【おすすめ記事】安くて高性能な旧モデルを紹介!

【アシックス最安】JOLT 5 性能解説│JOLT 4 でも良い?違いはある?

JOLT 5 レビュー

 JOLT(ジョルト)シリーズは、アシックスで最も安いランニングシューズです。

 Amazonなどで検索すると上位に表示され、レビュー数も多く、気になっている方は多いと思います。

 本記事ではJOLT 5の性能・使い所を解説するとともに、前作のJOLT 4との違いを解説します。

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メーカー別
レベル別
用途別

JOLT 5 基本情報

  • 発売時期:2025/1
  • 定価(税込):¥6,930
  • 重量:270g(27.0cm)
  • 厚さ:31.5mm(M), 30.5mm(W)
  • ミッドソール:EVA
  • 主な用途:ジョギング、ウォーキング、タウンユース、通勤・通学
メリット
  • 圧倒的な安さ
  • 幅広で快適
  • 高い通気性
デメリット
  • 軽めの運動に限られる

ランキング1位の理由は?

 JOLTシリーズはAmazonのランニングシューズの売れ筋ランキングでは毎回上位に位置しており、1位のことも多いです。

 人気の理由は安いからですが、購入層の広さも大きく影響していると思います。

 JOLTは競技志向のランナー向けではなく、軽いランニングやウォーキングを始めたい人、または学校・仕事用に軽いシューズを探している人を主な対象としています。

 こうした一般ユーザーはレースに参加するようなランナーよりも圧倒的に数が多く、それゆえにランキング上位に表示されやすくなると考えられます。

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JOLT 5の特徴

軽めの運動に最適

軽めのランニング

 JOLT 5の厚さは30mmを少し超えるくらいで薄くも厚くもないですが、ミッドソールには標準的なフォーム材であるEVAが使用されています。

 カチカチのスニーカーと比べれば柔らかいものの、ランニングシューズに慣れている私からすると硬めに感じます。

 柔らかすぎないことがタウンユース・ウォーキングには向いており、履きやすさのためにワイドサイズも多く用意されています。

 このため基本的には普段履きで、プラスで軽めの運動や、10km前後のジョギングができる程度に考えておくのが良いと思います。

 ハーフ〜フルマラソンで使えるかと聞かれると、スニーカーと比べれば断然マシですが、クッションに物足りなさを感じるのでおすすめはできません。

 数千円プラスしても良いなら、エボライドスピード・ダイナブラスト・ハイパーレーサーなどをセール価格で購入しても良いと思います。

▼アシックスのシューズまとめ

高価なシューズとの差は?

 JOLT 5が安い理由を、アシックスの代表的な初心者モデルであるゲルカヤノ31(定価20,900円)と比較しながら解説します。

JOLT 5 ゲルカヤノ31
JOLT 5 GEL-KAYANO 31
¥6,930 定価(税込) ¥20,900
270g 重量(27.0cm) 305g
31.5mm 厚さ 40mm
EVA ミッドソール FF Blast Plus Eco + PureGEL + 4D Guidance System
名称なし
(一般的なラバー)
アウトソール AsicsGrip

商品画像の引用元:asics.com

 定価が3倍ほど異なりますが、一般的にソールが厚いほど、またメーカー独自の技術を搭載するほど価格は高くなります

 ゲルカヤノ31は厚さ40mm超のソールに弾力感のあるFF Blast Plus Ecoという独自のフォーム材を使用し、後足部にはクッション性に優れたPureGELを内蔵しています。

 さらに、内側には別の柔らかいフォームパーツを配置しており、安定性をサポートする機能も備えています。

 また本記事では割愛しますが、アッパー・アウトソールも多くの工夫がされています。

 このような多くの機能により長い距離を快適に安定して楽に走ることはできますが、それだけ重量は増加しています。

 JOLT 5の重量は270g前後ですが、ランニングシューズとしては平均的で、普段スニーカーを履いている方ならかなり軽く感じられると思います。

 このため、クッションや反発は求めずに、単に安くて軽くて通気性の良いシューズで良いならJOLT 5の方が合っているといえます。

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JOLT 4との違い

JOLT 5とJOLT 4の違い

商品画像の引用元:asics.com

 JOLT 5とJOLT 4を並べてみました。見ての通りソールは共通で、アッパーのみわずかに異なります。

 かかと部分のストラップの有無が一番大きな違いといっても良いほどで、それ以外はほぼ同じと考えて問題ありません。

 細かい話をするとJOLT 4のミッドソールはAmpliFoamという名称がついていましたが、コストの観点で使い分ける理由もないので、JOLT 5のEVAフォームと全く同じであると考えています。

 以上より性能は変わらず、定価も同じ6,960円なので、安さ・好みのカラーといった観点で選んで良いと思います。

 ちなみにJOLT 3からJOLT 4へのアップデートではソールも変更されていたので、JOLT 4以降をおすすめします。

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どんなランナーにおすすめ?

 JOLT 5は以下のようなランナーにおすすめできるシューズです。

こんなランナーにおすすめ
  • 安さ重視で反発力は気にしない
  • 軽く走ったり運動する程度
  • 仕事やウォーキング用に軽いシューズを探している
  • 幅広のシューズを探している

 逆に、以下のようなランナーには合わない可能性があります。

こんなランナーには不向き
  • ハーフマラソン以上の距離で使いたい
  • スピード練習で使いたい