【Brooks】ゴーストマックス レビュー│ゴーストの厚底版!グリセリンとの違いは?

ブルックスのランニングシューズといえばゴーストが代表的ですが、その厚底モデルとしてゴーストマックスが2023年10月に発売されました。
本記事ではゴーストマックスの特徴・性能をレビューするとともに、通常のゴーストやグリセリンとの違いについても解説します。
ブルックスのランニングシューズは以下の記事にまとめているので、他のモデルも気になっている方は参考にしてみてください。
▼ブルックスのランニングシューズまとめ
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目次
ゴーストマックスの基本情報
はじめに、ゴーストマックスのスペック、メリット・デメリットを紹介します。
- 発売日:2023/10/28
- 定価(税込):¥19,800
- 重量:285g(27.0cm), 255g(24.0cm)
- 厚さ:39mm
- ドロップ:6mm
- ミッドソール:DNA Loft v2
- カテゴリー:クッショニング
- 主な用途:ジョギング、ロング走、ロードレース(サブ5〜完走)、ウォーキング、タウンユース
- クッション性が高い
- 安定性にも優れる
- 快適なアッパー
- 反発力はあまり感じられない
スペック比較
ゴースト(通常版)との違い
ゴーストマックスと通常版のゴースト16のスペック比較表を作成しました。
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Ghost Max | Ghost 16 | |
¥19,800 | 定価(税込) | ¥17,600 |
285g | 重量(27.0cm) | 269g |
39mm | 厚さ | 36mm |
6mm | ドロップ | 12mm |
DNA Loft v2 | ミッドソール | DNA LOFT v3 |
商品画像の引用元:brooksrunning.co.jp
ゴーストマックスの厚さは39mmで、ゴースト16よりも後足部が約3mm厚く設定されています。
さらにドロップは6mmとゴースト16よりも6mm低いので、前足部はゴーストマックスの方が約9mm厚いことになり、よりクッションを感じることができます。
通常のゴースト16の厚さが36mmもあるのは意外かもしれませんが、ドロップが大きく前足部は24mmとなるため、ゴーストマックスよりも平凡なライド感に感じてしまいます。
このように使用されるフォーム材の量はゴーストマックスの方が多いため、価格は2,200円高くなっています。
ただしフォーム材の増加量を考えれば価格はそこまで上がっておらず、ゴーストマックスの方がコスパに優れていると感じます。
グリセリン21との違い
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Ghost Max | Glycerin 21 | |
¥19,800 | 定価(税込) | ¥25,300 |
285g | 重量(27.0cm) | 280g |
39mm | 厚さ | 38mm |
6mm | ドロップ | 10mm |
DNA Loft v2 | ミッドソール | DNA LOFT v3 |
商品画像の引用元:brooksrunning.co.jp
ブルックスのクッショニングモデルとしては、グリセリン21を思い浮かべる方は多いと思います。
主な違いはグリセリン21のミッドソールにはDNA Loft v3が採用されている点です。
発泡の際に窒素を注入しており、DNA Loft v2よりも柔らかくもっちりとした感触です。
ただしゴーストと同様にドロップが大きいためフォーム材の使用量はゴーストマックスの方が多く、特に前足部のクッションは高いように感じました。
グリセリン21はGrideRoll Rockerテクノロジーが採用されていないためフラットで自然な接地感で、快適性が重視されているように思います。
私はどちらも速めのペースで使うシューズではないと感じたので、より多くのフォーム材を使用しており、価格も安いゴーストマックスの方が好みです。
実走レビュー
サイズ感・履き心地
左右にスライド可能です。
サイズ感は大きいです。私は普段のサイズから0.5cm下げてフィットしました。
ただしスピードを出すシューズではないため、履きやすさを重視したり、窮屈感を避けたい場合は普段のサイズでも良いと思います。
アッパーは履き口周りのパッドは多く、つま先付近は薄めで通気性に優れ、長時間走っていても快適でした。
重量(27.0cm:285g)は軽くはないですが、重すぎでもないです。緩めのペースなら軽く感じるくらいでした。
- ゴーストマックス(Brooks):285g
- インヴィンシブル3(Nike):282g
- ボンダイ8(HOKA):307g
- ゲルカヤノ31(Asics):310g
沈み込みが少なく安定性高め
左右にスライド可能です。
ミッドソールのDNA Loft v2は、ふかふかクッションというよりは、「ムチムチ」「ムニムニ」系のクッションです。
弾力感のある素材ではなく、接地時の衝撃を減衰させているような感覚です。
他社製品ではボンダイ(HOKA)に似ているイメージで、弾力感というよりは衝撃吸収系のクッションです。
フカフカではないため圧縮量は少なく、かつ後足部の接地面が広めに設定されているため、クッショニングモデルとしては安定感がしっかりと感じられます。
フカフカ過ぎるシューズでは足裏が疲れてしまう方には、ゴーストマックスのような安定感も備えたシューズの方が合うと思います。
ウォーキング・タウンユースとも相性が良く、オールホワイトのデザインも用意されています。
反発力は控えめでリカバリー目的に最適

衝撃吸収系のクッションであるため反発力は控えめですが、脚に優しくリカバリー目的の緩めのジョギングに最適です。
ソールが柔らかすぎないためロッカー形状による転がりを感じやすく、楽に走れるためフルマラソン完走を目指す方にもおすすめできます。
ガーミンでいうなら心拍数ゾーン2以内のイージーペースまでが快適です。
私はキロ5前後のペースがちょうど良く、上げてもキロ4分半くらいかなと思いました。
速めのペースでは出力を上げる必要があるため、逆に疲れてしまうかもしれないと感じました。
どんなランナーにおすすめ?
ゴーストマックスは以下のようなランナーにおすすめできるシューズです。
- リカバリー目的でゆっくり走りたい
- フルマラソン完走を目指している
- 通常のゴーストではクッションが足りない
- 普段履きとしても使いたい
逆に、以下のようなランナーには合わない可能性があります。
- フカフカ系のクッションが好み
- 高い反発力を求めている
ブルックスのランニングシューズを初めて履くなら、私はゴーストではなくゴーストマックスから入ることをおすすめします。
通常のゴーストは良くも悪くも普通のシューズなので、ゴーストマックスの方がクッションがあり良いイメージを持てるのではないかと思います。