【Adidas】アディゼロボストン12詳細情報│約15gの軽量化!ジャパン8との違いは?
アディダスの厚底トレーニングモデルであるアディゼロボストン12の特徴・用途をレビューします。旧モデルのボストン11、ジャパン8との比較も行います。
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商品概要
スペック
商品画像の引用元:shop.adidas.jp
- 発売日: 2023/6/1
- 定価(税込): ¥18,700
- 重量: 257g(27.0cm)
- 厚さ: 38mm
- ドロップ: 7mm
- ミッドソール: Lightstrike Pro + Lightstrike 2.0 + Energy Rods 2.0
- 主な用途: ジョギング、ロング走、軽めのスピード練習、10km~フルマラソン(サブ3.5~サブ5)、部活用(中長距離)
ボストンシリーズは10代目から大幅な厚底化・Boostの廃止があり、硬くて重量感のあるモデルになりました。
しっかりとした乗り心地で安定感がありましたが、厚底なのに硬めで合わない方も一定数いたのではと思います。
ボストン12では厚底は継続されたものの、軽量化・クッション性の向上により多くの方に合うような乗り心地になりました。
重量はアディダス公式サイトで270g(27.0cm)との記載がありますが、実際は逆詐欺でそれよりも15g程軽いです(アディダスのサイトは結構適当です)。
厚さ/ドロップも日本版ホームページ39.5mm/8.5mmと記載されていますが、海外版では38mm/7mmとなっています。
用途はジョギング(中程度~速め)で使う方が多いと思いますが、軽めのスピード練習やフルマラソン(サブ3.5〜サブ5)でも使用可能です。
搭載技術
画像の引用元:shop.adidas.jp
アッパーは旧モデルよりも耐久性が高いメッシュアッパーが採用されています。また、ライバルフライ3(Nike)のように素材を丸めた部分にシューレースを通すような構造となり、ホールド感が得られるようになりました。
ミッドソールは従来同様に2重構造で、上層には最速モデルのアディオスプロ3にも使用されているLightstrike Proが配置されています。
下層は従来よりも柔らかいLightstrike 2.0が使用され、クッション性の向上に大きく貢献しています。
エナジーロッド2.0は従来の独立したパーツがフルレングスの一体形状となり、さらに高い推進力が得られるようになりました。グラスファイバー製で硬すぎず、安定性とのバランスが取れています。
アウトソール前足部には前作と同様にグリップ力に優れたContinentalラバーが使用されています。
アディゼロボストン11との違い
商品画像の引用元:shop.adidas.jp
アディゼロボストン12と11は乗り心地が大きく異なり、Lightstrike 2.0を使用したボストン12の方がクッションが感じられます。
アッパーはボストン11の方が薄くて軽いものの、硬くて耐久性が低かった点が改善されています。
ただし、Lightstrike 2.0による軽量化と若干の薄底化により、シューズ全体の重量はボストン12の方が15g程軽くなっています。
今までの硬めの乗り心地が好みの方はボストン11でも良いですが、基本的にはボストン12をおすすめしますし、大半の方が12の方を好むと思います。
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アディゼロジャパン8との違い
商品画像の引用元:shop.adidas.jp
アディゼロボストン12とジャパン8は同じ2層のフォーム材が使用されていますが、見た目からも分かる通りボストン12の方が厚くて重いです。
ただし、厚底かつLightstrike Proの割合が大きく、Energy Rods 2.0を内蔵したボストン12の方がクッション性・反発力に優れています。
ジャパン8は適度なクッション性・反発力は備えていて、良い意味でクセが少なくスピードが出しやすいです。
このため、マラソンやロング走ではボストン12が適していますが、短距離選手や部活生などスピードを出す場面が多い方はジャパン8の方がおすすめです。
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まとめ
アディゼロボストン12の特徴・用途を以外にまとめます。
- ジョギング〜レース(サブ3.5〜サブ5)まで対応可能な厚底トレーニングモデル
- クッション性が大幅に改善されて扱いやすくなった
- 約15g軽量化されつつ耐久性も改善
- スピードを出す場面が多い場合はジャパン8が選択肢