【陸上】50m、60m、80m、120m、150m、250mのスタート位置 – Unattached Runner
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【陸上】50m、60m、80m、120m、150m、250mのスタート位置

 400mトラックでスピード練習をしたいときにスタート位置ってどこだっけ?ってなることが多いのでまとめてみました。

 50m ~ 400mまでのタイム換算については下記の記事にまとめているので参照してください。

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【永久保存版】陸上50m〜400mのタイム相関(換算)表

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短距離選手なら練習でよく60mや150mを走ることがあると思います。本記事では、50m, 60m, 80m, 100m, 120m, 150m, 200m, 250m, 300m, 400mのタイムの相関(換算)について詳しくまとめました。

スタート位置の探し方

 基本的には100mJH(中学), 100mH, 110mH, 400mHのハードルの位置を利用します。それぞれの台数とフィニッシュラインまでの距離の一覧はこちらです。

台数 100mJH 100mH 110mH 400mH
1台目 87 87 96.28 355
2台目 79 78.5 87.14 320
3台目 71 70 78 285
4台目 63 61.5 68.86 250
5台目 55 53 59.72 215
6台目 47 44.5 50.58 180
7台目 39 36 41.44 145
8台目 31 27.5 32.3 110
9台目 23 19 23.16 75
10台目 15 10.5 14.02 40

 100mを超える距離であれば、外側のレーンを走ることで調整することもできます。通常の競技場(直線80m)の場合、各レーンの距離は以下の通りです。

レーン 距離(m)
1レーン 400.0
2レーン 407.0
3レーン 414.7
4レーン 422.4
5レーン 430.0
6レーン 437.7
7レーン 445.4
8レーン 453.0
9レーン 460.7

 表から分かるように、400mトラックは1レーン外側に行くごとに7.7m(1→2レーンのみ7m)長くなります

 例えば複数人で150mを走る場合を考えると、150mではおよそ90度曲がるため1レーン外側では7.7 / 4 = 1.925m長くなるため、外側を走る選手はその距離だけ前に行けば内側の選手と同じ距離となります。

スタート位置

50m

50mスタート付近

 50mのスタート位置は、110mHの6台目の位置から58cm前です。このマークから1歩前くらいに出ればちょうど良いと思います。

50mのスタートライン付近

 マークの横にも30cmほどの線(青線)が引いてあるはずなので、探しやすいと思います。

60m

60mのスタート付近

 60mのスタート位置は、110mHの5台目の位置から28cm後ろです。靴一足分くらい下がれば60mくらいになります。50mのときと同様にマークが埋め込まれているはずです。

80m

80mスタート位置

 80mのスタート位置は、100mJHの2台目から1m後ろの位置です。100mJHの2台目のちょうど1m前に110mHの3台目のラインがあるので、この距離を目安に1m下がれば良い感じになりそうです。近くに100mHの2台目のラインもあるので間違えないようにしましょう。

120m

 120mのスタート位置は、ちょうど4×100mの4走のテイクオーバーゾーンの開始位置になります。

テイクオーバーゾーン

【引用】日本陸上競技連盟『中学校部活動における陸上競技指導の手引き』より

 2018年にテイクオーバーゾーンの規定が変わったため注意が必要で、改修済の競技場であれば緑(青)色の三角形、改修未実施の競技場では青いラインがスタート位置になります。

150m

150mのスタート

 150mのスタート位置は、400mHの7台目から5m後ろの位置です。5m測るのは難しいので、外側のレーンを走ることで補正します。ざっくりですが、400mHの7台目の線から3レーン外側に移動し、そこから1歩(60cmくらい)前、または2レーン外側のさらに130cmくらい後ろが150mのスタート位置となります(計算方法は割愛)。

 どうしても150mぴったりがいいなら、400mのスタート位置からスタートし、400mHの4台目まで走ればちょうど150mになります。ただし、カーブを走る距離が長くなります

250m

250mのスタート

 250mのスタート位置は、400mHの4台目の位置です。バックストレート中央あたりにあり、緑色の短いラインが引いてあります。簡単に探せると思います。

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