【NIKE】ペガサスターボネクストネイチャー詳細情報│2代目との比較も
ナイキのペガサスターボネクストネイチャーの特徴・用途をレビューします。旧モデルのペガサスターボ2との違いも解説します。
商品概要
商品画像の引用元:nike.com
- 定価(税込): ¥17,600
- 重量: 256g(27.0cm), 209g(24.0cm)
- 厚さ: 32mm
- ミッドソール: ZoomX(2種)
- 主な用途: ジョギング、ロング走、テンポ走、10km〜フルマラソン(サブ3.5前後)
軽量性とクッション性に優れたペガサスターボシリーズのリサイクル材使用モデルです。
通常のペガサスよりも用途が広く、ジョギング〜軽めのスピード練習まで対応します。
ミッドソールにはエネルギーリターンに優れたズームXが全面に使用されています。
ミッドソールは2層となっていて、下層の方が固く安定感が出るように調整されています。
一部の海外サイトでは、下層がズームXではなくファイロン(ズームフライ5の外側のフォーム材)ではないかとの記載もあります。
ペガサスターボシリーズについて
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ナイキの代表モデルにエアズームペガサスがありますが、ペガサスターボの方が軽くてスピード寄りです。
軽いだけでなく反発力・クッション性にも優れているため、非常に人気が高いモデルです。
用途はジョギング・ロング走・テンポ走・インターバル・ロードレース・部活用・レース前のアップなど広く、多くの場合ペガサスターボ1足で対応できてしまいました。
旧モデルのペガサスターボ2が廃盤となってからネイチャーが出るまで2年間ほど空きましたが、新作が出ないのは万能すぎて他のシューズが売れないからだという話も聞きます。
このため、ペガサスターボネイチャーの発売は多くの方にとって嬉しい知らせで、期待感も非常に高いと思われます。
ペガサスターボ2との比較
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ペガサスターボ2とネイチャーは大きく異なります。人によっては、ペガサスターボ2の良いところが失われたと感じるかもしれません。
まず、ミッドソールがズームXとリアクトの組み合わせから、ズームX単体に変更されました。
ズームXの方が軽いため期待感が高まりますが、ソールが4mm厚くなった影響もあり、重量は40g程増加しました。
さらに乗り心地に関しては、リアクトを使用したペガサスターボ2よりも硬く感じるかもしれません。
理由はリサイクル材を使用しているため、純度の高いズームXよりも柔らかさが落ちているためだと思われます。
このため、従来のペガサスターボが好きだった方にとっては別物に感じられる可能性があります。
環境に優しいことは良いことではありますが、ランナーにとってメリットがほとんどないのが難しいところです。
ペガサス39との比較
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ペガサスターボは通常のペガサスよりも軽いモデルですが、重量が40g増加した影響によりその差は10gまで縮まりました。
ミッドソールはペガサスターボネイチャーがズームX、ペガサス39はリアクト(+Zoom Airユニット)が採用されています。
リアクトの方が硬めで安定感があるため、ペガサス39の方がデイリートレーナーとして適しています。
ただし、ペガサスターボネイチャーの方がスピードが出しやすいため、ジョギングでペースを上げる場合やスピード練習ではペガサス39よりも適しています。
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まとめ
ペガサスターボネクストネイチャーの特徴・用途をまとめると以下のようになります。
- ジョギング〜スピード練習まで対応
- 通常のペガサスよりもスピードが出しやすい
- リサイクル材の影響で、ズームXは硬めに感じられる
- 旧モデルよりも重くなった