大阪マラソン大会情報│難易度、倍率、完走率、平均タイム予測
毎年2月に開催される大阪マラソンの大会情報、難易度、倍率、完走率、平均タイムなどを紹介します。
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大会概要
基本情報
- 開催日:2024/2/25 (2022年大会から2月下旬に変更)
- スタート時刻:9時15分〜(順次ウェーブスタート)
- 参加費:17,200円(国内)、19,200円(国外)
- 制限時間:最長7時間(16時15分まで)
- 定員:32,000人
- 完走率:95~97%前後
- 完走難易度:★☆☆☆☆
- コース難易度:★★☆☆☆
2023年大会の情報
定員30,000人を超える大規模な大会です。2019年大会よりウェーブスタート(時間差スタート)が導入され、スタート時の混雑がある程度緩和されました。
制限時間は最長7時間(16時15分まで)ですが、例えば第3ウェーブで9時45分スタートの場合の制限時間は実質6時間30分になります。
2月開催で気温が低く、コースは全体的にフラットで制限時間が長いため、完走率は95〜97%前後と高めです。難易度は高くないため、初心者も完走しやすい大会だといえます。
アクセス
受付、スタート会場は以下の通りです。
受付 (インテックス大阪)
- 大阪メトロ中央線「コスモスクエア駅」から徒歩9分
- 大阪メトロ南港ポートタウン線「トレードセンター前駅」から徒歩8分
- 大阪メトロ南港ポートタウン線「中ふ頭駅」から徒歩3分
受付(レース2日前〜前日)はインテックス大阪で行われます。新大阪からの所要時間は約45分で意外と遠いです。EXPOも開催されていて、同伴者も無料で入場可能です。
会場 (大阪城公園)
- JR大阪環状線「大阪城公園駅」から徒歩1分
- 大阪メトロ中央線「森ノ宮駅」から徒歩1分
- 大阪メトロ長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク駅」から徒歩3分
2019年大会のコース変更に伴い、スタート会場・フィニッシュ会場どちらも大阪城公園となりました。
基本的には大阪城公園駅か森ノ宮駅を利用しますが、ブロックによってどちらかが近くなります。
コース・関門
関門位置 | 閉鎖時刻 | ペース(9:15スタート) | ペース(9:45スタート) |
---|---|---|---|
5.4km | 10:47 | 17'02"/km | 11'28"/km |
13.7km | 12:00 | 12'02"/km | 9'51"/km |
18.7km | 12:44 | 11'10"/km | 9'34"/km |
22.6km | 13:18 | 10'45"/km | 9'25"/km |
25.8km | 13:46 | 10'30"/km | 9'20"/km |
31.1km | 14:35 | 10'17"/km | 9'19"/km |
34.9km | 15:09 | 10'08"/km | 9'17"/km |
37.4km | 15:31 | 10'03"/km | 9'15"/km |
39.5km | 15:50 | 10'00"/km | 9'14"/km |
41.5km | 16:08 | 9'57"/km | 9'13"/km |
42.195km | 16:15 | 9'57"/km | 9'14"/km |
2023年大会の情報
2019年にコース変更があり、大阪城公園発着になりました(以前は大阪城公園発、インテックス大阪着)。
全体的にフラットですが、後半(27.5km、30km手前)に10m〜20m程度の坂があり、折返しが多いです。
ただし、2022年大会で星岳選手が2時間07分31秒、2023年大会では西山和弥選手が2時間06分45秒の初マラソン日本記録(当時)を樹立していることから、比較的タイムは出しやすいコースであるといえます。
関門の閉鎖は時刻で決められているので、例えば第3ウェーブで9時45分にスタートした場合は、関門時間は30分厳しくなります。
ただし閉鎖時刻自体はそこまで厳しくなく、1キロ9分ペースで走っていれば大丈夫です。10kmあたり90分以内と考えれば計算しやすく目安になると思います。
抽選倍率(一般枠)
抽選倍率(一般枠)は以下の通りです。車いす、市民アスリート、大阪スポーツ応援ランナー、チャリティランナー、連続落選者枠は除いて計算しています。ただし、連続落選者枠から漏れて一般枠に移った人数は含めています。
年度 | 倍率 |
---|---|
2023 | 0.74倍(21320/28620) |
2019 | 4.98倍(124297/24960) |
2018 | 4.73倍(115173/24346) |
2017 | 4.83倍(117650/24334) |
2016 | 4.76倍(122604/25737) |
2015 | 4.63倍(128754/27779) |
2014 | 4.95倍(137557/27789) |
2020〜2021年は開催なし、2022年はエリート部門のみ
2019年まで抽選倍率は4~5倍を推移していましたが、2023年大会では定員割れとなり全員当選しました。
その後、追加で7,300人の二次募集(先着順)が行われ、当日は29,285人が出走しています。
定員割れした理由はコロナの影響が大きいと思いますが、参加費が値上がりしたことも大きいと思います。
宿泊地
当日は電車が混み合うので、スタート会場の大阪城公園に近いホテルに泊まり、疲労を溜めないようにすることをおすすめします。
乗換なし、かつ大阪城公園に近い駅としては、京橋、本町が挙げられます。大阪環状線が通る大阪、天王寺も乗換なしで行けます。
大阪城周辺の安いホテルはすぐに埋まってしまうので、早めの予約をおすすめします(以下、楽天トラベルのリンクです。)
完走率と気温の推移
完走率 | 気温(号砲時) | 気温(3h後) | |
---|---|---|---|
2023 | 95.3% | 4.4℃ | 6.3℃ |
2019 | 95.8% | 10.1℃ | 14.2℃ |
2018 | 95.3% | 9.9℃ | 14.0℃ |
2017 | 97.8% | 13.1℃ | 14.5℃ |
2016 | 97.1% | 16.4℃ | 19.9℃ |
2015 | 97.6% | 19.0℃ | 20.2℃ |
2014 | 93.8% | 19.6℃ | 24.4℃ |
2020〜2021年は開催なし、2022年はエリート部門のみ
完走率は95〜97%前後と高いです。東京マラソンと同程度の完走率で、完走難易度は低いといえます。
2014年は94%を切っていますが、この年はスタート3時間後の気温が25℃近くまで上がっていた影響が大きいと思われます。
2019年大会からは2月下旬の開催となったため気温が高くなることは考えられず、完走率が低くなることはないと思います。
各タイムの割合・平均タイム予測
2019年大会の各タイムの割合は以下の通りです。また、これらの数値から統計的に推測したタイム分布と平均タイムも紹介します。
大阪マラソンのタイム分布(推測)
男子 | 女子 | |
---|---|---|
平均タイム(推測) | 4時間39分 | 5時間04分 |
サブ3 | 4.0% | 0.5% |
サブ4 | 29.0% | 14.1% |
サブ5 | 62.2% | 46.2% |
サブ6 | 88.8% | 83.7% |
グロスタイム基準
平均タイム(推測)は男子が4時間39分、女子が5時間04分で、制限時間が7時間の大会としては平均よりもやや速い印象です。
特に男子はサブ3の割合が4.0%と高く、参加者全体のレベルを引き上げています(女子は大阪国際女子マラソンに流れていると思われます)。
まとめ
大阪マラソンの特徴は以下の通りです。
- 定員30,000人以上で大規模
- 抽選倍率は4〜5倍を推移していたが、2023年大会はコロナ影響で定員割れ
- 完走率は95〜97%程度で、完走難易度は低い
- 制限時間は最長7時間だが、第2ウェーブ以降は時間差の分だけ短くなる
- コースは全体的にフラットだが、後半に10〜20mの坂がある
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