【永久保存版】50m〜フルマラソン│タイム予測ツール
陸上競技やマラソンに出場していると、その記録の価値や、他種目ではどれくらいに相当するか気になることは多いです。
本サイトでは記録の相関表を公開していましたが、その相関表を利用して予測タイムを計算するツールを作成しました。
種目の選び方や予測タイムの見方に少しコツがあるため、初めての方は計算原理・注意点を読んでから使用することをおすすめします。
タイム相関表の記事リンク
| 短距離 | |
|---|---|
| 中距離 | |
| 長距離 |
タイム予測ツール
自身が持っている記録を2種目または3種目入力することで、他の種目の予測タイムを計算します。
予測式の立て方が異なるため、短距離(60m〜400m)、中距離(300m〜1500m)、長距離(1500m〜フルマラソン)に分けています。
長距離種目は計算が発散してしまうため、タイムに上限・下限を設けています。
例えばフルマラソンなら、2時間01分〜5時間21分の範囲外は計算が打ち切られます(時間がある際に、幅広く計算できるように対応します)。
計算原理について
本サイトでは、以下の記事で短距離・中距離・長距離のタイム相関表を公開しています。
▼短距離
▼中距離
▼長距離
相関表では同じ価値の記録が横に並ぶようにしていますが、スピード型・スタミナ型などタイプに個人差があるため、自身の記録が横に一直線上に並ぶことは少ないです。
例えば中距離の相関表で私の記録に丸をつけましたが、記録が右肩上がりになっていることが分かると思います。
理由は中距離選手として見た場合はスタミナ型であり、最も1500mが得意な種目になるためです。
このように記録が右肩上がりになることもあれば、その逆もあり、または最も得意な種目が頂点にくる「∧」のような形状になることもあります。
このため、相関表を見るときは自身がどのようなタイプで、記録がどのように並ぶかを把握する必要があります。
本記事のタイム予測ツールではこの考え方を利用しており、2種目入力した場合はその2点を通る直線を引くことで他の種目のタイムを予測しています。
2種目入力時のタイム予測イメージ
例えば上の例では800m(1分51秒)と1500m(3分45秒)のタイムを入力していますが、やや右肩上がりのスタミナ型タイプを反映しています。
この例では直線が通る部分を見ることで、400mは51秒台、1000mは2分22秒台と予測されます。
3種目入力した場合は、両端の種目で直線を引いたときに、中央の種目が上側にくるか(上に凸になるか)下側にくるか(下に凸になるか)で場合分けします。
まず直線の上側にきた場合は、中央の種目から両側の種目に向けて直線を伸ばします。
3種目入力し、上に凸形状の場合
上の短距離の例では、中央の200m(22秒40)から、両側の100m(11秒10)・400m(52秒00)に直線を伸ばしています。
先ほどと同様に直線が通る部分を見ることで、150mは16秒7、300mは36秒6あたりで算出されます。
一方で直線の下側にきた場合は、中央の種目はさらにポテンシャルがあると判断し、両端の2種目のみから引いた直線でタイム予測を行います。
3種目入力し、下に凸形状の場合
先ほどの例で200mのタイムのみ23秒00に変更しましたが、両端の種目から引いた直線よりも下側にきていることが分かると思います。
この場合は200mのタイムにもっとポテンシャルがあると判断し、直線の位置まで上にシフトすることで22秒6あたりが算出されます。
使用上の注意点・コツ
フルマラソンの予測は速く出やすい
本記事の予測ツールでは、フルマラソンの予測タイムはやや速く感じる方が多いと思います。
例として相関表のフルマラソン3時間切り(サブ3)の部分を見てみると、ハーフは85分半、5000mは18分台前半となっています。
ただし実際にサブ3を達成している方の多くは、ハーフなら84分台、5000mなら17分台の記録を持っていると思います。
相関表でフルマラソンのタイムが速く見える理由は、他の種目と違ってエネルギー不足や足がつることによる失速が多いためです。
予測式ではこのようなトラブル(いわゆる30kmの壁など)は考慮されていないため、有酸素能力で出しきった際に予想される理論的なタイムと考えてください。
入力時も同様で、フルマラソンのタイムから他の種目の記録を予測することは避ける方が望ましいです。
例えば5000mとフルマラソンのタイムを入力した場合、その間の種目はフルマラソンに引っ張られて過小評価され、逆に5000m未満の種目は過大評価される可能性があります。
外れ値・距離が近すぎる種目は避ける
ここまで紹介したように、入力した種目を用いて直線を引いているため、なるべく安定した記録を選ぶことが望ましいです。
また入力する種目の距離が近すぎると、どちらかの種目が上下した際に傾きが大きく変化してしまいます(感度が高くなってしまいます)。
傾きが極端に大きくなってしまった例
上の例では800m(1分51秒)の選手が、滅多に出場しない1000m(2分26秒)を用いてタイム予測を行っています。
出場回数が少ない種目や、練習で出した記録は自身のポテンシャルを最大限に引き出せていない可能性が高く、相関表では本来よりも下に位置してしまいます。
この例では1000mが大きく下側に位置しており、かつ800mとの距離が近いため、直線の傾きが大きく左上がり(右下がり)になってしまいます。
このまま計算すると左側の400mは47秒5と過大評価され、右側の1500mは4分00秒と過小評価されてしまいます。
予測タイムが明らかにズレている場合は、この傾きがどうなっているか確認してみてください。
できるだけ自身の適性を表した曲線とするためにも、信頼できる記録かつ距離が近すぎない種目で入力することをおすすめします。



