【NIKE】ズームフライ5 レビュー|プレート入りのズームボメロ

 ナイキのズームフライ5特徴・用途を解説します。前作のズームフライ4との違いについても解説します。

商品概要

スペック

ズームフライ5 搭載技術

商品画像の引用元:nike.com

  • 定価(税込): ¥18,700
  • 重量: 286g(27.0cm)
  • 厚さ: 41mm
  • ドロップ: 8mm
  • ミッドソール: ZoomX + EVA(ファイロン)
  • 主な用途: 10km~フルマラソン(サブ3.5~サブ5)、ロングインターバル、テンポ走、ロング走、ジョギング

 ズームフライ5は前作から大幅にアップデートされ、より多くのランナーに扱いやすいシューズとなりました。

 重量(27.0cm)は286gとやや重いものの、クッション性・反発力・安定性が高く、様々な場面で活躍します。

 WAのシューズリストには掲載されておらず、厚さはサイズにもよりますが40mmを超える可能性があります。

 公認のロードレースで厚さの測定が考えられる場合(上位入賞するなど)は、使用を避けたほうが良いかもしれません。

ミッドソールの構成はボメロと同じ

ズームフライ5とボメロ16の違い

商品画像の引用元:nike.com

 ズームフライのミッドソールには2~4代目まではリアクトという材質でしたが、今作(5代目)でズームXとEVAの組み合わせに変更されました。

 この組み合わせはジョギング用シューズであるズームボメロ16と同じで、ズームフライ5はボメロに近くなったといえます。

 ズームXはナイキ最速シューズであるヴェイパーフライにも採用されている材質で、リアクトよりも弾力性があり高いエネルギーリターンが特徴です。

 EVA(ファイロン、SR02と記載されることもあります)はズームXよりも硬度が高く、安定性と耐久性を高める役割があります。

 これに加えズームフライ5にはプレートが内蔵されているため、ボメロよりも推進力が得られ速いペースにも対応します。

ズームフライ4との比較

ズームフライ5と4の違い

商品画像の引用元:nike.com

 ズームフライ5は大幅にアップデートされたため、ズームフライ4と共通点がほとんどありません。

 ズームXに変更されたことで多くの方がレーシング寄りになると期待していましたが、実際は逆でジョギング寄りになりました。

 ズームフライ5に使用されているズームXは、リサイクル材の影響か成形条件の違いか分かりませんが、ヴェイパーフライのズームXよりも硬く感じられます。

 周りがEVAフォームに囲まれているためヴェイパーフライのような高い反発力は得られませんが、幅広になり安定性が高く、ジョギングペースにも対応できます。

 またプレートに関して、前作は明確にカーボンファイバープレートと記載されていましたが、今作では立体的なプレート(海外サイト:articulated plate)と記載されています。

 材質には触れておらず、カーボン製ではない可能性があります。ちなみに、初代ズームフライではナイロン製のプレートでした。

 アッパーも異なり、ズームフライ4では内側のパッドでかかとを固定する構成(ヴェイパーフライと同じ)でしたが、今作では全体的に厚いパッドで包み込む構成になりました。

 重量はズームフライ4から10g程増加しました。これは、アッパーが重くなったことと、ミッドソールが厚くなったことが要因だと思われます。

 以上より、ズームフライ4よりも遅めのペース域のシューズとなり、初心者でも扱いやすくなったといえます。

 用途は広がったものの、速いペース(フルマラソンのレースペース以上)で使用することが多い場合は、ズームフライ4(または3)でも良いと思います。

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ズームフライ5と似たシューズ

アディゼロボストン11 (Adidas)

ズームフライ5とアディゼロボストン11の違い

商品画像の引用元:(左)nike.com (右)shop.adidas.jp

 アディゼロボストン11は硬度が異なる2つのフォーム材が使用されており、ズームフライ5の構造と似ています。

 中にはプレートではなく、骨格に沿った棒状のエナジーロッドが内蔵されています。

 エナジーロッドはカーボンではなくグラスファイバー製で、多くのランナーに対応するため硬度が調整されています。

 ズームフライ5と性能はほぼ同じですが、ボストン11は公認ロードレースで使える上に、ズームフライ5よりも若干軽くてスピード寄りです。

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グライドライド3 (Asics)

ズームフライ5とグライドライド3の違い

商品画像の引用元:(左)nike.com (右)asics.com

 グライドライド32層のフォーム材を組み合わせた構造で、間にプレートが内蔵されています。

 プレートは推進力を生み出すというよりは、ソールが反り上がった形状(ガイドソール)を保つ役割が大きいです。

 ズームフライ5の方が反発力は高いですが、グライドライド3は転がるように楽に走ることができます。

 対象レベルはグライドライド3の方が初心者寄りで、4時間切り〜完走を目指すランナーにおすすめです。

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まとめ

 ズームフライ5の特徴・用途をまとめると以下のようになります。

  • ジョギング〜レース(サブ3.5~サブ5)まで使用可能
  • ズームXに変更も重量は増加
  • 初心者にも扱いやすくなった
  • 前作よりもジョギング(遅いペース)寄り

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