【ミズノ】ウエーブライダー25レビュー│23、24、NEOとの違いは? – Unattached Runner
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【ミズノ】ウエーブライダー25レビュー│23、24、NEOとの違いは?

 ミズノのサブ5向けのシューズであるウエーブライダー25特徴用途を解説します。また、前作の2324との比較も行います。

全体レビュー

ウエーブライダー25 特徴

本記事では、商品に関する画像はミズノ公式HPより引用しています。

 ミズノのウエーブライダー25は、スムーズな走り心地が特徴の初心者向けシューズです。

 25代目となる本作では、ミッドソール全面に新素材のミズノエナジーが使用されています。

 ミズノエナジーは従来のU4icという素材よりも反発力クッション性が高く、よりスムーズな走りが可能になりました

 厚さは36mmと大きいためクッション性は高く、さらにミズノウエーブの効果で安定性も高いです。

 ドロップは12mmと比較的大きいです。そのため、体重移動がしやすく初心者にとって走りやすい構造になっています。

 ただし、ヒールストライク走法になりやすく、重量も軽くはないのでスピード練習には不向きです。

ウエーブライダー23、24との違い

 前作のウエーブライダー2324との違いは以下のようになります。

25 24 23
定価 ¥14,850 ¥14,190 ¥14,190
重量(27.0cm) 275g 275g 290g
ミッドソール ME ME + U4ic U4ic + U4icX
ドロップ 12mm 12mm 12mm

※ME(MIZUNO ENERGY)

 一番の違いはミッドソールです。ウエーブライダー24から初めて新素材のミズノエナジーが採用されました。

 ミズノエナジーは24では後足部のみでしたが、25ではソール全体に使用されています。

 ミズノエナジーは柔軟性反発力に優れた材質のため、走り心地が向上し楽に走れるようになったといえます。

 ただし、ミズノエナジーを多く使っているためか、ウエーブライダー25の定価は14,850円700円ほどアップしました。

 次に重量ですが、ウエーブライダー23290gでしたが、ウエーブライダー24,25では275g15g軽量化されています。

 また、ドロップは12mmと変わっておらず走り心地は大きく変わっていません。ただし25ではプレートの形状が改良され中足部の安定性が増しました

ウエーブライダーNEO2との違い

ウエーブライダー25とNEO2の違い

 ウエーブライダーNEO2はウエーブライダー25のプレミアムモデルです。

 上位モデルと考えることもできますが、その場合は次に紹介するウエーブシャドウ5が安くて候補になります。

 対象レベルはウエーブライダー25サブ5〜完走レベルなのに対し、NEO2サブ4〜サブ5となっています。

 1つめの違いはアッパーで、NEO2は軽量性通気性に優れたモノフィラメントエンジニアードメッシュとなっています。

 このアッパーは見た目からも分かるようにアキレス部まで伸びていて、サポート力が高められています

 2つ目の違いはアウトソールの材質で、NEO2は軽量性グリップ性に優れたG3ソールが使用されています(X10耐久性に優れています)。

 このように、アッパーとアウトソールの軽量化によって、重量(27.0cm)は265gウエーブライダー25よりも約10g軽くなっています

ウエーブシャドウ5との違い

ウエーブライダー25とシャドウ5の違い

 ウエーブシャドウ5の対象レベルはサブ3.5〜サブ4.5となっていて、ウエーブライダー25よりもレベルの高いシューズです。

 厚さは30mmでウエーブライダー25より6mmほど薄く、重量も25gほど軽いです。

 ドロップは8mmで、ウエーブライダー25よりも4mm低いです。このため、スピードが出しやすくなりヒールストライクでは走りづらくなります

 商品情報にもミッドフット走法時に安定性が高まる設計と記載されていて、これから中級者ステップアップしたいランナーにもおすすめです。

ウエーブライダー25と似たシューズ

GT-2000 9 (ASICS)

 アシックスのGT-2000 9初心者向けのシューズで、ウエーブライダー25と同じくクッション性と安定性に優れています

 安定性を高めるために、ウエーブライダー25はミズノウエーブを使用していますが、GT-2000 9内側に硬度の高い材質(DUOMAX)を使用しています

 どちらも初心者の王道のシューズで、正直大きな差はありません。デザイン値段で決めてしまって良いと思います。

ゴースト14 (BROOKS)

 ブルックスのゴースト14も、スムーズな走りが特徴の初心者向けのシューズです。

 重量(27.0cm)は281g、ドロップは12mmで、ウエーブライダー25とかなり似たシューズといえます。

 ミッドソールにはDNALOFTというクッション性に優れた材質が全面に使用されています。

 ウエーブライダー25のようにプレートがなくシンプルな構造のため、ゴースト14の方がクッション性は高いと思います。

まとめ

 ウエーブライダー25の特徴・用途をまとめると以下のようになります。

  • スムーズな走り心地が特徴の初心者向けシューズ
  • 対象ランナーはサブ5~完走レベル
  • ミッドソール全面にミズノエナジーを使用
  • ドロップが12mmと大きく体重移動がしやすい

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