【ASICS】GEL-DS TRAINER 26レビュー│前作の25との違いは?
アシックスのサブ4向けシューズであるGEL-DS TRSINER 26の特徴・用途を解説します。また、前作の25との比較も行います。
全体レビュー
本記事では、商品に関する画像はASICS公式HPより引用しています。
GEL-DS TRSINER 26(以下DSトレーナー26)はサブ4向けのシューズで、スピードの出しやすさが特徴です。
アシックス公式では、ソーティ・ターサー・ライトレーサーと同じスピードカテゴリーに分類されています。
スピードカテゴリーの中ではクッション性が高いため、ジョギングで使用している方が大半です。
レースで使うなら5km ~ ハーフマラソンがおすすめです。フルマラソンで使うならサブ4前後が最適ですが、少しクッション性が気になります。
ミッドソールには、軽量のFlyteFoam、クッション性が高いGEL、安定性を高めるDUOMAXが使用されています。
GT-2000やGEL-KAYANOとほぼ同じ構造のため、これらのシューズからステップアップしたいランナーや、スピード練習を始めたいランナーにおすすめです。
また、適度なクッション性とスピードの出しやすさを兼ね備えているため、短距離選手がアップなどで使用していることも多いです。
似たシューズにゲルフェザーグライド5がありますが、こちらの方がクッション性が高く、よりジョギング向きといえます。(詳しくは以下の記事で比較しています。)
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GEL-DS TRSINER 25との違い
DSトレーナー25と26の違いはアッパーのみで、ソールユニットの変更はありません。
どちらもニットアッパーですが、DSトレーナー26の方が薄く、足にフィッティングする感覚に近くなりました。
そのため、重量は15gほど軽量化されましたが、少しだけサポート力は落ちています。
どちらを選ぶかは好みの問題で、しっかり保持される感覚が良いなら25、軽さやフィット感が欲しいなら26を選ぶのが良いと思います。
GT-2000 9との違い
DSトレーナーではクッション性が物足りない場合はGT-2000やGEL-KAYANOが選択肢になります。
これらの3モデルでは、GT-2000はDSトレーナーとGEL-KAYANOの間の立ち位置のシューズになります。
DSトレーナー26とGT-2000 9を比較すると、ミッドソールの材質(FlyteFoam、GEL、DUOMAX)は同じです。
ただし、GT-2000 9の方が厚くてGELの量が多いためクッション性は高くなります(当然重量は重くなります)。
また、ドロップはGT-2000 9の方が2mm大きいです。体重移動のサポートは大きくなりますが、スピードは出しづらくなります。
このようにDSトレーナーよりもクッション性が高いため、初心者ランナーはGT-2000(またはGEL-KAYANO)を選ぶことをおすすめします。
まとめ
- スピードの出しやすさが特徴
- GT-2000、GEL-KAYANOのスピード版
- 適度なクッション性があり、短距離選手にもおすすめ
- レースでは5km ~ ハーフマラソンがおすすめ