【NB】FRESH FOAM 1080 v11レビュー│タウンユースにもおすすめ！

2022/01/07

　ニューバランスの初心者向けシューズであるFRESH FOAM (フレッシュフォーム) 1080v11の特徴・用途を解説します。

全体レビュー

本記事では、商品に関する画像は各メーカー公式HPより引用しています。

　FRESH FOAMは高いクッション性が特徴のシリーズです。｢v11｣は11代目を表していますが、省かれることが多いです。

　FRESH FOAMシリーズには880、860、TEMPOなど様々なモデルがありますが、1080が最も代表的で人気のモデルです。

　反発力よりもクッション性と履き心地を重視しているため、ゆっくりなペースでのランニングに適しています。

　クッション性が高いのでフルマラソン(サブ5～完走レベル)で使うこともできますし、履き心地が良いためタウンユースとしてもおすすめです。

リンク

　FRESH FOAM 1080 v11のミッドソールには、クッション性に優れたFRESH FOAM Xという素材が使用されています。

　FRESH FOAM Xの表面はレーザーパターンと呼ばれる凹凸形状となっていますが、内側と外側で形状が異なります。

　内側は凹凸形状が小さいため変形が小さく、安定性を高める役割があります。着地時に内側への倒れ込みが抑制されるため、怪我のリスクが低くなります。

　逆に外側は凹凸形状が大きいため変形が大きく、クッション性を高める役割があります。

　このように形状の工夫により安定性を高めていますが、通常はミッドソール内側に硬度の高い素材を配置する手段がとられます。

　この手段の方が安定性を高める効果があると思われますが、ミッドソールの素材が複数になるため、単一の素材を用いたFRESH FOAM 1080v11の方が滑らかなライド感(良い走り心地)が得られます。

　FRESH FOAM 1080v11は履き心地を重視しているため、トレーニングに特化したシューズと比べると安定性は劣ります。

　ここでは、FRESH FOAM 1080v11のように履き心地が良く走りやすいシューズを紹介します。

※様々なモデルがあるため、代表としてウルトラブースト21と比較

　アディダスのウルトラブーストにはクッション性に優れたBOOSTが使用されていて、ふかふかな履き心地がFRESH FOAMに似ています。

　重量はサイズやモデルにもよりますが300g前後と重いため、ゆるゆるとランニングを楽しむ目的が適しています。

　様々なデザインが揃っていることも特徴で、見た目にこだわる方にもおすすめです。

　定価は2万円を超えていますが、旧デザインは大幅に値落ちするため、実売価格はFRESH FOAMと同程度です。

アディダスのウルトラブーストといえば、ランニングから普段履きまで使用できる万能なシューズです。本記事では、ウルトラブーストの特徴やシリーズの違いを解説し、またランナー目線でレビューしようと思います。

リンク

　ノヴァブラスト2にはアシックス最高の反発力を持つFlyteFoam BLASTという素材が使用されています。

　これに厚底効果が加わることでトランポリンのように跳ねる感覚が得られ、楽しく(楽に)走ることができます。

　FRESH FOAMの方がクッション性は高いですが、高い反発力が欲しい場合はノヴァブラスト2がおすすめです。

2021年7月にアシックスから発売されたノヴァブラスト2の特徴や用途を解説します。また、ダイナブラスト2との比較も行います。

リンク

　FRESH FOAM 1080v11の特徴・用途をまとめると以下のようになります。

リンク