【ミズノ】ウエーブライダー27 詳細情報│ウエーブスカイ7との違いは? – Unattached Runner
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【ミズノ】ウエーブライダー27 詳細情報│ウエーブスカイ7との違いは?

 ミズノの代表モデルであるウエーブライダー27の特徴・用途をレビューします。旧モデルのウエーブライダー26や、ウエーブスカイ7との比較も行います。

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全モデル
メーカー別
レベル別
用途別

商品概要

スペック

  • 発売日:2023/8/25
  • 定価(税込):¥14,850
  • 重量:280g(27.0cm), 235g(24.5cm)
  • 厚さ:38.5mm
  • ドロップ:12mm
  • ミッドソール:Mizuno Energy + Wave Plate
  • 幅:2E(スタンダード)、4E(スーパーワイド)
  • 主な用途: ジョギング、ロング走、ロードレース(サブ4.5〜完走)、ウォーキング

 ウエーブライダーはミズノを代表するデイリートレーナーで、主に初心者をターゲットとしたシューズです。

 ドロップ(かかと/つま先の高低差)は12mmと大きいことが特徴で、ヒールストライカーに適した構造となっています。

 定価(税込)は14,850円ですが、最近ランニングシューズの価格が高騰していることを考えると、比較的安い部類に入ります。

モデル メーカー 定価(税込)
ウエーブライダー27 Mizuno ¥14,850
GT-2000 12 Asics ¥15,400
ペガサス40 Nike ¥16,500

▲ウエーブライダー27と似たカテゴリーのシューズの価格比較

 重量(27.0cm)は280gと軽くはありません。その代わり、安定性・サポート力・耐久性に優れます。

 このため、用途としては日々のトレーニングや、フルマラソン(サブ4.5〜完走)が適しています。

 アッパーには軽量で通気性に優れたジャガードメッシュアッパーを採用していますが、伸縮性が高いスムースストレッチウーブンを採用した派生モデル(¥17,050)も用意されています。

ソール構造

ウエーブライダー27 ソール構造

商品画像の引用元:jpn.mizuno.com

 ウエーブライダーは25代目モデルから、ミッドソールにクッション性・反発力に優れたミズノエナジーを採用しました。

 26代目ではミズノエナジーをミッドソール全域に拡張し、今作(27代目)にも受け継がれています。

 多くのミズノエナジー使用したことで厚さは38.5mmあり、フルマラソンを完走するために十分なクッション性があります。

 また、ミッドソールの中足部〜後足部にかけて、ウエーブプレートと呼ばれる樹脂プレートが内蔵されています。

 ウエーブプレートによりクッション性と安定性を両立し、かかとから設置した場合でもスムーズな体重移動をサポートします。

 アウトソールには耐摩耗性に優れた厚めのX10が、後足部ギリギリまで配置されています。

 耐久性に優れており、価格も手頃なため、コストパーフォーマンスに優れています。

ウエーブライダー26との違い

ウエーブライダー27と26の違い

商品画像の引用元:jpn.mizuno.com

 ウエーブライダー27はアッパーのみをアップデートし、ソールユニットはそのまま26代目を受け継いでいます。

 アッパーは素材とヒールカウンターの構成を見直すことで、重量は5g軽量化されました。

 ただしシューズ全体で見れば大きく変わったような印象はなく、価格が落ちた26代目を購入するのもありだと思います。

ウエーブスカイ7との違い

ウエーブライダー27とウエーブスカイ7の違い

商品画像の引用元:jpn.mizuno.com

 ウエーブスカイはウエーブライダーよりも厚くてクッション性が高く、より初心者向けのモデルとなります。

 ミッドソールにはミズノエナジーだけでなく、最も柔らかいフォーム剤であるミズノエナジーコアを内部に配置しています。

 ミズノエナジーコアはラバーベースの素材のため、恐らくミズノエナジーよりも密度が高く、シューズの重量は300gを超えています。

 ただし、ウエーブスカイの方が弾むような乗り心地なので、気軽にランニングを楽しみたい方には適していると思います。

 定価はウエーブスカイの方が3,000円以上高いですが、これはアッパーにスムーズストレッチウーブンを採用しているためだと思われます。

 ウエーブライダー27にもスムーズストレッチウーブンを使用した派生モデルがありますが、定価は通常モデルよりも2,200円高い17,050円となっています。

まとめ

 ウエーブライダー27の特徴・用途を以下にまとめます。

  • ミズノの代表モデルで、クッション性・安定性に優れている
  • ドロップが12mmと大きく、ヒールストライカーに適した構成
  • 日々のトレーニングや、マラソン(サブ4.5〜完走)におすすめ
  • 前作からの変更点はアッパーのみで、5g軽くなった