【ミズノ】ウエーブリベリオンソニック詳細情報│実質的なシャドウの後継モデル
ミズノのサブ3.5向けモデルであるウエーブリベリオンソニック(以下、リベリオンソニック)の特徴・用途をレビューします。同シリーズのウエーブリベリオンフラッシュとの比較も行います。
商品概要
スペック
- 定価(税込): ¥13,750
- 重量: 260g(27.0cm), 220g(24.5cm)
- 厚さ: 32mm
- ドロップ:8mm
- ミッドソール: Mizuno Energy + Wave Plate
- 主な使い道: ジョギング、ロング走、テンポ走、ロングインターバル、5km~フルマラソン(サブ3.5~サブ4.5)、部活用(中長距離)
2023年1月にウエーブリベリオンシリーズから3モデルが発売されましたが、その中では1番安いサブ3.5向けのモデルです。
今まで中級者モデルといえばウエーブシャドウがありましたが、2023年版のカタログをみると掲載されていないため、実質後継モデルにあたります。
また、以前はウエーブソニックという薄底の部活用モデルがありましたが、ウエーブソニックの後継ではありません。
重量は260gでウエーブライダー26(サブ4.5〜サブ5モデル)よりは軽いです。用途は近いですが、ある程度スピードを出したい場合はリベリオンソニックが適しています。
ソールの構成
商品画像の引用元:jpn.mizuno.com
ミッドソール全域にミズノエナジーが使用され、安定性を高めるためにウエーブプレートが内蔵されています。
ウエーブプレートは、上位モデルのリベリオンPRO/フラッシュと同様に前足部~後足部にかけて配置されていますが、範囲が限定されているため比較的曲げやすいです。
このように、クッション性と安定感のバランスが取れているため、マラソンのみならずレースに向けたスピードトレーニングにも適しています。
部活用にもおすすめ
商品画像の引用元:jpn.mizuno.com
定価が13,750円と比較的安く、適度なクッションがあるため、主に中長距離の部活用シューズとしても活躍します。
ミズノの部活用シューズには、ウエーブリボルト3や、デュエルソニック3というさらに安いモデルもあります。
ウエーブリボルト3はミズノエナジーを使用したモデルでは最も安いです。ただし、リベリオンソニックよりもクッション・反発力は低いです。
デュエルソニック3は厚さが25mm以下のためトラックのレースでも使えます。非常に軽くてスピードが出しやすいので短距離選手におすすめです。
ウエーブリベリオンフラッシュとの違い
商品画像の引用元:jpn.mizuno.com
リベリオンフラッシュはサブ3向けのレース/トレーニングモデルで、リベリオンソニックの上位モデルにあたります。
ミッドソールに軽量のミズノエナジーライトを使用しているため、リベリオンソニックよりも5.5mm厚いにも関わらず30g軽量です。
プレートはリベリオンソニックよりも硬くて面積が広いため、曲げるにはある程度の力が必要です。
ただし、このミッドソールはサブ3.5向けのウエーブエアロ20+Rと全く同じ構成なので、サブ3.5レベルのランナーでも履きこなせると思います。
アウトソールはリベリオンソニックが耐摩耗性に優れたX10ですが、リベリオンフラッシュは軽量性・グリップ性に優れたG3ソールが使用されています。
以上より、価格を抑えたい場合や部活で使う程度ならリベリオンソニックがおすすめですが、レースでタイムを狙うなら少し背伸びしてリベリオンフラッシュを選んでも良いと思います。
ウエーブシャドウ5との違い
商品画像の引用元:jpn.mizuno.com
リベリオンソニックはシャドウ5と値段・重量・ミッドソールがほとんど同じで、実質的な後継モデルにあたります。
リベリオンソニックは2mm厚くてクッション性が高いので、シャドウ5よりもトレーニング・フルマラソンで使いやすくなったのが大きなメリットです。
また、ウエーブプレートの位置はシャドウ5では前〜中足部でしたが、リベリオンソニックでは後足部まで伸びています。
プレートは伸びたといっても剛性は高くないため、シャドウ5の柔軟性を大きく損なわずにスピードが出しやすくなったといえます。
まとめ
- サブ3.5〜サブ4.5向けのレース/トレーニングモデル
- プレートは硬すぎず中級者でも扱いやすい
- 実質的にウエーブシャドウ5の後継モデル
- 安くて部活用(中長距離)としてもおすすめ