【時短】通勤ランを始めて役立ったアイテムと反省点まとめ
通勤ランは通勤時間をランニングに充てることができ、大きな時短効果になります。本記事では、通勤ランを始めて役立ったアイテムと、何度か試してみて気づいた反省点を紹介します。
通勤ランの効果
通勤ランを行う一番の目的は時間短縮効果で、走る距離が長くなるほど効果は大きくなります。
当然ではありますが、電車で30分かかるルートを走ることでその30分を丸々浮かせることができ、家事や趣味、さらなるトレーニングの時間に充てることができます。
その他の効果として、半強制的に走行距離(トレーニング量)を稼ぐことができる効果もあります。
寒い日などは出社前・帰宅後に走るのが面倒で、走り始めたとしても帰りたくなって走行距離が短くなることはよくあります。
ただし、通勤ランでは走るのをやめたら出社・帰宅ができなくなってしまうため、(電車やバスに乗らなければ)最低でも目的地までの距離を走ることになります。
特に目的がない自宅周りのランニングよりも、目的地がある通勤ランのほうが走り続けるモチベーションにもつながります。
役立ったアイテム
このように通勤ランには何点かメリットがありますが、逆に荷物を持って走らなければならないデメリットもあります。
以下では、このデメリットを軽減するするために役立ったアイテムを紹介します。
ランニングウェア
通勤ランを始める際に一番迷うのがランニングウェア(服装)だと思います。
荷物を極力少なくするために、通勤・帰宅ランの服装はできるだけ共通にすることをおすすめします。
仕事でスーツ着用の方はロッカーにスーツを置き、通勤ランはランニングウェアのみで行うことが多いです。
今回私が通勤ランで使用したランニングウェアは以下の通りです。季節は冬です。
- ランニング用Tシャツ長袖
- やや薄手のシェルパーカー
- 2WAYパンツ
出社時はヒートテック(長袖)を着ていましたが、帰宅ランのときはヒートテックは着用せずにリュックに入れました。
アウターはGUで購入したウインドプルーフシェルパーカーを着用しました。
ランニングウェアとして販売されてはいませんが、名前の通り防風機能があり、ポリエステル製のため軽量です。
ランニングウェアと比べると若干熱がこもりやすいですが、出社時が寒くなるためバランスをとって薄手のランニングウェアは避けました。
インナーは普通の服ではなく、ポリエステル製のランニングウェアを推奨します。
反省点でも書きますが、綿など普通の服で使われるような生地では汗を吸収してしまい快適性が大きく損なわれます。
パンツは楽天市場で程度で購入した2wayパンツを使用しました。
膝の部分より下がジッパーにより着脱可能なため、通勤ランではハーフパンツとして活躍します。
ランニング用のハーフパンツを別に用意しても良いですが、荷物を少なくするために役立つのでおすすめです。
ランニングリュック
ランニングリュックはランニング用として販売されているものを選ぶことを推奨します。
ランニングリュックは身体にフィットするように設計されていますが、通常のリュックでは上下に動くため非常に走りづらくなります。
重量のあるものが上下に動くことで重心が定まらなくなり、フォームが崩れることで怪我のリスクが高まります。
容量は着替えを含めるなら10L〜15L程度が目安となります。
参考までに、以下はAmazonで上位に出てきたSalomonのランニングリュックですが、こちらで容量が10Lとなります。
私は極力荷物を減らしたため、5Lのランニングリュックを購入しました(実際は5Lもないくらいだと思います)。
出社時は昼食のおにぎり・パン、ペットボトルを入れ、収納ポケットに社員証と鍵を入れました。
帰宅時は昼食とペットボトルはなくなり、代わりにスマホ・ヒートテック・2wayパンツの膝下部分を入れることになります。
出社ランではなく帰宅ランとしたのは朝が苦手なのもありますが、着替えの量を最小限に抑えることができるのが大きな理由です。
重量は合計530gとなりました。ランニングシューズ(両足合計)と同等で、重さはほとんど感じません。
ランニングリュックは軽いに越したことはないので、必要なものだけをリストアップし、容量の小さなものを選ぶことをおすすめします。
ランニングシューズ
シューズは普段のジョギング用のもので良いと思いますが、荷物があることで普段よりも負荷が加わるため、クッション性が高めのシューズを選ぶと良いと思います。
また、普段履きとしても考えている場合は耐久性や着脱のしやすさも見ておくと良いと思います。
ランニングのみならずウォーキングでもアウトソールは意外と擦り減るため、トレーニング用のシューズではもったいないです。
そもそも荷物で重くなっているためスピードは出しづらく、軽量なランニングシューズを選ぶメリットはほとんどありません。
今回はプーマのマグニファイニトロ2というシューズを選択しました。厚底のデイリートレーナーで、アウトソールも厚めで耐久性に優れています。
これに限らず各メーカーのクッション・サポート寄りのシューズであれば、幅広で着脱がしやすく耐久性も優れていることが多いです。
以下の記事でクッション性や安定性に優れたランニングシューズをまとめているので、参考にしてみてください。
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反省点
一番最初の帰宅ランでは行きと同様にヒートテックを着た状態で走り始めましたが、開始2kmくらいで暑くなりました。
汗がほとんど蒸発しないので止まったら逆に汗冷えで寒くなり、温度調整はほとんどできないレベルです。
改めてランニングウェアが快適に走れるように設計されていることに気づきましたが、特にインナーに関しては普通の服は避けたほうが良いです。
その時はヒートテックを脱いでリュックに入れましたが、かさばる服の場合は持って走ることにもなりかねないので注意です。
もう一点の反省点ですが、一番最初に通勤ランをしたときは忘れ物をしないように意識していたものの、翌日普段のリュックに社員証を戻し忘れました。
この他にも、鍵・充電器・交通系ICカードなどといった小物類は戻し忘れやすいです。
特に交通系ICカード関しては、荷物を減らすために財布から取り出して移し替えることがありますが、戻し忘れると財布は持っているのに電車に乗れないことになるので注意です。