【Asics】GT-2000 11 詳細情報│FF Blast採用で反発力アップ
アシックスの初〜中級者モデルであるGT-2000 11の特徴・用途をレビューします。前作のGT-2000 10との違いも解説します。
商品概要
商品画像の引用元:asics.com
- 定価(税込): ¥14,300
- 重量: 275g(27.0cm), 235g(24.0g)
- 厚さ: 32mm
- ドロップ:8mm
- ミッドソール: FF Blast + GEL + LITETRUSS
- 主な使い道: ジョギング、ロング走、LSD、ハーフ〜フルマラソン(サブ4〜完走)
クッション性・安定性・軽さのバランスが取れたGT-2000シリーズの11代目モデルです。
日々のジョギングで使うことが多いですが、サブ4〜完走を目指すランナーはレース用としても使えます。
GT-2000 11よりも厚くてサポート機能が高いモデルにゲルカヤノ29、廉価版モデルにGT-1000 11があります。
GT-2000 10との違い
商品画像の引用元:asics.com
GT-2000 11と10の大きな違いはミッドソールです。反発系のフォーム材がFF PropelからFF Blastに変更され、反発力が高まりました。
FF Blastの方が柔らかいため安定性は落ちますが、高硬度のFlytefoamであるLITETRUSSの厚みを大きくすることで補っています。
アッパーはニットからメッシュアッパーに変更されて通気性が向上しました。これにより、フルマラソンなど長い距離でさらに使いやすくなりました。
重量は5g軽量化されました。基本的にはGT-2000 11をおすすめしますが、今までの程良い硬さを好む方はGT-2000 10でも良いと思います。
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ゲルカヤノ29との違い
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GT-2000 11はゲルカヤノ29の軽量版のようなモデルです。重量はGT-2000 11の方が25g程軽いです。
サポート機能はゲルカヤノ29の方が高くてビギナー向けです。ソールが2mm厚く、よりクッションを感じられます。
ランニングを始めたばかりの方・体重が重い方はゲルカヤノ29をおすすめしますが、中級者に向けてレベルアップしたい方はGT-2000 11がおすすめです。
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GT-1000 11との違い
商品画像の引用元:asics.com
GT-1000 11はGT-2000 11の廉価版です。定価はGT-1000 11の方が3,000円程度安いです。
ミッドソールはGT-2000 11のFF Blastの部分がFlytefoamとなっており、厚さは2mm薄いです。
このため、クッション性・反発力はGT-2000 11の方が高いですが、GT-1000 11も一般的なランニングシューズと比べればクッション性は高いです。
重量はほとんど変わらないので、性能面ではGT-2000 11がおすすめです。ただし、GT-1000 11もフルマラソンを走れる性能はあるため、安さを求めるなら選択肢に入ります。
まとめ
GT-2000 11の特徴・用途をまとめると以下のようになります。
- クッション性・安定性・軽さのバランスが取れている
- ジョギング、フルマラソン(サブ4~完走)がおすすめ
- FF Blastが採用されて反発力が向上した
- ゲルカヤノ29の方が重いが、2㎜厚くてサポート機能が高い