【On】クラウドストラトス3 詳細情報│快適性が向上したクッショニングモデル
オンのクッショニングモデルであるクラウドストラトス3の特徴・用途をレビューします。クラウドモンスター・クラウドサーファーとの比較も行います。
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商品概要
スペック
- 発売日: 2023/8/3
- 定価(税込): ¥20,680
- 重量: 290g(27.0cm), 250g(24.0cm)
- 厚さ: 35mm
- ドロップ: 6mm
- ミッドソール: Helion + SpeedBoard
- 主な用途: ジョギング、ウォーキング、ロードレース(サブ4.5〜完走)、タウンユース
二重構造のCloudTecを採用することでクッション性を大きく向上させ、デイリートレーナーとしておすすめのモデルです。
クッション性のみならず安定性にも優れているため、フルマラソン(サブ4.5〜完走)にも適しています。
重量(27.0cm)は290gと軽くはありません。参考までに、同カテゴリーのシューズとの比較表を作成しました。
- クラウドストラトス3(On):290g
- クラウドモンスター(On):275g
- クラウドサーファー(On):245g
- インヴィンシブル3(Nike):282g
- ゲルニンバス25(Asics):299g
クラウドモンスターやクラウドサーファーの方が軽量ですが、クッション性・安定性を総合で見るとクラウドストラトス3が優れています。
他社製品ではインヴィンシブル3(Nile)やゲルニンバス25(Asics)といったクッショニングモデルと重量が近いです。
クラウドストラトス3はこれらのモデルよりはがっちりとしていて、安定性の要素も取り入れたような乗り心地です。
アッパー

商品画像の引用元:on-running.com/ja-jp
アッパーには多くのパッドが使用されているため厚みがあり、前足部はやや広めに設定されています。
ヒールカウンターは硬すぎず、全体的に快適性を重視している印象を受けます。
このため用途はジョギング・ロング走に適していて、かつタウンユース・ウォーキングにも使えるシューズを探している方に特におすすめです。
ソールユニット

商品画像の引用元:on-running.com/ja-jp
ミッドソールは前作と同様に二重構造のCloudTecが採用され、ナイロン製のSpeedBoardが内蔵されています。
フォーム材はHelionという素材で名称変更はないものの、前作よりも柔らかくクッション性が向上しています。ただし、一般的なクッショニングモデルよりはしっかりとした乗り心地です。
接地時にCloudTecが圧縮され、SpeedBoardにより推進力が産み出されるため、やや速めのペースまで対応します。

商品画像の引用元:on-running.com/ja-jp
アウトソールを見ると中央部の大きな溝(SpeedBoardが露出してい部分)が塞がり、石が挟まる心配がなくなりました。
これにより重量増加が心配されますが、ミッドソールの改良の影響なのか前作よりも15g軽量化されています。
クラウドストラトス2との違い

商品画像の引用元:on-running.com/ja-jp
クラウドストラトス3はパッドが増量されたことで快適性が向上し、さらにミッドソールやや厚くなりクッション性も向上しました。
パッドの増量と厚底化がされたにも関わらず重量は15g軽量化され、より長い距離を走りやすくなりました。
定価は2,200円上がってしまいましたが、それだけ性能は向上しているので、価格差が大きくなければクラウドストラトス3をおすすめします。
クラウドモンスター、サーファーとの違い

商品画像の引用元:on-running.com/ja-jp
2023年10月現在、Onのレーシング以外のモデルではクラウドストラトス3、クラウドモンスター、クラウドサーファーが主力製品であると思われます。
いずれもクッション性に優れたモデルですが、この中でもクラウドストラトス3は安定性が高く、乗り心地がしっかりとしています。
クラウドモンスターはOnのシューズで最も大きなCloudパーツを使用し、反発力に優れたモデルです。スピードが出しやすく、用途が幅広いです。
クラウドサーファーは軽量性に優れています。SpeedBoardは搭載されていないため、反発力は高くありません。
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まとめ
クラウドストラトス3の特徴・用途を以下にまとめます。
- クッション性と安定性に優れたデイリートレーナー
- ジョギング、ロング走、レース(サブ4.5〜完走)におすすめ
- パッドが増量し、快適性が向上
- ミッドソールが厚く柔らかくなり、クッション性が向上