ランニングシューズDB ガーミン スペック比較

【Asics】ゲルニンバス25 詳細情報│超厚底の41.5mmでシリーズ最大のクッション性

 アシックスのクッショニングモデルであるゲルニンバス25の特徴・用途をレビューします。旧モデルのゲルニンバス24や、ゲルカヤノ29との比較も行います。

▼次のモデル
【Asics】ゲルニンバス26レビュー│ロング走に最適なふかふかクッションモデル

【Asics】ゲルニンバス26レビュー│ロング走に最適なふかふかクッションモデル

アシックスのクッショニングモデルであるゲルニンバス26の特徴・使用感をレビューします。ゲルカヤノ30やゲルキュムラス25との違いも解説します。

商品詳細

ゲルニンバス25 搭載技術

商品画像の引用元:asics.com

  • 定価(税込): ¥19,800
  • 重量: 299g(27.0cm), 260g(24.0cm)
  • 厚さ: 41.5mm
  • ドロップ:8mm
  • ミッドソール: FF Blast Plus Eco + PureGEL
  • 主な使い道: ジョギング、ロング走、LSD、ハーフ〜フルマラソン(サブ5〜完走)、タウンユース

 ゲルニンバスはアシックスを代表するクッショニングモデルですが、今作(25代目)ではクッション性が過去最大となりました。

 ミッドソールには弾力性が高いFF Blast Plus Ecoというフォーム材が使用され、後足部にはPureGELと呼ばれる新しいクッション材が内蔵されています。

 このソールが41.5mmまで厚底化されたことでふかふかな履き心地が得られるため、クッションを感じながらゆっくり長く走る場面に適しています。

 公認ロードレースの厚さである40mmを超えているものの、初心者向けのモデルのため上位入賞しない限り厚さの計測を求められることはほとんどないと思います。

ゲルニンバス24との違い

ゲルニンバス25と24の違い

商品画像の引用元:asics.com

 ゲルニンバス25は旧モデルの24からフォーム材を20%増量し、新素材のPureGELを採用しました。

 PureGELは後足部内部に内蔵されており、従来の露出型のGELよりも65%柔らかい素材です。

 厚さは40mmを超えてクッションは過去最大となりましたが、ドロップが2mm小さくなったことで特に前足部においてクッションを感じやすくなりました。

 重量はフォーム材を増量した影響で10g程度増加しました。また、定価は19,800円まで上がりました。

ゲルカヤノ29との違い

ゲルニンバス25とゲルカヤノ29の違い

商品画像の引用元:asics.com

 クッション性に特化したゲルニンバスに対して、ゲルカヤノはクッションのみならず安定性も高めたモデルです。

 FF Blast PlusGELを使用している点は同じですが、ゲルカヤノ29はソール内側に硬度の高いLITETRUSSを配置していることが大きな違いです。

 LITETRUSSが配置されることで接地時のブレが抑制されるため、ランニングフォームが定まらない初心者にとっては怪我を防止するための重要な機能となります。

 クッション性快適性を追求するならゲルニンバス25がおすすめですが、ランニングフォームに自身がない方やソールの沈み込みが苦手な方はゲルカヤノ29をおすすめします。

関連記事
【Asics】ゲルカヤノ29 詳細情報│前作の28との違いは?

【Asics】ゲルカヤノ29 詳細情報│前作の28との違いは?

アシックスの定番シューズであるゲルカヤノ(GEL-KAYANO)29の特徴・用途をレビューします。前作のゲルカヤノ29との比較も行います。

ノヴァブラスト3との違い

ゲルニンバス25とノヴァブラスト3の違い

商品画像の引用元:asics.com

 ノヴァブラスト3反発力に特化したモデルで、ミッドソールにはFF Blast Plusが使用されています。

 ノヴァブラスト3はゲルニンバス25にクッション性は劣る(決して低くはない)ものの、軽くて応答性が良いためスピードの出しやすさで勝ります。

 フルマラソンの完走を目標とするならゲルニンバス25の方が良いですが、ある程度スピードを出したい方や弾む感覚を感じたい方はノヴァブラスト3がおすすめです。

関連記事
【Asics】ノヴァブラスト3 レビュー│20g軽量化で使いやすくなった万能モデル

【Asics】ノヴァブラスト3 レビュー│20g軽量化で使いやすくなった万能モデル

弾むような反発力が特徴のBlastシリーズのノヴァブラスト3の特徴・用途をレビューします。旧モデルのノヴァブラスト2との違いも解説します。

他社の似たシューズ

ゲルニンバス25と似たシューズ

商品画像の引用元:(左)asics.com (中央)nike.com (右)hoka.com/jp

 ゲルニンバス25のようにクッション性の高いフォーム材を贅沢に使用したモデルとしては、ナイキのインヴィンシブルラン2、ホカオネオネのボンダイ8が挙げられます。

 インヴィンシブルランのミッドソールには、ナイキ最速のマラソンシューズと同じズームXが使用されています。

 ゲルニンバスのFF Blast Plus Ecoと同じく反発力が高いフォーム材なので、乗り心地使用場面が似ています。

 ボンダイ8はスニーカーとしても人気のモデルです。反発力は高くないので、純粋にクッションを求める方におすすめです。

関連記事
【HOKA】ボンダイ8 詳細情報│スニーカーにも最適な厚底モデル

【HOKA】ボンダイ8 詳細情報│スニーカーにも最適な厚底モデル

ホカオネオネの初心者向けランニングシューズであるボンダイ8の特徴・用途をレビューします。前作のボンダイ7との違いも解説します。

まとめ

 ゲルニンバス25の特徴・用途をまとめると以下のようになります。

  • 41.5mmの超厚底で過去最大のクッション性
  • 新素材のFF Blast Plus EcoPureGELを採用
  • ゆっくり長く走る場面におすすめ
  • 軽さを求めるならノヴァブラスト3も選択肢

おすすめ記事

【2024版】アシックスのランニングシューズ23足まとめ|カテゴリー別に紹介

【2024版】アシックスのランニングシューズ23足まとめ|カテゴリー別に紹介

アシックスのランニングシューズをカテゴリー別にまとめました。購入時の参考にしてください。

【ミズノ】ウエーブライダー27 詳細情報│ウエーブスカイ7との違いは?

【ミズノ】ウエーブライダー27 詳細情報│ウエーブスカイ7との違いは?

ミズノの代表モデルであるウエーブライダー27の特徴・用途をレビューします。旧モデルのウエーブライダー26や、ウエーブスカイ7との比較も行います。

【NIKE】エアズームペガサス39 レビュー|軽量化されて汎用的に!

【NIKE】エアズームペガサス39 レビュー|軽量化されて汎用的に!

ナイキの代表モデルであるエアズームペガサス39の特徴・用途を解説します。前作のペガサス38との比較も行います。

【2024版】ミズノのランニングシューズ17足まとめ│レベル・目的別に紹介!

【2024版】ミズノのランニングシューズ17足まとめ│レベル・目的別に紹介!

ミズノのランニングシューズをレベル・目的別に紹介します。人気ランキングも作成したので、購入時の参考にしてください。