【NB】FuelCell REBEL v3 レビュー│幅が広くなり安定性が改善
ニューバランスの軽量ジョギングシューズであるFuelcell REBEL v3の特徴・使用感をレビューします。旧モデルのREBEL v2との比較も行います。
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商品概要
商品画像の引用元:shop.newbalance.jp
- 定価(税込): ¥14,850
- 重量: 209g(27.0cm), 191g(25.5cm), 179g(24.5cm)
- 厚さ: 31mm
- ドロップ: 6mm
- ミッドソール: FuelCell
- 主な用途: ジョギング、ロング走、テンポ走、インターバル、5km~フルマラソン(サブ3〜サブ5)
非常に軽量で反発力・クッションにも優れたFuelCell REBELの3代目モデルです。
ミッドソールにはニューバランス最高の反発力を持つFuelCellが使用されています。弾力性が高く、クッション性にも優れています。
重量(25.5cm)は実測191gでした。メタスピードエッジ+(Asics)、アディオスプロ3(Adidas)といったレーシングモデルと同等でかなり軽いです。
このため用途が幅広く、中〜上級者はジョギング~LT走、初〜中級者はスピード練習全般、ロードレースでの使用がおすすめです。
実際の使用感
普段はジョギングで使う予定ですが、スピード感を確認するためにLT走(1600×3)で使ってみました。
サイズは普段のサイズである25.5cmがフィットしました。ジョギングで使用すること多いと思うので、迷ったら大きい方のサイズで良いと思います。
ペースは3'10"/km前後でしたが、かなり軽くて反発力があるので余裕をもって走れました。レーシングモデル(SC Elite v3)と比較しても引けを取らないと思います。
安定感もそこまで気にならず、もう少し速いペースでも2'55"/kmくらいまでであれば使えると感じます。
クッション性も非常に高く、フルマラソンでも十分使えそうです。キロ4ペースなら簡単に出てしまうので、サブ3を狙うなら十分すぎる性能です。
性能の高さに反してあまり注目されていない印象がありますが、ここまで軽くて反発力・クッション性が高いシューズはあまりないので、気になったら是非試してほしいです。
FuelCell REBEL v2との違い
商品画像の引用元:shop.newbalance.jp
FuelCell REBEL v3は、旧モデルのv2から厚さが約2mm増加してクッション性が向上しました。
基本的に厚くなると安定性は低下しますが、ミッドソールの幅を広くしたことでむしろ安定性は向上しました。
厚みが増した影響で重量は若干増加し、幅が広くなったことでv2よりもジョギング寄りのシューズになったといえます。
ただし、依然としてジョギングシューズとしては超軽量な部類に入り、スピードトレーニングやロードレースでも対応できることに変わりはありません。
アッパーはニット素材を採用して通気性と耐久性が向上し、後足部はアキレス腱から逃げるような形状になりフィット感が向上しました。
以前の記事ではアキレス部に当たらないようにシューズの一部をカットしていましたが、今作ではその必要がなくなりました。
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他社の似たシューズ
商品画像の引用元:(左)shop.newbalance.jp (中央)asics.com (右)brooksrunning.co.jp
FuelCell REBEL v3のように軽量で反発力が高いフォーム材が使用され、さらにプレートがないシューズは中〜上級者のジョギング・トレーニング用として人気が高いです。
これらの特徴を満たす他社のシューズとしては、アシックスのノヴァブラスト3や、ブルックスのハイペリオンマックスが挙げられます。
ノヴァブラスト3はFuelCell REBEL v3よりも重いですが、約37mmの厚底効果により弾む感覚が強いです。
ハイペリオンマックスはスピードトレーニング寄りのシューズです。ミッドソールがやや硬く、安定感があります。
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まとめ
FuelCell REBEL v3の特徴・用途をまとめると以下のようになります。
- ジョギング用シューズとしては超軽量
- 反発力が高いため、トレーニング・レースでも使える
- 前作の欠点である安定性が改善された
- アキレス部が反った形状となりフィット感が向上した