【最安移動手段?】ハローサイクリング(ライドシェア)が便利だったので紹介
ランニングに関する記事を投稿している本サイトですが、今回は自転車ライドシェアサービスの「ハローサイクリング」についてです。
街中でよく見かけるようになりずっと気になっていたものの、実際に使うのは今回が初めてでした。
試してみると思っていたよりもリーズナブルで便利だったので、初めて利用した感想や具体的な使い方ついて詳しくお伝えします。
登録のきっかけ
近くの競技場が改修工事に...
自宅近くの陸上競技場が長期間の改修工事で閉鎖され、現在は北に6km離れた別の競技場を利用することが多くなりました。
利用している競技場は東京都にありますが、電車は山手線を中心に放射状に伸びており、それぞれを繋ぐ縦移動がかなり面倒です。
このため、その離れた競技場へ向かうにはまずはバスで最寄りのバス停まで向かい、そこから競技場まで1km以上歩いています。
バスで35分+徒歩で15分、合計50分ほどかかるうえに、バスの間隔は20〜30分なのでギリギリで逃すと到着までに1時間以上かかってしまいます。
マラソン選手なら往復走ってしまいそうですが、中距離の私にとっては本練習に支障が出てしまう距離です。
そこで思い出したのが自転車シェアリングサービスの存在で、調べてみると相当な数のステーションがあったので、これを機に試してみることにしました。
簡単にサービス紹介
特に三大都市圏はステーションが非常に多い
自転車のシェアリングサービスはステーションが多く、どこからでも乗れてどこにでも返せる点が魅力的です。
自転車を買っても良いですが、自宅発着に限られてしまうのが個人的にはネックです。
モバイルバッテリーのレンタルとまではいきませんが、いつでも利用できるというだけで安心感があります。
サービスは様々ありますが、現在はハローサイクリング・ドコモバイクシェアの二強です。
(ダイチャリもよく見かけますが、こちらはハローサイクリングのシステムを利用しているローカルブランドのようでした。)
それぞれ得意とする地域があるようで、ステーション検索をして多い方を選べば良いと思います。
東京都に限った話では、都心部はドコモバイクシェアが多く、おおよそ山手線の外側はハローサイクリングが多いです。
その中間に位置する中野区・杉並区・練馬区・台東区あたりは拮抗状態となっています。
基本料金は以下の通りです(2025年4月より若干の値上げが発表されています)。
- 利用から30分まで:130円
- 15分ごと:100円
- 12時間まで:1,800円
※車種、地域によって異なることがあります
調べるまで知りませんでしたが、結構安いです。30分以内であれば130円で、大半の電車・バスの最低運賃を下回ります。
半日使っても1,800円なので、(ステーションが多い地域なら)旅行中の小移動にも使えそうです。
実際に使って感じたこと
利用の流れに沿って実際に使ってみて感じたことをお伝えします。
目標は6km離れた競技場に30分以内(130円以下)に到着することです。30分を超えると230円になり、バスの値段と全く同じになってしまいます(それでも時間短縮にはなります)。
出発までの流れ・注意点
まずは「HELLO CYCLING アプリ(iOS・Android)」から、会員登録・支払い方法の登録を行います。
登録後は紹介コード「INPjGny1z4o+」を入力して頂けると、お互いに30分無料クーポン(130円分)をもらえるので嬉しいです!
ステーションはアプリのマップから探すことができますが、こちらで利用可能台数・返却可能台数も確認することができます。
ちなみに、Googleマップの経路検索ではハローサイクリングを選択可能で、自動で空いているステーションを選択してくれるので便利です。
アプリから事前予約(30分間有効)することが可能で、ステーションに向かう途中に他の人に借りられてしまうリスクを取り除くことができます。
ただし、ハズレ個体・当たり個体があるので、台数に余裕があれば現地で見てから直接借りた方が良いと感じました。
自転車の選択画面
現地に行けば、アプリからQRコードを読み込むことで借りることもできます。
個体差としては導入されたばかりできれいなもの、椅子がふかふかなもの、速度表示があるものなど様々あります。できれば状態が良くて高性能なものを選びたいです。
また利用マナーは期待できず、カゴの中にゴミが入っていることもあるようなので、このような理由から事前予約にもリスクがあります。
その場でキャンセルして予約し直せば良い話ですが、キャンセル回数は連続5回までとなっているので注意です。
利用中はランプが緑色から青色に変化
予約後はアプリで「解錠」を押すことで自動的にロックが外れますが、そこからレンタル時間がカウントされ始めます。
ただし、少しでもロスを減らしたいなら、先に返却場所を確認しておくことをおすすめします!
返却場所も有効時間30分で予約可能なので、利用時間が30分以内の予定なら、借りた直後に返却場所を予約できることになります。
解錠前に目的地付近の空いているステーションを探しておき、借りた直後にその返却場所を予約しておけば確実に返せるため安心です。
返却予約は必須ではありませんが、目的地に着いてからステーションを探すことになりますし、必ず空いているとは限らないので焦ると思います。
地域・時間帯にもよると思いますが、2台以上空いているステーションは多くない印象なので、家族・友人と複数人で一緒に借りるときは事前に探しておくのが良いと思います。
出発〜返却までの流れ
解錠・返却予約が完了したら、あとは目的地に向かうだけです。解錠から30秒もかかっておらず、ロスはほとんどありません。
自転車は「シティサイクル」という30分130円の基本的なグレードでも電動です。一番重い加速時のアシストが快適で、かなり楽になります。
かごは広めなので、着替えやシューズを入れた大きめのリュックでも余裕で入りました。
たまたま借りた自転車には速度表示が搭載されていて、ゆっくり漕いでも15km/h(=キロ4)前後は出ていました。
ジョギングペースと大差ないですが、荷物があることを考えると自転車の方が圧倒的に楽です。
このまま30分持続すれば7.5km進みますが、信号待ちや人混みなどを考慮すれば6kmはギリギリな気もします。
久々の自転車を楽しんでいるうちに、あっという間に返却ステーションに到着しました。競技場から200mほどの近い場所です。
地域・空き状況によっては目的地から少し離れたステーションになる可能性もありますが、大した距離ではないのでランナーなら走ってしまえば何ら問題ないと思います。
返却をするには空いているステーションで施錠し、自転車の「Returnボタン」を長押しするだけです。アプリ上で返却ボタンを押してもOKです。
返却操作をしなければ施錠だけできるので、もちろん途中でコンビニなどに寄ることもできます。
返却予約は必ずしも必要ではなく、GPSで自動的に返却場所が判別されるようでした。
ただし、空いているからといって他の人が返却予約している可能性があるので、ランプが緑色に戻ったことを確認すると安心です。
返却が完了したので、利用履歴を見てみると...
利用時間は28分で、目標を達成することができました!30分無料クーポンを使っていたので、今回は支払いがありませんでした。
ほとんどスピードは出しておらず、返却ステーションを探すのに若干時間を使ったこともあり、結構ギリギリです。
もう少しスピードを出せば余裕でしたが、信号や人混みなど不確定要素があるので、30分以内の利用なら余裕をもって6〜7km以内と考えておくのが良いと思いました。
本ケースでは最安・最速移動手段に
バス・電車を利用した場合と料金・時間を比較しました。時間は徒歩移動や、待ち時間(5分想定)を含めて計算しています。
Hello Cycling | バス | 電車 | |
---|---|---|---|
料金 | 130円 | 230円 | 380円 |
時間 | 35分 | 55分 | 55分 |
今回は電車移動がかなり遠回りになるケースでもあり、料金・時間ともにハローサイクリングの圧勝でした。雨の日以外は使わない理由がありません。
自分の足で進むことにはなりますが、電動なので楽ですし、程良いウォームアップにもなります。
基本は歩くか走るかで解決できますが、自転車ライドシェアという新たな移動手段を手に入れたことでさらに生活の質が高められる気がしてきました。
登録はこちらから!
クーポンコード「INPjGny1z4o+」を初回利用の前に適用すれば、30分無料で使えるようになるはずです。
クーポンはお互いもらえるため、利用の際はこちらの記事を思い出して頂けると嬉しいです。