【Adidas】ギャラクシー8 (GLX 8) レビュー│とにかく安い厚底
ギャラクシー8(GLX 8)は、定価6,000円台のアディダスのエントリー向けランニングシューズです。
安いながらも厚底ソールを備えており、普段履き兼用として購入を考えている方も多いと思います。
本記事ではギャラクシー8の特徴・使用感について、同じ価格帯のランファルコン6と比較しながらレビューしていきます。
このシューズが載っているまとめ
目次
ギャラクシー8 基本情報
基本情報・実測値
- 定価
- ¥6,600 税込
- 重量
- 326g 27.0cm代表値 / 289g 25.5cm実測値
- 厚さ
- 37.0mm 代表値 / 37.2mm 実測値
- ドロップ
- 5mm
- ミッドソール
- Cloudfoam
- カテゴリー
- ニュートラル・ライフスタイル
- 主な用途
- アディダス最安モデル
- 価格帯を考えると厚底
- ロッカーによる推進力
- 普段履きとの相性も良い
- ランニング用途では重い
- かかとが抜けやすい
- フォーム自体は硬い
ギャラクシー8の特徴・スペック
ソール構成・クッション
ギャラクシー8のミッドソールにはランファルコン6と同じCloudfoam(クラウドフォーム)が使われていて、材質は一般的なEVAフォームです。
ランファルコン6と並ぶアディダスのエントリーモデルで、ランニングだけでなく普段履きにも使いやすいシューズです。
Cloudfoamの硬度(5回平均値)は41.2HAで、名前に反してかなり硬めでした。
ヒストグラムの通り平均値を大きく上回り、計測したシューズの中でもかなり上位に入ります。
ランファルコン6は35.1HAだったので、同じCloudfoamでもギャラクシー8の方が6HAも硬いです。
材質は同じままぎっしり詰まっているようなイメージで、その分だけ重量も増しています。
ソールの厚さは公表値が37mmで、実測値もほぼ同じ37.2mmでした。
ランファルコン6も同様でしたが、10,000円を大きく下回るシューズとしてはフォーム量は多いです。
ただし硬度が相当高かったため、厚さがあったとしてもランニングシューズとしてはクッション性はそこまで高くありません。
【参考値】反発力・曲げ剛性
反発力の簡易的な指標として鉄球を1mの高さから自由落下させ、反発時の高さを測定しました。
※落下地点の表面性に大きく左右されるため、実際に感じられる反発力とは必ずしも一致しません。
結果はインソールありで35.5cm、インソールなしで44.0cmでした。
インソールありでは平均値を大きく下回りましたが、インソールなしでは平均値に近い数値まで上がっています。
ただし、硬めのフォームがほとんど圧縮しないため、実際に感じられる反発力は低めです。
次に曲げ剛性の簡易的な試験として、前足部を固定した状態から15度曲げるために必要なモーメントを測定しました。
結果は3.37Nmで、プレート非搭載ながら平均値を大きく上回りました。
プレート内蔵シューズにも匹敵する硬さ(ゴツさ)で、ランファルコン6(2.53Nm)と比べてもかなり曲がりにくくなっています。
重量
重量は代表サイズが326g(27.0cm)で、実測値(左右平均)は289g(25.5cm)でした。
ランニングシューズとしては最重量級で、計測したシューズの中でも2番目に重い数値でした。
実際に履いても数値の通り全体的にずっしりとしていて、軽さはほとんど考慮されていません。
このため、ランニング専用ではなく普段履き兼用として考えることをおすすめします。
サイズ感(内寸・外寸)
25.5cmサイズにおける内寸(全長・前足部高さ・前足部幅・後足部幅)の測定結果は以下のようになりました。
全長と幅はどれも平均値付近で、普段のサイズで問題ありませんでした。
前足部高さは平均値より少し高く、アッパーが全体的にゴツくて足にフィットしにくいため、ホールド感は弱めです。
後足部幅も平均値をわずかに上回っていて、かかと周りが広いため着脱のしやすさではメリットになります。
外寸(アウトソールの幅)の測定結果は以下のようになりました。
結果は前足部が105.7mm、後足部が85.5mmでした。
厚さはあるものの前足部の幅は平均値を下回っていて、接地面積は広くは設定されていません。
それでも後足部は平均値を少し超えるくらいなので、フォームの硬さも合わせて考えると安定感は悪くありません。
実走・性能レビュー
安さの割に厚底感とロッカーが強い
厚さ・重量・曲げ剛性の高さでとにかくゴツく、安いシューズにありがちなペラペラ感は一切ありません。
そのため安価なシューズとしては珍しくロッカーが強く、ゴツさと厚さを活かした推進力がしっかり感じられます。
反発力は低くてもロッカーで押されるシューズとしては、アディゼロペーサー(¥11,000)にかなり近い感覚です。
ミッドソールはアディゼロペーサーのライトストライクの方が軽く、同じくらいの厚さで実測52g軽いため、重量差が価格に反映されているイメージです。
それでもロッカーのおかげで重量感は和らぎ、ウォーキング程度なら全く重さは気にならず快適に進みます。
もう1点フィット感でもアディゼロペーサーと差がついていて、ギャラクシー8はかかとが抜けやすくスピードが出しづらいです。
曲げ剛性が高いため足を曲げてもシューズが追従しづらく、後足部が広いため簡単に抜けてしまいます。
逆にいえば着脱のしやすさではメリットになるので、やはり普段履き兼用と考えた方が良いと思います。
ランファルコン6よりはスニーカー寄り
同価格帯のランファルコン6(Amazonではコアランナー6)との違いを解説します。
| GLX 8 | Runfalcon 6 | |
|---|---|---|
| ¥6,600 | 定価 (税込) |
¥7,150 |
| 289g | 実測重量 (25.5cm) |
260g |
| 37.2mm | 実測厚さ | 35.7mm |
| 5mm | ドロップ | 10mm |
| Cloudfoam | ミッド ソール |
Cloudfoam |
| 41.2HA | ソール 硬度 |
35.1HA |
どちらもアディダスの低価格シューズで、世代ごとに価格は少しずつ変わっていますが、現時点ではギャラクシー8が最安です。
同じCloudfoamでも成形条件が異なるのか、ギャラクシー8の方が硬めに調整されています。
厚さは実測でギャラクシー8の方が1.5mm厚いですが、ドロップが5mmのため前足部では6.5mmほど厚いことになります。
このためフォーム量の差はそこそこあり、またフォームが硬めのため圧縮しづらいこともあり、厚底シューズを履いている感はギャラクシー8の方が強いです。
ただしクッションは硬度差を考慮すればランファルコン6の方がやや高く、一方でロッカーで転がされる感覚はギャラクシー8の方が強いです。
全体的な性能ではランファルコン6の方がランニングシューズ感がありますが、用途は大きく変わらないため、ライド感の好みで選ぶのがおすすめです。
シンプルで軽ければ良いならランファルコン6、厚底感とロッカーで前に運ばれる感覚が好きならギャラクシー8で良いと思います。
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どんなランナーにおすすめ?
ギャラクシー8は以下のようなランナーにおすすめできるシューズです。
- お手軽に厚底感やロッカーを体感したい
- ウォーキングや普段履きがメイン
- ロッカーで前に進む感覚が好み
- 過度に柔らかいシューズは苦手
逆に、以下のようなランナーには合わない可能性があります。
- 軽さと反発力で軽快に走りたい
- かかとのホールド感を重視したい
- ふかふかなクッションが欲しい
