【New Balance】1080 v15 レビュー│Fresh FoamからInfinionの新時代に!
ニューバランスのクッションモデルである1080シリーズは、15代目でついにモデル名からFresh Foam (フレッシュフォーム)がなくなりました。
1080v15では新フォームのInfinion (インフィニオン)を搭載し、その性能が気になっている方は多いと思います。
そこで本記事では、1080v15の特徴・使用感について、旧モデルと比較しながらレビューしていきます。
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目次
1080v15 基本情報
- 発売日:2026/1/15
- 定価(税込):¥22,000
- 重量:250g(27.0cm), 231g(25.5cm)
- 厚さ:40mm
- ドロップ:6mm
- ミッドソール:Infinion
- カテゴリー:クッション
- 主な用途:ジョギング、ロング走、ロードレース・マラソン(サブ4.5~完走)
- 大幅な軽量化
- 反発力が向上
- 耐久性が向上
- ふかふかなクッション
- スピードを出すには柔らかい
- 2,200円値上げ
1080v15の特徴
1080はニューバランスを代表するようなシリーズで、長い距離を走ることに適したクッションモデルです。
シリーズを振り返ると、ミッドソールに「Fresh Foam」を採用したのは2016年発売の1080v6が最初でした。
その後、1080v12で「Fresh Foam X」にアップグレードされ、1080v13でソールが38mmまで厚底化され、クッションが増してきています。
そして今作(v15)では、9年間採用され続けてきたFresh Foamがついに廃止され、新フォームの「Infinion」が採用されました。
(左)1080v15 (右)1080v13
1080シリーズのFresh Foam XはEVAベースでかなり柔らかい素材でしたが、Infinionフォームは「クッション性はそのままに反発力とその持続性が備わった」ことが記載されています。
材質は記載されていませんが、海外の一部サイトではTPEE/EVAのスーパークリティカルフォーム(超臨界発泡フォーム)との情報があります。
質感については後半でレビューしますが、通常のフォームよりも弾力感が増し、エネルギーリターンが高まることが多いイメージです。
また、ソール側面がFresh Foamシリーズ特有の凹凸形状から立体的な流線型デザインとなり、見た目にも大きな違いとして表れています。
重量は代表サイズ(27.0cm)で約250g、25.5cmサイズで実測231gでした。
比較的軽くて気に入っていたv13よりも10g軽く、v14からは40g近く軽量化されています。
v14で重くなったことを残念に思っていたので、今回の軽量化はかなり嬉しいアップデートでした。
厚さは2mm増加して40mmになりました。それでも大幅に軽量化されていることから、Infinionが相当軽い素材であると思われます。
実走レビュー
サイズ感・履き心地
サイズ感は大きいです。普段のサイズにしましたが、0.5cm下げても全く問題ないように思えます。
アッパーは今まで通りやや厚めで柔らかな質感ですが、若干スリム化されてフィット感が増しているように感じました。
内側ではなくアウトソールの幅での比較になってしまいますが、幅の測定結果は1080v13と比較して以下のようになりました。
| 前足部幅 | 後足部幅 | |
|---|---|---|
| 1080v15 | 104.3mm | 85.2mm |
| 1080v13 | 111.3mm | 85.2mm |
後足部の幅は変わらないものの、前足部の幅が7mm狭くなっていました。
サイズ感が大きいためか窮屈さは全く感じませんでしたが、ワイドサイズ(4E)も用意されているので安心です。
前作から大幅に軽量化されたのは、幅が狭くなったことも少なからず貢献しているように思います。
クッションの強さはそのまま踏襲
新フォームのInfinionは、従来と変わらずかなり柔らかいです。1080v13と同時に履いてみても、クッションは同等レベルに感じられました。
Rebel v5などのFuelCellフォームと比較しても同じくらいの柔らかさだと思います。
スーパークリティカルフォームと聞くと少し硬くなるイメージを持っていましたが、全然そんなことはありませんでした。
デイリーモデルでここまで柔らかいフォームを使っているのは、ニューバランス以外ではほとんどありません。
変わったのは反発の速さで、従来よりも速くなったため、軽量化も合わせてペースを上げやすくなっています。
左右にスライド可能です。
また、インソールはスポンジ系のOrtholiteから、滑らかで弾力感のある素材に変更されていました。
公式サイトには「ACL製法」という独自の用語が使われていますが、調べてみるとFuelCellフォームのことを指しているページがありました(分かりづらい、、、)。
この新しいインソールの影響でより均一にミッドソールを圧縮し、Infinionフォームの変更と合わせて接地時間が短くなっている感覚でした。
従来のふかふかなライド感にポップ感が少し追加され、より快適に楽しく走れるようになったと思います。
基本的にはイ-ジーペースがおすすめ
ここまで反発力が速くなったことを書いてきましたが、総合的には大きく変わった印象はありません。
ふかふかであることには変わりないので、ピッチを上げるようなシューズではないと感じます。
ドロップが6mmと比較的小さく、フォームの圧縮量が大きいため接地感はフラットで、反発力は上方に生まれます。
ロッカーもほとんど感じられないため積極的に前に押される感覚はなく、上にふわっと弾むくらいの感覚でした。
軽くなったのである程度はペースが上がりますが、それならFuelCell Rebel v5で良いし、あえて1080v15を選ぶ必要はありません。
クッションモデルの中では軽さに優位点があるので、リカバリー時などに軽快に走りたい場面に最適だと思いました。
どんなランナーにおすすめ?
1080v15は以下のようなランナーにおすすめできるシューズです。
- ペースを気にせず長く走りたい
- 程良い反発で楽しく走りたい
- ふかふかなクッションが好み
- クッションモデルの中でも軽いシューズが良い
逆に、以下のようなランナーには合わない可能性があります。
- 柔らかすぎるクッションが苦手
- ピッチを上げてスピードを出したい



