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【ランナー向け】おすすめのエアロバイクと選び方を紹介!

エアロバイク おすすめ紹介

 怪我のリハビリ期や雨の日のクロストレーニングとして、エアロバイク(フィットネスバイク)を導入するランナーは多いです。

 私も怪我の期間にランニングの代替になるバイクを探し、最終的には電磁負荷方式かつ10万円以下のバイクを購入しました。

 購入までの調査や実際に購入して分かったことも多いので、本記事ではエアロバイクの種類・負荷方式について解説し、おすすめのバイクを紹介します。

購入時に確認すべき仕様・ポイント

 エアロバイクの購入時に確認する仕様・ポイントは、優先度が高い順に以下のようになります。

購入時に確認すべき仕様・ポイント
  • エアロバイクのタイプ
  • 負荷システム
  • 連続稼働時間
  • 製品・フライホイール重量
  • アプリ連携(ZWIFTなど)

 本記事ではエアロバイクを4タイプに分類しましたが、トレーニングが目的ならスピンバイク・アップライトバイクがおすすめです。汗をかければ良いくらいなら折りたたみ式バイクでも良いと思います。

 第2優先ポイントとして負荷システムを挙げましたが、これはタイプと負荷システムが決まれば、連続稼働時間や製品重量もおおよそ決まってくるためです。

 最大負荷(W:ワット)は家庭用バイクには記載されないことが多いですが、私(体重50kg)の場合、100Wを超えるくらいで緩めのジョギングの心拍数まで達します。

 連続稼働時間はトレーニング時間に合わせて選ぶことが多いですが、耐久性にも関わってくるので長く見積もっても良いと思います。

 製品・フライホイール(前輪の重り)重量はフレームのガタつき・回転の安定性に関わってくる部分で、中〜高強度のトレーニングを行うなら当然重い方が好ましくなります。

 ZWIFTはオンラインで楽しめるバーチャルサイクリングアプリですが、月2,400円かかることと、バイク中は動画を見ているので私は試していません。

エアロバイクの種類

 一般的に分類されることが多い3タイプに加え、折りたたみバイクを加えた4タイプの特徴・違いを解説します。

スピンバイク

スピンバイク

 明確な定義はないものの競技用の仕様で頑丈な構造をしており、前傾姿勢で漕ぐバイクを指します。

 基本的に連続稼働時間が長いため、本格的にトレーニングしたい場合はこのタイプ(またはアップライトタイプ)が候補になります。

 フライホイールが重いモデルが多く実走に近い強い慣性が生まれるため、回転の安定性が高いことも大きなメリットです。

 数十万円する高価なバイクまでありますが、ランニングの復帰までを目的に中強度のトレーニングまでを想定しているならオーバースペックになる可能性があります。

アップライトバイク

アップライトバイク

 スポーツジムなどでも最もなじみのある一般的なタイプで、スピンバイクとは異なり直立姿勢で漕ぐタイプのバイクです。

 スピンバイクはハンドルとサドルがおおよそ同じ高さに位置しますが、アップライトタイプはハンドルが高い位置にあります。

 前傾姿勢のスピンバイクよりは力は入れづらくなりますが、高強度のインターバルなどてもない限り、大半のトレーニングには対応できます

 ジョギングなど低強度で長いトレーニングを再現する場合は、姿勢的にもアップライトタイプが合っていると思います。

折りたたみ式バイク

折りたたみ式バイク

 分類上はアップライトバイクや次に紹介するリカンベルトバイクにもなり得ますが、ここでは折りたたみ式バイクを別のタイプとして紹介します。

 折りたたみ式バイクはX形状をしており、簡易な構造のため安いことが一番のメリットで、Amazonなどでは常にランキング上位に入ります。

 省スペースで収納でき、軽くて持ち運びしやすい点もメリットで、軽く漕いで汗をかければ良いくらいなら全然選択肢に入ります

 ただし、軽いため当然フレームはガタつきやすく、さらに摩擦熱がこもりやすいため連続稼働時間が30分までに制限されていることも多いです。

 負荷は最大まで上げても100W程度になることが大半で、緩めのジョギング程度の再現が限界になります(それでも汗はしっかりかけます)。

 熱影響により徐々に負荷(磁力)が変わったり、長期的に見ても摺動部が削れやすく負荷が変わってしまうなど、トレーニング強度の再現性が低いこともデメリットになります。

リカンベントバイク

リカンベントバイク

 シートに背もたれがついており、足を前方に投げ出して漕ぐタイプのバイクです。

 バイクの構造上、車体が長く設置スペースを大きく取りますが、重量はあるため安定感・耐久性は高いことが多いです。

 怪我の種類によってはこちらの方が継続しやすい場合もありますが、上半身をほとんど使わないため低強度の運動に限られます。

 下半身のリハビリ・筋力維持のリハビリの意味合いが強く、有酸素系のトレーニングが主な目的なら選択肢から外れます

負荷システム

 負荷システムは大きく分けて3タイプあります。基本的には家庭用に多いマグネット負荷方式で良いですが、予算が許すなら電磁負荷方式がおすすめです。

電磁負荷方式

電磁負荷方式の原理

 電磁負荷方式はフライホイールの近くに電磁石を配置し、そこに電流を流して磁力を発生させることでペダルに負荷をかけるシステムです。

 非接触構造のため作動音が小さいのが特徴で、実際に私が購入したのも電磁負荷方式のバイクですが、ほぼ無音といえるレベルの静かさです。

 流す電流の量を変えることで負荷の強さが変わるため、他の方式に比べて負荷の精度が高く、ボタンを押してからの応答性にも優れています。

 一番のメリットはワットコントロール(出力を一定にする機能)が可能なことで、毎回同じトレーニング強度を再現することが可能になります。

 スポーツジムのエアロバイクで漕ぐスピードを落とすとペダルが重くなった経験があるかもしれませんが、あれと同じ仕組みでペダルの速度が変わってもトータルの運動量が同じになるように自動で負荷を調整してくれます。

 さらに、熱制限がほとんどないため連続稼働時間が1時間〜無制限のものまであり、耐久性に優れている点もメリットです。

 エリートアスリートがデータ管理に使うバイクを見ても大半がこの電磁負荷方式を採用しているため、価格は高くなるものの最もおすすめできる方式です。

マグネット負荷方式

マグネット負荷方式の原理

 家庭用のバイクでは最も主流といえるタイプで、Amazonなど数万円程度のバイクを見ると大半がマグネット式を採用しています。

 マグネット方式はフライホイールの近くに磁石を配置し、その磁石を近づけたり遠ざけたりすることで負荷をかけるシステムです。

 電磁負荷方式と同じく非接触構造のため作動音は比較的小さく、制御基盤や電磁石を必要としないため価格が抑えられる点がメリットになります。

 物理的な距離で負荷が決まるためワットコントロール(自動負荷調整)はできず、1周漕ぐ間に負荷の強弱が繰り返されることが電磁負荷方式と比較した際のデメリットになります。

 また、また熱がこもりやすい構造で磁力に影響もあるため、高い出力で長時間使用していると負荷が落ちていく可能性があります。

 本格的なトレーニングを求めるなら物足りないかもしれませんが、1日30分〜60分程度の低〜中強度のトレーニングが目的であれば、コストパフォーマンスも含めて最もバランスが取れており良い選択肢になります

摩擦(フリクション)式

摩擦負荷方式の原理

 ブレーキパッドを物理的に当てて負荷をかける最も古い方式で、当然作動音は大きくなります。

 物理的な方式のため実質無制限に負荷を高くできるメリットがありますが、パッドが摩耗していくため負荷の再現性は低いです。

 摩擦式のエアロバイクは調べてもほとんど見つからないため、現在新規で選ぶメリットはほぼありません。

中~高価格帯おすすめバイク

 電磁負荷方式またはマグネット式タイプの中から、まずは中〜高価格帯(5万円〜)のエアロバイクを紹介します。

 製品重量や連続使用時間といったスペックに加え、Amazon・楽天市場などの価格を参考価格として掲載しています。

アドバンストバイク7218 (アルインコ)

  • 参考価格(税込):¥69,800
  • タイプ:アップライトバイク
  • 負荷方式:電磁負荷方式(36段階)
  • 最大負荷:450W(90RPMで漕いだ場合)
  • 製品重量:35.5kg
  • 連続使用時間:60分
  • 適応伸長:160cm〜190cm
  • 体重制限:135kg

 アルインコは国内シェア1位の上場企業で、自社開発を行う数少ないメーカーです(安いバイクは大半は製造元が不明です)。ふるさと納税の取り扱いもあります。

 家庭用のバイクとしては貴重な電磁負荷方式を採用しており、私も実際に購入した最もおすすめできるバイクです。

 電磁負荷方式で10万円以下のエアロバイクは他を探しても全く見つからず、予算が数十万円でもない限り選択肢は実質一択になります。

 ジョギング程度なら負荷レベル3〜5(RPM90で漕げば100W前後)で再現でき、最大レベル36まであるためそこそこ高い強度のトレーニングまで対応します。

 回転数や負荷をモニターするセンサはないため数十万円するバイクと比べれば精度や応答性は落ちますが、超本格的なトレーニングでもない限り気にならないと思います。

フィットネスバイク PAROS3.0 (HORIZON)

  • 参考価格(税込):¥99,000
  • タイプ:アップライトバイク
  • 負荷方式:マグネット負荷方式(20段階)
  • 最大負荷:非公開(過去機種は350W)
  • 製品重量:32kg
  • 連続使用時間:60分
  • 適応伸長:145cm〜
  • 体重制限:130kg

 HORIZON(ホライズン)はフィットネス機器世界トップシェアのジョンソンヘルステックが扱うブランドの1つです。

 信頼性はトップレベルで高いですが、バイクに関しては公式サイトの取り扱いが多く、値崩れしにくいため定価付近の購入になります

 その中でもPAROS3.0(パロス3.0)は大手家電量販店の取り扱いなども多く購入しやすいバイクで、価格はギリギリ10万円を切っています。

 スペックは電磁負荷方式ではないことを除けばトレーニング目的でも満足できるレベルで、@ZONE・ZWIFTなどといったサイクリングアプリにも対応しています。

スピンバイクPro ST142 (STEADY)

  • 参考価格(税込):¥54,900
  • タイプ:スピンバイク
  • 負荷方式:マグネット負荷方式(無段階)
  • 最大負荷:非公開
  • 製品重量:39kg
  • 連続使用時間:120分
  • 適応伸長:153cm〜195cm
  • 体重制限:125kg

 STEADYは調査するまで聞いたことがありませんでしたが、国内の企業でサポート窓口も明確なため紹介します。

 製造元は別の企業で完全自社開発・設計ではないと思われますが、ユーザーの声を反映するなど製品のアップデートも不定期に行っています。

 ラインナップの中ではスピンバイクProが最上位で、公開スペックだけで判断すればアルインコやジョンソンヘルステックといった大手よりも割安に思えます

 ただし耐久試験などは大手メーカーよりも甘いと推測され、連続使用時間120分も同じ目線で見ない方が無難です。

 最大負荷は公開されておらず、負荷は良くも悪くも無段階調整のため、トレーニングのために負荷を管理したり再現したい方には向いていないと思います。

 スピンバイクPlus(ST145)という5,000円ほど安いモデルもありますが、重量が27kgのため耐久性や安定性も考慮すればProの方がコスパが良いように思えます。

ワットバイクプロトン (Wattbike)

ワットバイクプロトン

商品画像の引用元:www.wattcycling.jp

  • 参考価格(税込):¥385,000
  • タイプ:スピンバイク
  • 負荷方式:電磁負荷方式(36段階)
  • 最大負荷:1800W
  • 製品重量:48kg
  • 連続使用時間:120分
  • 適応伸長:137cm〜198cm
  • 体重制限:135kg

 おまけ的な紹介ですが、高強度のインターバルや、出力を厳密に管理するなど、本格的にトレーニングに取り入れるならワットバイクが採用されることが多いです。

 (こういった用途には数年前はコナミスポーツのパワーマックスv3が定番だった印象ですが、現在は廃盤となったのか購入手段すら見つからない状況でした。)

 ワットバイクにも数モデルありますが、一番下のワットバイクプロトン(Wattbike Proton)ですら最大負荷1800Wまで対応し、中長距離の選手ならまず達しない負荷だと思われます。

 さらに、大半の家庭用バイクと異なりひずみゲージ(センサ)を使っているため電気信号をそのままワット数に換算しており、高精度かつ応答性(出力の切り替えの速さ)にも優れています

 個人的には機能的にワットバイクが一番欲しかったものの、予算オーバーでここまでの機能をトレーニングに活用できる自信もなかったためスルーしました。。。

低価格帯おすすめバイク

 Amazonなどで検索すれば安いバイクは無数に見つかりますが、CHOAKE、DMASUN、YOSUDA、OWLSKYなど実態の分からないブランドは除いています

 また、Adidas、Reebox、SIXPAD(ReFaブランドを取り扱う会社)など聞きなれた会社・ブランドのバイクもありますが、OEM製品(製造元は別)のためここでは紹介していません。

 特に聞き慣れないブランドのバイクは評価が多くても海外との合算やサクラで多かったり、キャンペーン(割引等)で増やしていることが多いです。また、評価が高くても大半が購入直後のレビューで耐久性は判断しづらいです。

 耐久性に関しては連続使用時間などスペックが高いことがありますが、耐久試験の設定次第で何とでも言えてしまうため、強い負荷・長時間の使用をしていると早めに故障する可能性が高いと思います。

 軽負荷・短時間の使用ならスペック通り耐えられるはずですが、少しでも耐久性や安定性に不安があるなら避けた方が無難です。

フィットネスバイク AFBX4123 (アルインコ)

  • 参考価格(税込):¥17,800
  • タイプ:折りたたみ式バイク
  • 負荷方式:マグネット負荷方式(8段階)
  • 最大負荷:127W(90RPMで漕いだ場合)
  • 製品重量:15.5kg
  • 連続使用時間:30分
  • 適応伸長:150cm〜180cm
  • 体重制限:120kg

 アルインコの低価格帯の人気モデルで、折りたたみ式バイクで探しているならこれで良いと思います。

 AFBX4123はAmazon限定モデルで、楽天市場・Yahoo!などではクロスバイク4724という名称で同等スペックのバイクが販売されています。

 折りたたみ式なので重量は軽量で、当然低負荷・短時間のトレーニングに限られます。

 それでも最大負荷で30分も漕げばそれなりに汗はかくので、軽い運動目的・ウォーキング代替であれば十分満足できると思います。

スピンバイク S26B2 (MERACH)

  • 参考価格(税込):¥27,000
  • タイプ:スピンバイク
  • 負荷方式:マグネット負荷方式(無段階)
  • 最大負荷:非公開
  • 製品重量:28.2kg
  • 連続使用時間:90分
  • 適応伸長:150cm〜190cm
  • 体重制限:120kg

 MERACH(メリック)は中国発のフィットネスブランドですが、日本国内にも法人を置いて展開しているため、低価格帯の中から選択肢としてピックアップしました。

 似た型番のS26B1は摩擦負荷方式で、Amazon・楽天市場などでは「S26」「MR-S26」などと表記されたりするので、購入前に負荷方式は確認したほうが良いと思います。

 スペック上のコスパや評価はそれなりに高いですが、大手メーカーのような厳格な管理がされているとは考えにくいため、耐久性の面では少し差し引いて見ておくのが無難です。

スピンバイク ST128 (STEADY)

  • 参考価格(税込):¥32,800
  • タイプ:スピンバイク
  • 負荷方式:マグネット負荷方式(無段階)
  • 最大負荷:非公開
  • 製品重量:26kg
  • 連続使用時間:100分
  • 適応伸長:155cm〜185cm
  • 体重制限:120kg

 STEADYのスピンバイクの中では最も安くて人気なエントリーモデルです。

 1つ上のモデルであるPlusよりも連続使用時間が20分短いですが、重量はほとんど変わらず、実際のスペックはほとんど変わらないと思います(スペックを求めるならProがおすすめ)。

 Plusと異なりZWIFT連携はできないものの、試す予定がない方、飽きやすい方は15,000円ほど安いST128で良いと思います。