【ランニングで使用】SOUNDPEATS Air5 Pro 完全ワイヤレスイヤホン レビュー

SOUNDPEATS(サウンドピーツ)のAir5 Proは、ノイズキャンセリング機能も備えたカナル型の完全ワイヤレスイヤホンです。
これまで2つのSOUNDPEATS製品(オーブンイヤー型)を試してきましたが、カナル型を使うのは今回が初めてになります。
今回もランニングで実際に使いながら、その装着感や音質をレビューしていきます。
記事の最後に、2025/9/21まで使える「5%OFFクーポン」を掲載しています!
(本記事の作成にあたり、SOUNDPEATS社よりサンプル品のご提供を受けております。)
目次
Air5 Pro スペック・特徴
細かな技術仕様は専門サイトに任せるとして、ここではAir5 Proの特徴についてざっくりと紹介していきます。
スペック一覧

- メーカー:SOUNDPEATS
- 定価(税込):9,980円
- 片側重量:4.8g
- 最大再生時間:約7.5時間(ケース併用で約37時間)
- Bluetooth:5.4
- ドライバー径:10mm
- コーデック:SBC, AAC, LC3, LDAC, aptX, aptX Adaptive, aptX Lossless
- 防水規格:IPX5(通常の雨OK、水没NG)
- 充電ポート:Type-C
- 機能:内蔵マイク、AI適応型ノイズキャンセリング、マルチポイント接続
Air5 Proは、SOUNDPEATSのラインナップの中では比較的上位に位置するモデルです。
定価は9,980円とミドルレンジの価格帯にあたりますが、ハイレゾ認証やSnapdragon Soundに対応しており、コストパフォーマンスの高さが光る完全ワイヤレスイヤホンです。
大きな特徴のひとつとして、AI適応型ノイズキャンセリング機能を搭載していることが挙げられます。
旧モデルのAir5やAir4から進化したポイントとしては、次のような点が挙げられます。
- LDAC対応
- インナーイヤー型からカナル型へ変更
- イヤホン単体の再生時間が7.5時間に延長
価格差は500円〜1,000円程度しかないため、これから購入するなら最新のAir5 Proを選ぶことをおすすめします。
開封・外観チェック

今回選んだカラーはブラックです。箱を開けると、中には以下が入っていました。
- ケース・イヤホン
- USB Type-C充電ケーブル
- 取扱説明書
- イヤーチップ(S/M/L)
- ピーツくんのシール(おまけ)
ケースは写真の通りシンプルです。当然だと思いますが、オーブンイヤー型イヤホンのケースよりも小さいです。

ケースはロゴが入っている方が裏側で、実際には反対側が開く仕組みでした。
直感的にはこちらから開く思ってしまったので、最初は「あれ?」となりましたが、慣れれば問題なしです。
ケースを開けると自動的にペアリングモードに入り、スマホから探すと数秒で見つかりました。とにかくスピーディーで快適でした。

操作はブロンズ色のロゴの部分をタッチすることで行うことができます。
例えば、音量調整は1回タッチ、曲スキッブは右側を1.5秒間長押しして行うことができます。
ケース・イヤホン単体の重量

イヤホン2つの重さは実測で10gで軽量でした。ただ、機能が多いためかと思いますが、比較に使った格安イヤホン(7g)よりは少し重めでした。
またケース込みでは52gで、使っているGPSウォッチ(ガーミン955DP)と同じくらいの重さです。
もちろん「重い」と感じることはなく、実際につけて走ってみても全く気にならないレベルです。
ランニング時の使用感
Air5 Proの使用感について、現在持っている格安イヤホン(当時、定価3,278円)と比較しながらレビューしていきます。
フィット感

装着感は普通に良かったです。イヤーピースは最初から付いていたMサイズで耳にぴったりフィットしました。
形状も耳に沿うデザインになっていて、落ちる心配が全くなかったのが良かったです。
格安イヤホンと比較して大きな差があるわけではないですが、どちらも装着感がほとんどないため問題なく使えます。

キロ5分前後のペースで走っても揺れやズレを感じず、また耳が痛くなることもありませんでした。
密着度合いは格安イヤホンよりも優れていて、ノイズキャンセリング機能をONにしなくても外の音はかなり抑えられました。
走っている間もイヤホンを意識することがなく、自然に音楽に集中できるのが良かったです。
音質

専用アプリ「PeatsAudio」の操作画面
音質は、手持ちの格安イヤホンとは明らかに違いました。ここが一番の差異と感じた部分で、同時に聴くと全くの別物です。
格安モデルは全体的にぼんやりした感じですが、Air5 Proは音に立体感があって、低音がしっかり響いているように感じられます。
ハイエンドモデルは使ったことがありませんが、一般ユーザーの自分には十分満足できるレベルでした。
初期設定ではLDACがオフになっているので、音質にこだわるならオンにしておくのがおすすめです。LDACはソニー開発の高音質コーデックで、格安イヤホンでは対応していないことが多いようです。
ただし、LDACをオンにするとデュアルデバイス機能やゲームモードはオフになります。ゲームモードにしても音ゲーには少し厳しい印象だったので、私は音質重視でLDACオンのまま使うつもりです。

また、専用アプリ「PeatsAudio」を使えばイコライザー調整もでき、プリセットの「低音を強く」を設定したら自分好みの音になりました。
ノイズキャンセリング

Air5 Proの一番のすごいと思ったのが、AI適応型ノイズキャンセリング機能でした。
スペック上では最大55dBのノイズ低減が可能とされており、数値だけ見てもかなり強力です。
初めは「ノーマルモード」になっていますが、アプリからONにするか、左のイヤホンを長押しで切り替え可能です。
「ノイズキャンセリングモード」にすると、周囲の雑音が一気に消え、テレビの音量を10〜15くらい下げたような感覚になりました。
ちゃんとノイズキャンセリング機能を実感したことが初めてだったこともあり、シンプルにすごいと思いました。
その状態でイヤホンを外すと、外の音が急に大きく感じられてびっくりするほどで面白かったです。
音楽を流せば、外の音は全くといえるレベルで聞こえなくなります。装着感や音質の良さと相まって、部屋の中で集中して音楽を聴いている感覚で楽しめました。
通話もテストしてみましたが、こちらからの声も、相手からの声も問題なく伝わりました。
もちろん安全面が気になる人もいると思いますが、そのために「外音取り込みモード」というのもあります。
このモードをONにすると、周囲の音が若干響いてくるように取り込まれるので、安全面はかなり上がるように感じました。
どんな人におすすめ?
Air5 Proはミドルレンジの価格帯ながら、音質・ノイズキャンセリング・機能性のバランスが非常に優れたイヤホンでした。特にランニング中に使ってみて、その実力を実感できました。
おすすめしたいのは、以下のような方です。
- ランニング中も周囲を気にせず音楽に集中したい
- コスパを重視しつつ、音質にもこだわりたい
- 10,000円以下でハイレゾ対応やLDACといった高スペックのイヤホンを探している
- イコライザーやモード切替など、自分好みに調整したい
逆に、以下のような方には合わない可能性があります。
- 周囲の音を絶対に逃したくない(オープンイヤーがおすすめ)
- 軽量で最低限聴ければ良い(格安イヤホンでも十分)
クーポン情報
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- 割引:5%OFF
- 対象商品:SOUNDPEATS Air5 Pro
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