもおすすめです。
適度なクッション性はあるものの、レースで使用するならハーフマラソンまでが推奨です。
また、なぜか積極的に宣伝されていませんが、ニトロフォームエリートを配置したリベレイトニトロエリート(定価22,000円)というモデルもあります。
ニトロ以外
ニトロシリーズ以外のモデルはミッドソールにニトロフォームが使用されていません。軽めのランニングやウォーキングにおすすめです。
多くのモデルがあり全てを紹介すると分かりづらくなるため、代表的なモデルに絞って紹介します。
トランスポート
- 定価(税込):¥6,490
- 重量(27.0cm):270g
- ミッドソール:EVA
- 主な用途:軽めのランニング・運動、ウォーキング、タウンユース
プーマで最も安いランニングシューズ。その安さから一般層(競技志向以外)からも人気が高く、Amazonの売れ筋ランキングではプーマ1位です。
ソフトライドシリーズ
- 定価(税込):¥8,000前後
- 重量(27.0cm):270g前後
- ミッドソール:SoftFoam+
- 主な用途:軽めのランニング・運動、ウォーキング、タウンユース
▲モデルによってスペックは異なります。
ソフトライドシリーズはミッドソールに通常のEVAよりも柔らかいSoftFoam+を使用。ニトロフォームよりは硬いです。
クルーズ・フレックス・プロエコーなど様々なモデルがありますが、デザイン・コンセプトが異なる程度の違いで、ランニング性能に大きな差はありません。
リディームプロレーサー
- 定価(税込):¥9,900
- 重量(27.0cm):228g
- ミッドソール:Pro Foam EVA
- 主な用途:部活、通学、ジョギング、ウォーキング、タウンユース
リディームレーサープロと記載されることもあります。部活や体育の授業に適した学生おすすめのモデルで、アウトソールはグリップ力と耐久性に優れています。
ニトロフォームよりもクッション性は低いですが、シンプルで軽ければ良いなら安くておすすめです。