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【ASICS】ライトレーサー3レビュー│部活生定番の万能シューズ!

 アシックスのライトレーサー3特徴や用途を解説します。前作のライトレーサー2ターサーシリーズとの比較も行います。

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全体レビュー

ライトレーサー3 特徴

本記事では、商品に関する画像は各社公式HPより引用しています。

 ライトレーサー3は安さ軽さが特徴のシューズです。定価は9,350円で、Amazonでは6,000円前後で購入できることが多いです。

 重量(27.0cm)は約230gで、この価格帯のシューズとしては非常に軽くてスピードの出しやすいシューズです。

 ミッドソールにはFlyteFoam Propelという反発力に優れた材質が全面に使用されています。

 FlyteFoam Propelは適度なクッション性も備えているため、クセが少なく様々な場面で使うことができます

 ヒールプラグにはAHARPLUSという耐久性の高い材質が使用され、コスパも非常に高いです。

 主なターゲットは部活生で、アップドリルはもちろんのこと、ちょっとしたスピード練習で使用することもできます。

 サイズにもよりますが、基本的に25mmを超えるので、トラックのレースでは使用できないと思っていた方が良いです。

 一般ランナーにも人気があり、基本的にはジョギングでの使用になりますが、フルマラソン(~サブ4)でも普通に使えます。

ライトレーサー2との違い

ライトレーサー3と2の違い

 ライトレーサー23の違いはアッパーです。ミッドソールとアウトソールは同じです。

 ライトレーサー23耐久性を高めるためにアッパーに補強がされていますが、その方法が異なります。

 商品説明を見ると、ライトレーサー2はパフプリントにより補強されていると記載されています。

 聞き慣れない用語ですが、熱が加わると膨張する性質を持つインクのことを指すそうです。

 これに対して、ライトレーサー3のアッパーは3Dプリントによって補強されています。

 3Dプリントでは従来技術よりも自由に形状を作ることができるため、最小限の配置で補強が可能となります。

 とはいっても重量が変わることもなく、少し履き心地が変わる程度のマイナーチェンジです。

 このように性能の差はほとんどないため、安ければライトレーサー2を買ってしまって良いと思います。

ターサーシリーズとの違い

 ターサーシリーズはライトレーサーよりも薄くて軽く、ライトレーサーよりもスピードに特化しています。

 ターサーはスピード練習ハーフマラソンで使用することが多いですが、ライトレーサーのように部活で使用することもできます

 ターサーの方が軽くてスピードが出しやすく、さらに接地感も強いため短距離選手が好む傾向があります

 ただし、耐久性・クッション性・価格ではライトレーサーに劣るので、何を重視するかで好みは分かれると思います。

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ライトレーサー3に似たシューズ

ライトレーサー3と似たシューズ

 ライトレーサー3に似たシューズとしては、HANZO T(New Balance)、ライバルフライ3(NIKE)、アディゼロジャパン6(Adidas)、ハイパースピード(ASICS)が挙げられます。

 HANZO Tはライトレーサーよりも25gほど軽いです。上位モデルのHANZO Rも安く買えることが多くておすすめです。

 ライバルフライ3はライトレーサーよりも10g程重いですが、クッション性が高いです。怪我脚への負担が気になる場合はおすすめです。

 アディゼロジャパン6クッション性が高く、フルマラソンも走れるシューズです。ただしライトレーサーよりも数千円高いです。

 ハイパースピードは前に進む感覚があり、少しクセのあるシューズです。ライトレーサーよりも20gほど軽くてスピードが出しやすいです。

 各シューズの詳細については以下の記事にまとめています。

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まとめ

 ライトレーサー3の特徴・用途をまとめると以下のようになります。

  • 部活生の定番シューズ
  • 耐久性が高い上に6000円前後で購入可能
  • 主な用途アップ・ドリル、ジョギング
  • ライトレーサー2との違いはアッパーのみ