アシックスの激安シューズ JOLT3 レビュー!JOLT2との違いも解説
アシックスの激安シューズであるJOLT3のレビューをします。また、前のモデルであるJOLT2との違いも解説します。
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全体レビュー
本記事では、商品に関する画像はASICS公式HPより引用しています。
2021年7月現在、JOLT3はAmazonのランニングシューズ売れ筋ランキング1位のシューズです。
定価は4,950円で、アシックスで一番安いシューズになります。Amazonでは4000円前後で買えてしまいます。
人気の理由は安さとアシックスブランドです。安いとはいっても、アシックスのシューズである以上ブランドを落とすような粗悪な商品は絶対に作らないはずです。
聞いたことがないメーカーのシューズで失敗するよりも、長年の実績やノウハウが詰まったアシックスのシューズの方が安心です。
フィッティングを重視しているため幅は広めです。メンズはエクストラワイド(4E)、レディースはワイド(2E)が基本です。
ただしAmazonでは、メンズはワイド(2E)、レディースはスタンダード(E)サイズの購入が可能です。
ガチで走るような設計ではないため、用途は通勤・通学、体育の授業、ジム、軽めのランニングになります。
また、友人に誘われて初めてロードレースにエントリーしてしまったみたいな場面でも、10kmくらいまでであれば全然使用可能です。
高いシューズとの違いは?
▲ASICS最速のマラソンシューズ METASPEED SKY(税込27,500円)
高いランニングシューズとの大きな違いはミッドソールの材質です。
JOLT3のミッドソールは、EVAというランニングシューズの標準となる材質が使用されています。
一方で、高いシューズにはEVAよりも高機能(軽量、高反発、高クッション、高耐久など)な材質が使用されています。
アシックスの代表的なミッドソールはFlyteFoam (フライトフォー厶)という材質で、EVAよりも約55%軽く耐久性も高い性質を持ちます。
さらに、初心者用のモデルにはGELと呼ばれるクッション性の高い材質が使用されることがあります。
▲初心者定番のトレーニングシューズ GEL-KAYANO 27
ミッドソール以外にも、アッパーやアウトソールにも様々な技術が使用されています。
高いシューズのアッパーは、軽量化・通気性向上のために薄く工夫された構造になっています。
一方でJOLT3は、厚めでホールド感が強いアッパーとなっています。重量はありますが、耐久性は高いです。
アウトソールは、高いシューズでは高機能(耐摩耗性、高グリップ力)な材質が使われていることが多いです。アシックスにはAHARやASICSGRIPという素材があります。
このように、高いシューズには様々な付加価値が搭載されていますが、ちょっと走るくらいの用途にはオーバースペックです。
そのため、大会に出たり定期的にトレーニングをする予定がないならばJOLT3でも十分です。
JOLT2との違い
JOLT2とJOLT3の違いはほとんどありません。
ちょっとした違いを挙げるとしたら重量で、27.0cmでJOLT3は276g、JOLT2は295gとなっています。
また、アウトソールはJOLT3の方が切れ込みが大きく柔軟性が高くなっています。ただし走ってて気づかないレベルだと思います。
2点違いを挙げましたが、性能の差はほとんどないのでこだわりがないなら安さやデザインで選んでしまって大丈夫です。
まとめ
JOLT3の特徴・用途をまとめると以下のようになります。
- Amazonのランニングシューズ部門1位
- 5000円以下で買える激安シューズ
- フィット感重視で耐久性も高い
- 用途は通勤・通学、ジム、軽めのランニングなど万能