【ASICS】エボライド3 レビュー|20gの軽量化でスピード用途にも対応!
アシックスのサブ4向けシューズであるエボライド3の特徴・用途を解説します。同シリーズのグライドライド3との違いについては以下の記事を参照してください。
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目次
商品概要
商品画像の引用元:asics.com
- 定価(税込): ¥11,000
- 重量: 210g(27.0cm)
- 厚さ: 34mm
- ドロップ: 5mm
- ミッドソール: FlyteFoam
- 主な用途: ジョギング、5km~フルマラソン(サブ3~サブ4)、テンポ走、インターバル
サブ3~サブ4レベルのスピードシューズです。日々のジョギングからレースまで幅広いシーンで活躍します。
サブ5~完走レベルのランナーは同シリーズのグライドライド3がおすすめですが、スピード練習用としてエボライド3を使用するのは良いと思います。
前足部が反りあがった形状(ガイドソール)が特徴で、効率的に楽に前に進むことができます。
ミッドソールには軽量性と耐久性に優れたFlyteFoamが使用されています。厚さは約34mmあり、クッション性も兼ね備えています。
他のシューズと重量比較
エボライド3と他のシューズの重量を比較してみました。
メーカー | 重量(27.0cm) | |
---|---|---|
エボライド3 | Asics | 210g |
ライトレーサー4 | Asics | 225g |
ターサーエッジ3 | Asics | 210g |
ソーティマジックRP6 | Asics | 150g |
ハイパースピード | Asics | 210g |
メタスピードスカイ+ | Asics | 205g |
アディゼロジャパン6 | Adidas | 231g |
エアズームペガサス39 | NIKE | 261g |
クリフトン8 | HOKA | 250g |
スピードカテゴリーのターサーエッジと同等の重量です。ソーティマジックよりは重いですが、ライトレーサーよりは軽いです。
また、レーシングモデルのメタスピードスカイ+やハイパースピードと同等の重量です。さらに、(カテゴリーは異なりますが)他社の代表モデルと比較しても軽さが際立ちます。
ペースはキロ4(4'00"/km)前後が一番走りやすいと感じますが、軽いので出そうと思えばキロ3まで対応できます。
エボライド3が他の軽量シューズよりも優れているのはコストパフォーマンスが高い点です。定価は11,000円ですが、実売価格は8,000円前後で非常にお手頃です。
さらに、厚さが34mmありクッション性も適度にあるため、スピード練習・レースだけでなくジョギングでも使用しやすいのがメリットです。
エボライド2との違い
商品画像の引用元:asics.com
エボライド2と3の1番の違いは重量です。アッパーが薄くなったため、20g軽量化されました。
また、ミッドソールはどちらもFlyteFoamですが、成形条件を変更したのかクッション性が向上しました。
これより、スピードが出しやすくなった上に、長い距離にも対応しやすくなったといえます。
デメリットを挙げるなら、軽量化に伴いアッパーの耐久性は落ちている可能性があります。また、安定性はエボライド2の方が少し高いです。
ただし、どちらがおすすめかというとエボライド3の方が圧倒的におすすめです。20g軽量化の恩恵により、用途が幅広くなったためです。
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ハイパースピードとの違い
商品画像の引用元:asics.com
エボライド3とハイパースピードは重量が同等で、どちらもガイドソールを備えているため非常に似たシューズだといえます。
アシックス公式の分類では、エボライド3が走行効率性に着目したENERGY SAVING SERIES、ハイパースピードがSpeedカテゴリーに分類されています。
エボライド3は厚さが約34mmと厚く、ミッドソールのFlyteFoamが適度なクッションを有しているため、ジョギングでも使いやすいシューズです。
一方、ハイパースピードは厚さが約28mmとエボライド3よりも薄く、ミッドソールも硬めです。このたクッション性では劣りますが、スピードは出しやすいです。
トラックで走る場合や、部活(特にアップやドリル)で使用する場合はハイパースピードの方が適しています。
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エボライド3と似たシューズ
エボライド3と同様に、軽くて用途が幅広いシューズと比較します。
リンコン3 (HOKA)
商品画像の引用元:(左)asics.com (右)hoka.com
ホカオネオネはクリフトンが有名ですが、リンコン3はスピード特化のシューズです。
重量はエボライド3と同等の210gです。エボライド2と比較するとリンコン3の方が軽いですが、軽量化により追いつきました。
厚さも重量も同じで、ロッカー形状(ガイドソール)を有している点も同じです。
性能に大差はありませんが、リンコン3はアウトソールの耐久が短く値段も高いため、コストパフォーマンスはエボライド3の方が優れています。
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FuelCell REBEL v2 (New Balance)
商品画像の引用元:(左)asics.com (右)shop.newbalance.jp
Fuelcell REBEL v2はエボライド3よりも軽く、さらにクッション性と反発力にも優れ、非常に性能が高いシューズです。
ミッドソールがかなり柔らかいため、エボライド3よりもジョギング寄りの位置付けだといえます。
エボライド3と同様に10,000円以下で買えることが多いですが、アッパーが破れやすくコスパはエボライド3の方が高いです。
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まとめ
エボライド3の特徴・用途をまとめると以下のようになります。
- サブ3~サブ4レベルのスピードシューズ
- ジョギング、スピード練習、5km~フルマラソンまで使用可能
- 前作より20g軽量化
- 実売価格は10,000円以下でコスパ◎