【Asics】ゲルニンバス25 詳細情報│超厚底の41.5mmでシリーズ最大のクッション性
アシックスのクッショニングモデルであるゲルニンバス25の特徴・用途をレビューします。旧モデルのゲルニンバス24や、ゲルカヤノ29との比較も行います。
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商品詳細
商品画像の引用元:asics.com
- 定価(税込): ¥19,800
- 重量: 299g(27.0cm), 260g(24.0cm)
- 厚さ: 41.5mm
- ドロップ:8mm
- ミッドソール: FF Blast Plus Eco + PureGEL
- 主な使い道: ジョギング、ロング走、LSD、ハーフ〜フルマラソン(サブ5〜完走)、タウンユース
ゲルニンバスはアシックスを代表するクッショニングモデルですが、今作(25代目)ではクッション性が過去最大となりました。
ミッドソールには弾力性が高いFF Blast Plus Ecoというフォーム材が使用され、後足部にはPureGELと呼ばれる新しいクッション材が内蔵されています。
このソールが41.5mmまで厚底化されたことでふかふかな履き心地が得られるため、クッションを感じながらゆっくり長く走る場面に適しています。
公認ロードレースの厚さである40mmを超えているものの、初心者向けのモデルのため上位入賞しない限り厚さの計測を求められることはほとんどないと思います。
ゲルニンバス24との違い
商品画像の引用元:asics.com
ゲルニンバス25は旧モデルの24からフォーム材を20%増量し、新素材のPureGELを採用しました。
PureGELは後足部内部に内蔵されており、従来の露出型のGELよりも65%柔らかい素材です。
厚さは40mmを超えてクッションは過去最大となりましたが、ドロップが2mm小さくなったことで特に前足部においてクッションを感じやすくなりました。
重量はフォーム材を増量した影響で10g程度増加しました。また、定価は19,800円まで上がりました。
ゲルカヤノ29との違い
商品画像の引用元:asics.com
クッション性に特化したゲルニンバスに対して、ゲルカヤノはクッションのみならず安定性も高めたモデルです。
FF Blast PlusとGELを使用している点は同じですが、ゲルカヤノ29はソール内側に硬度の高いLITETRUSSを配置していることが大きな違いです。
LITETRUSSが配置されることで接地時のブレが抑制されるため、ランニングフォームが定まらない初心者にとっては怪我を防止するための重要な機能となります。
クッション性や快適性を追求するならゲルニンバス25がおすすめですが、ランニングフォームに自身がない方やソールの沈み込みが苦手な方はゲルカヤノ29をおすすめします。
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ノヴァブラスト3との違い
商品画像の引用元:asics.com
ノヴァブラスト3も反発力に特化したモデルで、ミッドソールにはFF Blast Plusが使用されています。
ノヴァブラスト3はゲルニンバス25にクッション性は劣る(決して低くはない)ものの、軽くて応答性が良いためスピードの出しやすさで勝ります。
フルマラソンの完走を目標とするならゲルニンバス25の方が良いですが、ある程度スピードを出したい方や弾む感覚を感じたい方はノヴァブラスト3がおすすめです。
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他社の似たシューズ
商品画像の引用元:(左)asics.com (中央)nike.com (右)hoka.com/jp
ゲルニンバス25のようにクッション性の高いフォーム材を贅沢に使用したモデルとしては、ナイキのインヴィンシブルラン2、ホカオネオネのボンダイ8が挙げられます。
インヴィンシブルランのミッドソールには、ナイキ最速のマラソンシューズと同じズームXが使用されています。
ゲルニンバスのFF Blast Plus Ecoと同じく反発力が高いフォーム材なので、乗り心地や使用場面が似ています。
ボンダイ8はスニーカーとしても人気のモデルです。反発力は高くないので、純粋にクッションを求める方におすすめです。
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まとめ
ゲルニンバス25の特徴・用途をまとめると以下のようになります。
- 41.5mmの超厚底で過去最大のクッション性
- 新素材のFF Blast Plus Eco、PureGELを採用
- ゆっくり長く走る場面におすすめ
- 軽さを求めるならノヴァブラスト3も選択肢