【Asics】ノヴァブラスト3 詳細情報│20gの軽量化で使いやすく!
2022/10/16
Blastシリーズのハイエンドモデルであるノヴァブラスト3の特徴・用途をレビューします。旧モデルのノヴァブラスト2との違いも解説します。
商品概要

商品画像の引用元:asics.com
- 定価(税込): ¥14,300
- 重量: 253g(27.0cm)
- 厚さ: 37mm
- ドロップ: 8mm
- ミッドソール: FF Blast Plus
- 主な用途: ジョギング、ロング走、LSD、ハーフ~フルマラソン(サブ4〜完走)、ウォーキング
弾む感覚が特徴のBlastシリーズの最上位モデルです。楽しく走ることがコンセプトで、全レベルのランナーが対象です。
ミッドソール全面に採用されたFF Blast Plusは弾力性が高く、厚さは40mm近くあるため反発力・クッションに優れています。
主な用途はジョギングですが、サブ4レベルまでであればハーフ・フルマラソンでも十分使用可能です。
初心者向けモデルとの比較

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アシックスの初心者向けモデルに、ゲルカヤノ29やGT-2000 10があります。
これらのモデルはスタビリティ(安定)シリーズに分類され、怪我の防止に重点が置かれています。
フルマラソンでサブ5〜完走を目標にトレーニングを積みたい方や、怪我をしやすい方におすすめです。
一方でノヴァブラスト3はBlastシリーズに分類され、弾むように楽しく走れることに重点が置かれています。
スタビリティシリーズよりも軽くて反発力が高いですが、沈み込みが大きいため安定性は高くありません。
このため、軽さを重視する方、気軽にランニングを始めたい方、中〜上級者のリカバリージョグ用としておすすめです。
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前作(2代目)との違い

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ノヴァブラスト2と3の大きな違いはミッドソールで、FF BlastからFF Blast Plusに変更されました。
アッパーは全体的に削減されて通気性が向上しました。シュータンのパッドが廃止されたため、旧モデルに慣れている方は履き心地が気になるかもしれません。
これらの変更で重量は約20gの軽量化につながり、253g(27.0cm)となりました。これは、ペガサス39(NIKE)やクリフトン8(HOKA)と同等の重量です。
これにより、フルマラソンに向けたロング走で使いやすくなり、レース用としてもサブ4まで対応できるようになりました。
また、あまり注目されていないようですが定価が3,300円ダウンしています。このため、気軽にランニングを始めたい方にも選びやすくなりました。
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ダイナブラスト3との違い

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ダイナブラスト3は、ノヴァブラストと同系列のEnergy Savingシリーズに分類されています。
ダイナブラストの方が薄いため安定感がありますが、弾む感覚はノヴァブラストのほうが強いです。
ダイナブラスト3は2代目からほとんどアップデートされておらず、ミッドソールはFF Blastのままです。
このため、重量は旧モデル(2代目)まではダイナブラストの方が20g程軽かったものの、今作(3代目)では同等になりました。
さらに価格差も縮まり、ノヴァブラストと比べて良かった点(軽さ、安さ)が薄れてしまいました。アシックスとしては、多くのランナーにノヴァブラストを試してほしいのかもしれません。
まとめ
ノヴァブラスト3の特徴・用途をまとめると以下のようになります。
- 全ランナー対象のジョギングシューズ
- ハーフ〜フルマラソン(サブ4〜完走)にもおすすめ
- FF BLAST Plusに変更され反発力が向上した
- 前作から約20g軽量化され、定価は3,300円安くなった