横浜マラソンの難易度|首都高のカーブの傾斜に注意!

 毎年20,000人以上のランナーが出走している横浜マラソンの特徴(完走率、コース難易度、平均タイムなど)を解説します。

大会概要

 横浜の観光スポットがコースなっていて、景色雰囲気が楽しめる大会です。ゴール後にみなとみらいや中華街を観光できるのも嬉しいポイントです。

 参加料は20,000円と高額ですが、制限時間が長く完走率は93%前後と高めです。

  • 開催時期:10月~11月
  • スタート時刻:8時30分
  • 制限時間:6時間30分
  • 参加料:20,000円
  • 定員:23,000人
  • 完走率:93%前後
  • 難易度:★★☆☆☆

コースの特徴(非公認のため注意!)

横浜マラソン コース

引用:yokohamamarathon.jp

 日本陸連未公認のため、完走しても公認記録にはなりません。これは第1回大会(2015年大会)で距離が200m弱足りなかったためですが、現在は距離は42.195kmになるように修正されています(ただし公認申請はしていない)。

 2019年大会まではみなとみらい大橋がスタートでしたが、2022年大会から横浜市役所がスタートになりました(2020年、2021年大会は中止)。

 序盤終盤は横浜・みなとみらいの観光スポットを走れるため、飽きずに楽しく走れると思います。

 基本的にフラットで走りやすいですが、首都高の区間(約11km)はやや難易度が高いです。

 首都高に入るところで20m程上るうえに、カーブでは左右の傾き(バンク)があるため走りづらいです。また、沿道の応援もないため精神的にもきつい区間です。

 また、人数が多いため後ろからスタートする場合はスタート位置にたどり着くまで20~30分かかる場合があります。

 このため、記録を狙って走るというよりは、マラソンの雰囲気やゴール後の観光を楽しみたい方におすすめだといえます。

完走するためのペース

 完走をするためのペースは以下の通りです。

スタート位置まで 完走ペース
0分 9'14"/km
5分 9'07"/km
10分 9'00"/km
15分 8'53"/km
20分 8'46"/km
25分 8'39"/km
30分 8'31/km

 制限時間は6時間30分のため、スタート位置手前から走れれば9'14"/km(1kmあたり9分14秒)のペースで完走することが可能です。

 ただし、実際はスタート位置まで15分以上かかる場合が多く、このロスタイムも考慮に入れてペースを計算する必要があります。

 最悪の場合を想定してスタート位置まで30分かかるとすると、制限時間は実質6時間となるため、完走するためのペースは8'31"/kmとなります。

 以上より、完走を目標とするなら8'30"/kmよりも速いペースで走ることをおすすめします。また、歩くことを想定するなら8'00"/kmペースが現実的だといえます。

完走率・気温の影響

年度 気温(8:30) 気温(9:30頃) 完走率
2019 18.5℃ 16.4℃ 93.7%
2018 19.1℃ 25.1℃ 92.0%
2016 9.0℃ 12.0℃ 94.3%
2015 8.0℃ 9.0℃ 96.0%

 2015年・2016年大会3月中旬の開催だったため、気温は10℃前後走りやすい気候でした。

 2018年大会からは10月下旬頃の開催となったため、20℃近い気温の中走ることになります。

 表から分かるように気温が上がるほど完走率は落ち、特に25℃まで上がった2018年大会の完走率は92.0%と最も低いです。

 ただし他の大会の完走率と比べれば十分高い値であり、完走難易度はさほど高くないといえます。

平均タイム・タイム分布

 2019年大会の全結果(男子19,594人、女子5,601人)を収集しデータ化しました。平均タイムは以下の通りです。

男子 女子
平均タイム(グロス) 4:57'01 5:19'48
平均タイム(ネット) 4:43'18 5:03'09
サブ3 0.9%/0.9% 0.0%/0.0%
サブ3.5 5.8%/6.5% 0.8%/0.9%
サブ4 17.7%/22.0% 4.8%/6.7%
サブ4.5 32.9%/40.3% 15.3%/21.4%
サブ5 51.0%/61.5% 32.4%/44.7%

※サブ3~5の割合は、左がグロスタイム、右がネットタイム基準

 表に示した通り、グロスタイムの平均男子が4時間57分01秒、女子が5時間19分48秒となりました。

 サブ3の割合は男子が0.9%、女子が0.0%(数名)でした。また、サブ4の割合は男子が17.7%、女子が4.8%でした。

 いずれも低めの数値ですが、これはコースが悪いためではなく、非公認の大会のため、上位層の選手があまり出場していないためだと思われます。

 さらに大都市での開催ということもあり、ファンランでも気軽に参加しやすいことも要因だと思われます。

 次に、タイム分布は以下のようになりました。縦軸は相対度数、横軸はグロスタイム(5分刻み)です。

横浜マラソン タイム分布(グロス)

 やはりレベルの高い選手が少ないためか、3時間を切るタイムはほとんど出ていないです。グラフは右側に偏っていて、予測通りファンラン層が多いように見えます。

 グラフが途中で切れているようにも見えますが、これは制限時間ぴったりで切られて6時間30分以降の記録は残っていないためです。

 また、ネットタイムの分布は以下のようになりました。

横浜マラソン タイム分布(ネット)

 当然ながらグラフは左方向にシフトしています。男性は4時間切りを目指して走った方が多いことも分かります。

 ネットタイムでは6時間30分ギリギリでゴールした方はほとんどおらず、完走するためにはネットタイムで6時間10分程度の走力が必要になりそうです。

まとめ

 横浜マラソンの特徴をまとめると以下のようになります。

  • コースは非公認だが、完走難易度は低い
  • 横浜の観光スポットを走れる
  • 首都高のカーブは傾斜がついていて走りづらい
  • 記録よりもマラソンを楽しみたい方におすすめ

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